コラム カメラのナニワ 京都店

【楽しく撮ろうよ!カメラと散歩 004】ISO感度と露出のまとめ!

 

何段相当、増減感?ラチチュードにEV値!?(@_@)
難しい話は置いといて、楽しく撮ろうよ!カメラと散歩 第四回目です。

今回は、「ISO感度と露出のまとめ!」

前回からの続きで、初心者向け「撮影の基本 露出」3回連続講座。
1.絞りについて 2.シャッタースピードについて 3.感度について の第三弾です。


*このコラムは、あくまで初心者向けとなります。とんでもなく難しい用語や些細な事は省いて、楽しく写真を撮りながらスキルアップできれば良いのではないかと思います。難しい事は一通り基本をこなして、それからネットで調べるなり、動画を探してみるなりで覚えればいいかなと思っています。(*´▽`*)


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【楽しく撮ろうよ!カメラと散歩 全シリーズ】


・・・・ 用語解説 ・・・・

◆ISO感度ってなに
フィルムに当たる光を取り入れる感度の事をISO感度といい、デジカメの場合はセンサーに当たる光を取り入れる感度の事をさします。「アイエスオー」や「イソ」と言います。 (+_+) ややこしいですね。。。


簡単に言うと、写真はレンズを通った光で作られるもので、その光を感じる感度を数字で表したものだと思ってください。


この数字が大きければ大きいほど、感度が高くなって光が少なくても写真が撮れる。
逆に小さければ小さいほど、感度が低くなってたくさんの光が必要となります。
フィルムの場合は、パッケージに書かれている「100」とか「400」とかの数字になり、一度カメラに入れてしまうと、基本的にはその感度で撮影しなければなりません。デジカメの場合は、フィルムと違い感度をその都度変えることが出来便利です。

◆ISO感度オートってなに
デジカメの場合、撮影者が指定した絞り値とシャッタースピードに合ったISO感度を自動で設定してくれる機能がついていたりします。とても便利なもので、シャッターチャンスと意図した露出を優先とするスナップ撮影などでは非常に便利な機能です。


・・・・ 説明と作例 ・・・・

はい!皆さん!「ISO感度と露出のまとめ!」の始まりです♪

今回も、露出をコントロールできるカメラが必要となります。
絞り、シャッタースピード、ISO感度などを自分で変更・調整できるカメラです。
一部のオート専用カメラ、コンパクトカメラ以外なら、だいたいコントロールすることが可能です。

まず前半はISO感度について説明。後半は以前に説明した絞り、シャッタースピードと今回の感度を合わせたまとめを説明したいと思います。

★☆★ ISOについて ★☆★

★ ISO感度が高いとどうなるの?

フィルム・デジカメとも、感度が高くなると早いシャッタースピードを使えたり、絞りを絞って撮影できたり、また暗い所でも撮影ができますが、ノイズや粒子が荒くなり、撮影した写真がザラザラになってしまうデメリットもあります。ただしデジタルカメラに関して言えばISO感度が少々高くても問題ないぐらいに進化しています。

★ ISO感度が低いとどうなるの?

感度が低くいと、暗い場所では写真が写りません。そのため絞りを開けて光をたくさん入れる、またはシャッタースピードを遅くする(ブレやすくなる)などの対処が必要です。そのかわりノイズや粒子の目立たない精細な写真を撮ることが出来ます。最近のデジカメや新しいレンズにはブレ防止機能などがついているものもあり、ブレにくくなっています。感度の低いフィルムを使うときは三脚があると便利でしょう。

例:暗い所では、高感度の方が同じ条件でも明るく写る。

★ ISO感度の目安はどうすればいいの?

初心者は、感度400を中心に上は高感度、下は低感度と覚えておけばOK!
カラーフィルムで販売されている一般的な感度を例に簡単にまとめてみた。

感度100/200 … 晴れた屋外で、風景や動きの少ない被写体を撮るとき。シャッタースピードが遅くなる時は三脚などが必要。
18㎜ F11 1/45秒 ISO200 淡路島水仙の里

18㎜ F8 1/1000秒 ISO200 富士山


感度400 … ある程度オールマイティに使える感度。曇りの日の撮影や、明るいレンズ(F2.8など)があれば明るい室内なら何とか撮れる。
28㎜ F8 1/250秒 ISO400 八ヶ岳網笠山(曇り)
35㎜ F2.8 1/30秒 ISO400 奈良のお茶屋さん(室内)

 

感度800以上 … 少し暗い室内や夜景、早い動きをする被写体に向いている。ただし暗すぎるとストロボがあった方が良い。
140㎜ F5.6 1/45秒 ISO800 ブレ防止機能使用 大阪キャンドルナイト 

130㎜ F5.6 1/30秒 ISO1600 ブレ防止機能使用 大阪スカイビル

初心者は、感度400のカラーネガフィルムから始めて徐々に自分の撮影スタイルに合った感度を見つけると良いでしょう。

★☆★ 露出のまとめ ★☆★
 
露出シリーズ全3回、いかがでしたでしょうか?

ボケを演出する「絞り」
被写体の動きを制御する「シャッタースピード」
光を取り入れる感度の「ISO」

最近のデジタルカメラではボケ調整は「絞り優先AE」、被写体の動き(ブレ)調整は「シャッタースピード優先AE」でそれぞれISO感度もオートに設定すれば簡単に撮影できます。フィルムカメラの場合は、撮影場所の明るさや、撮影の意図によってあらかじめISO感度を決めてフィルムを装填しておかなければなりません。慣れるまでは大変でしょうが、上の3つの組み合わせで意図した写真が撮れるようになれば、楽しい「カメラと散歩」が出来るでしょう。
では、いろいろなシュチュエーションでどのように組合せがあるか説明して行きます。

★ ボケボケした写真が撮りたい!

被写体にピントがきて、周りをぼかすにはどういう組み合わせになるのか?
①ボケを演出する絞りを開放(絞りを開ける,数の少ない方にする)近くにし、ボケる量を多くします。
②絞りを開けると光が沢山入ってくるので、シャッタースピードは早くなります。
③暗い場所だとシャッタースピードが上がらないので、ブレない様に被写体の動きや、レンズの焦点距離に応じたISO感度に上げましょう。
135㎜ F4.5 1/750秒 ISO800 大阪万博公園

★ ピントの合う範囲が広い写真、スナップや記念写真などが撮りたい!

①ボケを演出する絞りを絞り込み(数の多い方にする)ます。そうするとピントの合う範囲が広くなります。
②絞りを絞ると光が入ってくる量が減るので、シャッタースピードは遅くなります。
③こちらも明るい場所ならば問題ないのですが、多くの場合はシャッタースピードが遅くなります。被写体のブレ、カメラ側のブレに注意して、ブレないシャッタースピードになるようにISO感度を上げましょう。

12㎜ F11 1/250秒 ISO200 ネパール ボーダナートのお供えの花

★被写体がきっちりと止まった写真が撮りたい!(飛行機や電車、運動会など)

①被写体を止めるために、1/500秒以上の早いシャッタースピードを選びます。
②シャッタースピードを上げると、カメラに入ってくる光の量が少ないので絞りを開ける(少ない方にする)事になります。
③絞りを開けすぎるとピントの合う範囲が狭くなります、必要に応じてISO感度を上げることにより、今の状態より絞りを絞ってピントの範囲を広くすることが出来ます。
38㎜ F8 1/500秒 ISO200 大阪 淀川の鉄橋

★意図的にブレを表現したい!

①シャッタースピードを遅く(1/15秒とか、2秒とか)する。
②シャッタースピード度が遅くなると言う事は、カメラに入ってくる光の量が多くなるので、絞りは絞る(大きな数字の方)事になります。
③明るい場所だと、シャッタースピードが遅くなりづらいです、そんな時はISO感度を下げて、意図したシャッタースピードになるようにしましょう。

11㎜ F8 1/10秒 ISO1600 大阪 淀川の鉄橋

★お部屋の中などの、光の少ない場所でストロボを使わずに撮影したい。

①まずはブレないシャッタースピードを決めます。
被写体が動かない場合は、焦点距離分の1秒以上など
被写体が動く場合は、その動きが止めれるスピードか、撮影時に動きを止めてもらう。
②表現したいボケの絞り値になるまで、ISO感度を上げて撮影する。

18㎜ F3.5 1/30秒 ISO1600 ネパール ポカラの博物館(実はすごく暗い)

28㎜ F5.6 1/30秒 ISO3200 京都水族館 (水槽によるが、結構暗い)

 

・・・・ 撮影してみよう! ・・・・

さあ、カメラを持ってお散歩に出かけましょう♪

今回はISO感度の違いによる、粒状性、ノイズの違いを確かめるために。ISO感度を変えて、同じ構図で同じピント位置で被写体を撮影してください。

ISO感度を固定するのが条件で、撮影するモードは、絞り優先AEモードでも、シャッタースピード優先AEモードでも構いません。後で粒状性、ノイズが確認できれば良いので、ボケ具合などは考えずに、ブレない写真を撮影してください。
撮影する感度は100と400、もしくは800で。
(デジタルの場合は、1600や3200なども加えても良いでしょう)
最後に仕上がりの中から、粒状性(ノイズ)の違いが判別できる、低感度撮影分と高感度撮影分のお気に入りの写真を選んで、今日の「カメラと散歩」の習作としましょう♪

・・・・ 最後に ・・・・

いかがでしたでしょうか? 
初心者向けに3回にわたって露出について簡単にまとめてみました。
写真と言うのは奥が深く、露出についても難しい内容がもっと沢山あります。
難しい事を言い出したらきりがありません。(;^ω^)

まずは楽しく撮影していくことが大事。
そして、自分に合った撮影方法を確立していき、さらに楽しく撮影ができるようになればと思い、つたない文章ですがブログにさせて頂ました。
絞りでボケを、シャッタースピードでブレを、ISOで光を取り込む感度を、基本となるこの三つをぜひマスターして、「カメラと散歩」を楽しんでください。

「いや~、カメラって良いですね。 (^_-)-☆ 」ではまた!

カメラのナニワ京都店スタッフ宮田

★☆★【楽しく撮ろうよ!カメラと散歩】シリーズ ★☆★ 

001 デジタルカメラでオールドレンズを使ってみた!

002 絞りをコントロールしてボケを調整する!

003 シャッタースピードとブレの表現!

★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆


******************

カメラのナニワ京都店は、四条通沿いにございます。
京都へ遊びに来た際は、一度のぞいてみてください、よろしくお願いします。

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