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Monthly Archives: 10月 2015

AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRを試写しました

今回はニコンAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRの商品レビューです。
本レンズは超望遠撮影が手軽に楽しめる、コンパクトな焦点距離300mm(35mm換算450mm)までの画角範囲をカバーする約5.5倍の超望遠ズームレンズです。
高屈折(HRI)レンズの採用で、絞り開放から画面全域にわたるコントラストの高い鮮鋭な描写とともに小型・軽量化を実現しています。高いブレ軽減効果を発揮するVR機構(手ブレ補正効果3.0段※CIPA規格準拠)も搭載しており、手軽に超望遠撮影が楽しめます。

ニコン AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR(1)

絞り優先 55mm 1/15 F8 ISO200 -1.0 WB:AUTO with D600 撮影地:新宿御苑

手振れ補正効果で1/15のシャッタースピードでもシャープな写真が撮れます。

ニコン AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR(8)

絞り優先 70mm 1/80 F11 -1.3 ISO200 WB:曇天 with D600 撮影地:新宿御苑

 F11に絞っても回折現象によるピンの甘さは現れません。

ニコン AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR(10)

絞り優先 100mm 1/500 F5.6 ISO200 +1.3 WB:曇天 with D600 撮影地:新宿御苑

 中間絞りのF5.6でも上記のように背景がボケてくれれば開放値の暗さは気になりません。

ニコン AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR(7)

絞り優先 135mm 1/1250 F4.8 -1.0 ISO200 WB:曇天 with D600 撮影地:新宿御苑

 マイナス補正して背景を落としました。黒がしっかりしまっていて主題を引き立ててくれます。

ニコン AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR(4)

絞り優先 200mm 1/25 F5.6 +1.0 ISO200 WB:曇天 with D600 撮影地:新宿御苑

 こちらはプラスに補正しました。適度な前後のボケで、奥行きを失わない程度に圧縮感が出ています。 

ニコン AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR

絞り優先 300mm 1/100 F8 ISO200 +1.0 WB:曇天 with D600 撮影地:新宿御苑

最後はマイクロ替わりに使ってみました。
手振れ補正も効いていて、適度なワーキングディスタンスも得られるので、花や昆虫の撮影にも向いていると思います。

撮影時に大きなズームリングは快適に操作できたものの、フォーカスリングはAF中に回転し、使用中に何度か指が触れてしまうことがあり慣れが必要と感じました。
また、本ズームレンズはそれほどコンパクト(重さ:530g)ではないので、3桁のニコンボディ以上が使用に適していると思います。4桁のボディで使えないということはありません。

 

担当:いりえ

 

[商品仕様]

型式 ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-S DXズームレンズ
焦点距離 55mm-300mm
最大口径比 1:4.5-5.6
レンズ構成 11群17枚(EDレンズ2枚、高屈折率レンズ1枚)
画角 28°50′-5°20′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
FXフォーマット/35mm判換算:82.5mm-450mmレンズの画角に相当
焦点距離目盛 55、70、100、135、200、300mm
撮影距離情報 カメラへの撮影距離情報を出力可能
ズーミング ズームリングによる回転式
ピント合わせ 超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能
手ブレ補正 ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式
手ブレ補正効果:3.0段※CIPA規格準拠
VRモード:NORMAL
三脚使用時ブレ補正:無し
最短撮影距離 1.4m(ズーム全域)
最大撮影倍率 0.27倍
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
絞り方式 自動絞り
最大絞り 焦点距離55mm時:f/4.5
焦点距離300mm時:f/5.6
最小絞り 焦点距離55mm時:f/22
焦点距離300mm時:f/29
測光方式 開放測光
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 58mm(P=0.75mm)
マウントアダプターFT1適否 AF駆動可
寸法 約76.5mm(最大径)×123mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
質量 約530g
付属品 ・58mmスプリング式レンズキャップ LC-58
・裏ぶた LF-4
・フード HB-57
・ソフトケース CL-1020

ちょっと早めのお年玉キャンペーン

10月26日から、富士フィルムさんが最大¥50,000-のキャッシュバック「ちょっと早めのお年玉キャンペーン」を開始されました。ご購入対象期間は2016年1月13日(水)、応募締切は同1月27日(水)消印分までとなります。

レモン社銀座店では11月初旬~29日まで店頭デモ機もご用意いたしますので、是非お立ち寄り下さい。

富士フィルムキャッシュバック

今回はボーナスポイントが+αの魅力です。

ちょっと早めの、とは云っても年末なんてあっと云う間にやって来ます。何より、カメラがないと「お正月を写そう!」が出来ませんのでこの機会をご利用下さいませ。

最近のキャッシュバックキャンペーンは判りに難い方式の物が多いのも事実。でもご安心下さい!当キャンペーンは明快です。明朗会計なのです!ざっとご説明差し上げますと。

まずは対象ボディ。
X-T1¥10,000-(レンズキット含む)
X-T10¥5,000-(同じくレンズキット含む)
対象レンズは・・・
○¥10,000-キャッシュバック対象「レンズA群」は下記の通り
XF16mm、XF56mmAPD、XF90mm、XF16-55mm、XF50-140mm
○¥5,000-キャッシュバック対象「レンズB群」は下記の通り
XF14mm、XF23mm、XF56mm、XF10-24mm、XF18-135mm(単品)

更に!対象ボディと対象レンズを同時購入しますと、¥10,000-のボーナス金額が発生します。例えば・・・
X-T1+レンズA=キャッシュバック¥20,000-/ここに更に¥10,000-追加となりまして、結果¥30,000-のキャシュバックと相成ります!

X-T1+レンズBであれば、¥10,000-+¥5,000-+ボーナス金額¥10,000-となりまして、この場合は¥25,000-のキャッシュバックになります。

そしてこのボーナス金額、同時購入レンズが2本になると・・・¥20,000-になります!
キャンペーン期間内であれば、お買い上げ日が別々でも「対象製品」である限りボーナス適用となります。

上限設定として、カメラ1台につき同時購入レンズ2本までが対象、便為替での払い戻しとなります。詳細はメーカーサイト又は店頭の応募用紙をご参照下さい。

 

さてさて、ところでもう幾つ寝ると和尚がTwoなんて頃合になりました。年賀状のご用意は如何お進みでしょうか?
レモン社各店頭にて年賀状の受付も実施しておりますので、こちらも併せてお声掛け下さいませ。

 

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRを試写しました

今回はニコンのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの商品レビューです。
レンズキットに使用されたレンズです。ブログ掲載時に旧製品(型落ち)と記しましたが、誤りであることが判明しましたので、2015/11/14に訂正致します。

DXフォーマットで18-55mmはFXフォーマット(35mm換算で27-82.5mm)は、最初のレンズ選択に適しています。
但し、コンデジでも24mmが普通に装備されていますので、広さが足りなく感じるかもしれません。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(1)

絞り優先 24mm 1/160 F9 ISO200 -0.7 WB:AUTO with D600 撮影地:隅田川

カメラ側に歪み補正機能がありますので、その機能を使って撮影しました。
その甲斐あってか、歪みのない自然な描写でした。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(2)

絞り優先 18mm 1/500 F5 ISO200 +0.7 WB:電灯 with D600 撮影地:隅田川

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(2)

スケッチ

隅田川はボランティアに支えられキレイな花が咲いていますが、流石に見納めが近づいていて被写体探しに苦労しました。
絞りF5で空も適度にボケて主題を浮かび上がらせてくれます。
大口径レンズと比較すると物足りなさは否めませんが、最初の1本では十分楽しめる範疇と判断致します。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(3)

絞り優先 55mm 1/1250 F5.6 ISO200 -0.3 WB:電灯 with D600 撮影地:隅田川

 テレ側55mm(35mm換算82.5mm)は自然の中では長さが足りませんが、街中の散歩、スナップでは十分な長さです。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(4)

絞り優先 45mm 1/3200 F5.3 ISO200 -1.7 WB:電灯 with D600 撮影地:隅田川

 使い慣れていない45mm(35mm換算67.5mm)はトリム用と割り切ってしまえば簡単。
たまたま、隅田川の川幅にぴったりでした。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(5)

絞り優先 35mm 1/160 F5 ISO200 +0.3 WB:晴天 with D600 撮影地:隅田川

 開放F3.5ではトロトロに背景がボケることはないので、中間絞りで試写しました。
右から二本目にピンを置きますと、手前と三本目が適度にボケて、目が自然とピントのあった主題に向きます。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(6)

絞り優先 45mm 1/320 F9 ISO200 -0.3 WB:晴天 with D600 撮影地:隅田川

周辺光量落ちが認められます。やや目立つ方ですが、許容範囲だと思います。

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(7)

絞り優先 45mm 1/500 F5.3 ISO200 -1.3 WB:晴天 with D600 撮影地:隅田川

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(7)

塗り絵

日陰の階段もつぶれることなく描写されています。

撮影を通じて、解像度のいいレンズと判断致します。
広角域から中望遠域までの画角範囲をカバーする約3.1倍の、標準ズームレンズです。VR機構(手ブレ補正効果3.0段※CIPA規格準拠)搭載でも約265gの軽量・コンパクトさを生かすには4桁のボディーがお似合いだと思います。

担当:いりえ

[商品仕様]

型式 ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-S DXズームレンズ
焦点距離 18mm-55mm
最大口径比 1:3.5-5.6
レンズ構成 8群11枚(非球面レンズ1枚)
画角 76°-28°50′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
FXフォーマット/35mm判換算:27mm-82.5mmレンズの画角に相当
焦点距離目盛 18、24、35、45、55mm
撮影距離情報 カメラへの撮影距離情報を出力可能
ズーミング ズームリングによる回転式
ピント合わせ 超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能
手ブレ補正 ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式
手ブレ補正効果:3.0段※CIPA規格準拠
VRモード:NORMAL
三脚使用時ブレ補正:無し
最短撮影距離 0.28m(ズーム全域)
最大撮影倍率 0.31倍
絞り羽根枚数 7枚(円形絞り)
絞り方式 自動絞り
最大絞り 焦点距離18mm時:f/3.5
焦点距離55mm時:f/5.6
最小絞り 焦点距離18mm時:f/22
焦点距離55mm時:f/36
測光方式 開放測光
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 52mm(P=0.75mm)
マウントアダプターFT1適否 AF駆動可
寸法 約73mm(最大径)×79.5mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)
質量 約265g
付属品 ・52mmスプリング式レンズキャップ LC-52

丸ノ内 de ノクトン 50mm F1.1

今回はコシナ製のフォクトレンダー ノクトン50mm F1.1のレビューです。
ボディはソニーのα7を、マウントアダプターを介して使用しました。マウントアダプターはマクロ機能付きのものを使用しました。
これにより最短撮影距離が1.0mより、かなり近づきましたので、レンジファインダー用のレンズでも一眼レフのレンズのように取り扱うことが出来ました。

ノクトン 50mm F1.1(1)

F5.6

最初の1枚に撮影している柳は、リムジンバスの停車により阻まれてしまいました。

適度な暗部により距離感・立体感が生まれデジタルでも写真らしい絵が撮れます。

ノクトン 50mm F1.1(2)

F5.6

 

遠くにある小さな点光源ですが、キレイな円形ボケを見せてくれています。

ノクトン 50mm F1.1(3)

F4.0

 

レビューした日はご覧の通りの曇天でした。雲のグラデーションもキレイに表現されています。

ノクトン 50mm F1.1(4)

F8.0

 

うっすらと見える青空も、極く自然な描写で違和感を覚えません。

ノクトン 50mm F1.1(5)

F2.8

 

大きく拡大して見るとF5.6でも周辺に若干の流れがありますが、L判のプリントやモニターで鑑賞する程度の大きさなら解放から全絞りで使用してもいい高レベルの描写です。

ノクトン 50mm F1.1(6)

 

四隅に蹴られが生じました。これはマウントアダプターの影響でしょうか。フードを外して撮影しています。

ノクトン 50mm F1.1(7)

F11

 

解放で最短撮影距離付近ので一枚(上段)と、マクロ機能で更に寄っての一枚(下段)です。
F1.1でのマクロの世界は魅力ありますよ。

ノクトン 50mm F1.1(8)

F1.1

ノクトン 50mm F1.1(9)

F1.1(銀座教会堂ビル1F)

 

本ブログ掲載前に、レビューしました商品は完売致しました。
何とぞ、ご容赦下さい。

担当:いりえ

 

[商品仕様]

  • 焦点距離:50mm
  • 口径比:1:1.1
  • 最小絞り:F16
  • レンズ構成:6群7枚
  • 画角: 45.9°
  • 絞り羽根枚数:10枚
  • 最短撮影距離:1.0m
  • 距離計連動範囲:∞~1.0m
  • 最大径×全長:φ69.6×57.2mm(フード除く)
  • フィルターサイズ:φ58mm
  • 重量:428g
  • レンズフード: 標準フード付き/LH-7(別売)

 

 

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8とMMF-2で。

今回はフォーサーズレンズ「ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8」をMMF-2アダプタでE-M1に装着してみました。
さして物持ちでも無い私なので、これでオリンパスの私物流用レビューも最期です・・・
ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8はF値を2.8に抑えている分、所謂パンケーキレンズと呼ばれる大変薄々コンパクトにまとまったレンズです。マウント面からの長さはマイクロフォーサーズ用レンズのM.ZUIKO DIGITAL  17mmF2.8とかED14-42mmEZ(沈同状態)と殆ど同じです・・・が、MMF-2を装着しますとM.ZUIKO DIGITAL25mmF1.8と同じような長さになってしまいます。これはフランジバックの長さの問題なので、如何ともし難いですね。

マイクロフォーサーズ規格の単焦点標準レンズは開放F値が1.8とか1.4。この1段強~2段の差をどうしましょう?と思いつつ、今日もレモン社を後にしました。

まずはZUIKO DIGITAL 25mmF2.8の近接・開放での撮影を。画面中ほど、やや左下の花に合焦。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F2.8AE

それなりにはボケますね。AFの作動感は「よっしゃ、こ~い!」っぽいリズムです。この「こ~い!」の所でジワジワっと極めに入る感覚です・・・例え方、間違えてますかね・・・
ちなみに今度は某マイクロフォーサーズ用標準レンズでの開放を。

DGズミルックス25mmDG

某標準レンズ開放AE

・・・当然ですが、背後の溶け方が大きく違いました。較べてしまうと、ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8の背景はちょっと輪郭がウルサイですね。とは云え、某標準レンズは当然ながら被写界深度が浅い為、中央やや上の花がすでにアウトフォーカスです。

も少し背景との距離を取ってみます。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F2.8AE

で、また某標準レンズ開放で。

DGズミルックス25mm

某標準レンズ 開放AE

当たり前過ぎるんですが、単純にボケ勝負ならばやはりZUIKO DIGITAL 25mmF2.8の負け。
なのですが、ここは「表現意図次第」って事で考えると・・・はい、褒めるのにちょっとだけ苦労していますが・・・ええっと、ボカして浮き立たせる効果なら大口径、こちらはある程度背後も見せる程度のボケに抑えて・・・ドキュメントっぽいスタンスで・・・って事でどうでしょう?

さらに寄った時の質感描写は。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F2.8AE 絞り開放から安定しています。

そして某標準レンズ。

DGズミルックス25

某標準レンズ 開放AE

これまた当たり前の話なんですがZUIKO DIGITAL 25mmF2.8の方がメイン被写体をしっかりと描写してくれています。
比較と云いながら、うっかり「同じF値で撮る」のを忘れるなんてポカミスをやってしまった事は伏せておきますが、比較に使った某レンズ、開放側だと緩い傾向(ピンはちゃんと出ます)、5.6以上でキッチリ真面目な描写、と云うのが普段使っている時の印象です。が、F5.6まで絞って「使えない単焦点レンズ」ってマイクロフォーサーズにはありませんからねぇ・・・

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F8AE 左に太陽。少しフレアっぽいです。

そうそう、今回お邪魔したのは増上寺さんです。裏手から入ったもので、順番的に水子地蔵様の写真から始まってしまいましたが、一般的な観光ルートではこちらのアングルが先に目に入ります。日本人のみならずアジア・中東・欧米の観光の方、御信心の方、散歩のサラリーマン風・・・等々の方々が大勢でした。
標準レンズながらそこは焦点距離「25mm」です、F8で充分被写界深度を稼いでくれました。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F8AE

叫べば声が伝わりそうな距離に東京タワー。戦後ニホンの希望の証であった電波塔。
ところで「塔」って、そもそも仏舎利や聖遺物を納めた塚や構造物を意味していたようでして、そんな意味でも増上寺に東京タワーはよく似合うかと。コミック「聖☆おにいさん」でも、ブッダが東京タワーを自分のお墓と思ってたなんて話がありましたっけ。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F2.8AE

本堂裏手の茶室、貞恭庵の入り口で。普段は公開されておりませんので、雰囲気だけ。時々一般公開しており、お茶をいただけるようです(有料)。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

F2.8AE

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F4AE

特にはボケを意識してない写真ですが、メインと背後の露出差でもある程度は画面の整理ができますので、入門用キットレンズをお使いの初心者さんも、背景の取り方を変えて撮って見ると面白いと思います。

 

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F2.8AE

 

本堂脇には西向観音様。背後から見ると多分南を向いてらっしゃる・・・

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F2.8AE

なんて不信心な事を申しましたが、この写真の右手にお堂がございまして、そちらにおわす観音様はきちんと西を向いておられます。西方浄土をご覧になられてるんですかね?
位置として、私の背後に先ほどの水子地蔵様達がおわします。

 

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 ほぼ最短距離・F2.8AE

元画像で見ると、合焦部の文字がキッチリ鮮明に読めます。こういった著名な所では、おみくじも海外の方に配慮されてるんですね。ちなみに私は25歳の冬、おみくじを結ぼうとしたらぶっちぎれた事がありまして、以降おみくじ恐怖症となっております。

少し歩いて、東京タワー脇の緑地で。

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F4.5AE

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8

ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 F5.6AE

他の追随を許さぬ描写力、なんてものはありませんが開放からしっかり描写してくれて、色乗りも変な癖が無く素直な仕事をする、と云う事が改めて実感されたZUIKO DIGITAL 25mmF2.8です。

絶滅危惧種となったフォーサーズ機ですが、もしお手元にボディをお持ちで,永く使いたいとお考えの方には是非オススメしたい「上出来な」普段着レンズです。

 

オリンパス ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8 
レンズ構成:4群5枚
絞り構成:7枚羽根・円形絞り
最短撮影距離:0.2m
フィルター径:φ43mm
寸法:φ64×23.5mm
重量:95g

個人的に指摘する欠点
①ネジ込み式のレンズキャップはとても恰好良いんですが、実用としてはとにかく面倒臭い!
②最近のM.ズイコーシリーズと較べると、ややフレアが出やすいように感じる。
③なんでフォーサーズ機もう出さないんですか・・・

ソニーNEX-7を試写しました

 2012年1月27日に発売されたソニーNEX-7。2011年のタイの洪水で発売日が延び延びになったと記憶しております。
ソニーのミラーレス機はフルサイズのα7の登場で主役の座を譲りましたが、マウントアダプターでちょっと遊んでみたい場合など、中古市場でも手を出しやすい価格になってきました。

商品の特長は、

1、有効約2430万画素「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサー
有効約2430万画素「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサーの圧倒的な解像力で、αレンズの描写力を余すところなく受け止め、被写体のディテールまで鮮明に描き出します。また、センサー上でアナログ・デジタル変換する独自の「オンチップカラムAD変換」や、アナログ段階とデジタル変換後の2回のノイズ除去を行う「デュアルノイズリダクション回路」などのプロセス進化により、さらなる低ノイズ化を実現しています。

2、世界最速(*1)約0.02秒の高速レスポンス
電子先幕シャッターの採用などにより、被写体にピントが合った状態でシャッターボタンを押しこんでから、実際に露光を開始するまでの時間(レリーズタイムラグ)を大幅に短縮し約0.02秒を達成しました。さらに、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」の進化などにより、オートフォーカス速度が向上。シャッターボタンを半押ししてから露光開始までのトータルレスポンスが飛躍的に向上しています。高速レスポンスを実現したNEX-7なら、撮影者の意志に瞬時に応え、撮りたいと思った瞬間を逃さず記録できます。

3、瞬間を逃さない、最高約10コマ/秒の高速連写&狙った被写体にフォーカスし続ける「追尾フォーカス」機能
有効約2430万画素の高画素でありながら、「速度優先連続撮影」モードで、最高約10コマ/秒の高速連写を実現。決定的瞬間や一瞬の表情を逃さずとらえられます。また、ドライブモードは、通常の「連続撮影」モードをはじめ、「セルフタイマー」「連続ブラケット」まで、幅広く対応しています。
撮りたい被写体を指定すると、その被写体を追尾し続ける「追尾フォーカス」機能。撮りたい被写体をAFエリアの中心に置いてセンターボタンを押すと、指定した被写体にピントを合わせ続けます。被写体が動いても追いかけてピントを合わせ続けるので、狙った被写体のズーミングや構図決めに集中でき、撮りたい一瞬を簡単に切り取れます。

 4、わずかな明かりも鮮明にとらえるISO感度16000
ISO AUTO時はISO感度を100-1600の範囲でカメラがシーンに応じて自動設定します。手動で設定すれば、ISO感度を最高16000まで設定可能で、キャンドルライトなどのわずかな光でも被写体を鮮明にとらえ、薄暗い場所でも三脚やフラッシュなしで撮影できます。さらに、セットアップメニューから高感度ノイズリダクション機能を設定可能。長秒時ノイズリダクションは「入/切」、高感度ノイズリダクションは「強/標準/弱」を選択でき、高感度撮影時のノイズを徹底的に抑えます。

などで、今でも十分実用機として使用できます。
マウントアダプターを介して、マニュアルフォーカスのレンズを使用して試写しました。

SONY NEX-7(1)

1/100 F4.0 ISO100

 SONY NEX-7(2)

1/4000 F5.6 ISO100

SONY NEX-7(3)

1/60 F3.5 ISO100

SONY NEX-7(4)

1/250 F4.0 ISO12800

SONY NEX-7(5)

1/6 F3.5 ISO100

SONY NEX-7(7)

1/100 F4.0 ISO100

 

カメラ上部に並ぶ2つのコントロールダイヤルとカメラ背面のコントロールホールはマニュアル露出でも絞り優先でも、非常に重宝しました。
特にISOの切り替えがストレスなしで行えたことで、撮影時にファインダーから目を離さずに没頭できました。

 

 担当:いりえ

 

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6とMMF-2で。

今回もE-M1にMMF-2を介してフォーサーズレンズを使って見ました。手軽に手持ちで600mm相当の焦点距離を楽しめるレンズ、「ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6」です。レモン社では数少ないオリンパス愛好家である私の事、今回のレンズもまた「私物」です。

まずは望遠効果を確認。行きつけの神社で狛犬さんにご登場いただきました。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

E-M1+MMF-2+ED70-300mmF4.0-5.6   F9AE 70mm(140mm相当)

 ワイド端でも既に、換算せずとも中望遠の焦点距離です。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F9AE 149mm(298mm相当)

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F9AE 300mm(600mm相当)

フォーサーズ&マイクロフォーサーズの場合は焦点距離換算が2倍、とは云えそこはさすがに300m。圧縮効果はちゃんと発揮されます。勿論600mmと較べればボケ効果は弱いのですが、引き寄せつつ背景を描き込む、なんて使い方が出来そうですね。

このレンズ、E-1で使ってた時は結構AFで苦労しました・・・そもそもE-1はASA400を越えると、ノイズが目立ってくるので(手ブレ補正もありませんし)シチュエーション・天候・時間帯に左右される事も多かったのですが、さてE-M1ではいかに?

まずは比較テストを。E-1で撮った写真がこれです。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

使用ボディ:E-1  F5.6AE 202mm(404mm相当)

オリンパスのデジタル一眼の源流にして「メイド・イン・ジャパン」のフラッグシップ機E-1でしたが、どうにもこのレンズとは相性が悪いのか、今一つピリッとしないんですよね・・・
今度はE-M1+MMF-2で撮ったのが下の写真です。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

E-M1+MMF-2で撮影 F7.1AE 253mm(506mm相当)でデジタルテレコン使用

実はですね、普通に望遠端300mm(600mm相当)で撮るとE-M1でもやっぱり今一つなんです。で、あれこれやっているうちに「望遠端から多少引く」と、まぁ使える絵になりそうだ、と云う結論に達しました。この傾向はデジタルテレコンの有無に関わりないようです。ひょっとするとレンズの個体差かも知れませんが、今回の撮影結果を見る限りでは「ちょっと引く」が正解でした。上の狛犬さんのアップだけ、「たまたま」キッチリ撮れた感じです。

再びE-1にご登場願いまして・・・いつもの場所にいる、いつものカエルさんを。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

使用ボディ:E-1 F7.1AE 300mm(600mm相当)

E-1の再生画像は拡大率がと~っても小さいので、実はAFチェックはほぼ不可能です。案の定、これまた緩い絵になりました・・・後ろのカエルさんの目に合焦させているんですが・・・
で、ここでレンズ交換をしたところ、E-M1のセンサーに結構頑固なゴミが!ブロアしても飛ばんぞ!ってな事態が発生しまして、残念ながら本日はこれ以上レンズ交換をしない!という方針に切り替えまして、以降の写真はすべてE-M1での撮影です・・・今日一日、要らん荷物を背負いながら歩く羽目になりました・・・ちょっとゴミが残ってるかも知れませんが。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 300mm これ以降すべてE-M1での撮影です

やはり、E-1での撮影よりは良好な結果となりました。同じ条件にする為、「望遠端から引かない」で撮ってます。木道に座り込んでの撮影ですが手ブレ補正も強力に効くので、微妙な身体の前後動でのピント調整も楽でした。このままデジタルテレコン併用で・・・

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 263mm(526mm相当)でデジタルテレコン使用

この時も念の為、望遠端でデジタルテレコンを使ってみましたがやはり「少し引く」が正解でした。実質1000mmちょっとの焦点距離ですね。

改めて望遠端の「ちょっと緩い傾向」をご確認下さい。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F5.6AE 300mm

手前の鵜に合焦させているんですがねぇ・・・
微妙に行ったり来たりしつつジワジワと合焦・・・と思いきや、明らかにハズレの位置でAFスト~ップ!
私:「あの・・・AF、もう少し頑張ろうよ・・・」
レンズ:「・・・大体こんなもんで良いんじゃありません・・・?ってか無理です。」
こいつ、諦めやがった~!仕方ない、MFで微調整を・・・むむぅ、ヘリコイドの感触が雑だな・・・
仕方ない、今度は少し引いてデジタルテレコンで。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 277mm

ひょっとすると、①望遠端はもともと甘い②まさかと思うけど、デジタルテレコン併用で拡大する分、合焦精度が上がるなんて現象なんでしょうか・・・やはりこちらの絵の方が、締まりがあります。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F8AE 263mm デジタルテレコン使用

そんなこんなで、「デジタルテレコン併用で、1200mmではなく1000mm強位のつもりで」使ったところ、まぁ実用に耐える絵となりました。

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ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6、もともとAF作動がモッサリ・のんびりしてまして・・・マイクロフォーサーズ用のM.ZUIKO DIGITAL ED75-300mmF4.8-6.7Ⅱと較べるのがちょっと可愛そうなくらいおっとりしたレンズです。よって、以前M.ZUIKO DIGITAL ED75-300mmF4.8-6.7Ⅱで試した飛行機の撮影等は、最初から念頭に置いていません。

MMF-2を介してE-M1と組み合わせた場合のAF速度は、根気良く「待ってあげる」くらいの気持ちが必要で、前回のED40-150mmよりずっとのんびり屋さんです。そもそも、時折AF作動を諦めてる節もありますが・・・それでもE-M5との組み合わせよりずっと快適です(褒めてはいませんが)。

それでもこのレンズ、換算600mmながら近接撮影が可能であると云う点が他のレンズを違う所です。
M.ZUIKO DIGITAL ED75-300mmF4.8-6.7Ⅱでは最短撮影距離1.5m・広角端75mmで0.9mなのですが。
ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6では最短撮影距離1.2m(AF時)、MFに切り替えれば0.96mまでの近接撮影が可能なのです・・・600mm相当で、ですよ!

もっとも、MF操作時の感触はお世辞にも良いとは言えませんが・・・「取り敢えずのマクロ」っぽい事は出来ます。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 267mm(534mm相当)

そしてデジタルテレコン使用で。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 300mm望遠端でデジタルテレコン使用

まだまだ寄れるんですけどね、あまりにピントが浅いのでこれ位にしときましょう。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 263mm

枯葉がアザミの花に・・・と思ったら蝶々でした。

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F7.1AE 300mm

右後ろの羽が傷んでしまったクロアゲハさん。細かい傷も沢山でした。夏の間、見た目によらず結構激しいアタックで他の蝶々をひっぱたく姿を見ていましたから、さもありなんと云ったところです。
今朝は栃木あたりで氷点下を記録したとか。そろそろ、虫さんたちとのお別れの時が近づいて来ました。
(とは云え、当面スズメバチの活性は高いのでご用心を!今日もオオスズメバチに軽~く凄まれました・・・)

ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6

F8AE 300mm

オリンパス
ZUIKO DIGITAL ED70-300mmF4.0-5.6
レンズ構成:10群14枚
絞り構成:9枚羽根・円形絞り
最小F値:22
最短撮影距離:AF時1.2m/MF時0.96m
フィルター径:φ58mm
寸法:φ80x127.5mm
重量:615g

担当:松浦

 

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6とMMF-2で。

今回も絶滅危惧種、フォーサーズレンズのご紹介です。「ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6」、フォーサーズボディのダブルズームキット等についてきたいわゆる「小梅」ちゃんレンズです。プラマウントながらも、フォーサーズ全盛時にはスナップ、記録写真等では文句の無い結果を出してくれたレンズです。

とは云え、折角2015年にもなってボディは進化しているワケなので、今回はMMF-2アダプターを介してE-M1で撮影に臨みました。まずは何の変哲もない写真を。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

F7.1AE 色滲みもありません。

色味・解像力共にまったく無問題です。極々僅かに糸巻き型の歪みがあるかも知れませんが、実用上無視!でOKの実力をご理解いただけますでしょうか・・・?いただいた、と云う事で話を進めます。

35判換算焦点距離で80-300mm相当になるこのZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6、重量220gと大変軽量(Mズイコーの同焦点距離レンズは190g、約30gの差はあります)で、MMF-2を介してE-M1に装着すれば従来のフォーサーズ機よりも格段に進歩した5軸対応手ブレ補正機能と相まって、お手軽ながら安心して使えるシステムになる・・・んじゃないかなぁ・・・といった期待を抱いて撮影開始!

今回も吉祥寺界隈での撮影です。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/100sec. F8 40mm(80mm相当) 神田川源流

井の頭公園の端にある小さな流れ、これが神田川の源流です。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/320sec. F8 53mm(106mm相当)

この流れを延々と辿っていけば、いずれはレモン社秋葉原店そばに出るのか・・・とか感慨深い物を感じていたら、背景を整理するのを忘れていました。きっちりF8まで絞っていました・・・立て札の後ろ、ごちゃごちゃですよね。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/100sec. F8 40mm(80mm相当)

部類としては望遠ズームですが、広角端を使えば中望遠的なスナップも充分可能です。寄らない限りあまりボケませんから、いっそ引目で適度に絞ってみました。40mmなので当然圧縮効果は望めませんが、むしろ、ごく自然な遠近感で撮影できます。

ちょっと望遠側にしてみると・・・

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/160sec. F6.3 120mm(240mm相当) 画面右の葉っぱ、どうしても逃げられませんでした・・・

最短撮影距離は約90cm、足場の都合で、最短から半歩下がった位まで寄って撮影。背後のボケも、ガサツじゃありませんでしょ?

 

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/125sec. F6.3 94mm(188mm相当)

とは云え、ある程度距離がある被写体だと大して背後もボケませんです。後ろの枝葉が半端なボケ具合ですよね。こんな時は40-150mmF2.8PROが欲しくなります・・・
それでは望遠端で最短距離の撮影です。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/250sec. F5.6 150mm(300mm相当)

数年振りにカワトンボを見かけたので早速撮影。どうしても後ろの葉っぱに合焦したがるので、一端MFでトンボに大まかに合わせてから再度AF・・・ちょっと苦手なシチュエーションだったみたいです。ジジ・・・ジジジ・・・とジワジワ合焦しました。数枚撮りましたが、さすがに最短・望遠端では身体の微妙な前後がピントに影響します。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/500sec. F7.1 150mm(300mm相当)

こちらも最短距離、望遠端です。カワトンボと出逢った場所より光量があったので、さらにデジタルテレコンを併用。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

デジタルテレコン併用で150mm(600mm相当)

何とか合焦しましたが、風と遊ぶ花が常に舞いそよぐので、苦労しました・・・露出失敗してますし。

お手軽望遠ズームなので、是非ともご家族との行楽等にお持ちいただきたいタイプのレンズなのですが、例えば動物園での撮影はどうでしょう・・・まずは、悪い例をばご覧下さいまし。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/1000sec. F8 150mm(300mm相当)  檻から距離を取った撮影

うぅ~ん。檻が鬱陶しいですね・・・望遠端ながら、檻から距離を取り、克つ絞った撮影です。プリズン動物園っぽい?
檻との距離を取ると、場合によっては手前の檻に合焦しようとしてさらに鬱陶しくなる事もあります。
今度は踏み込んで檻にグッと近づき、檻の縦横の構造を見てなるべく障害の少ないアングルを選んで撮ると。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/250sec. F5.6 150mm

先ほどと同じ構造の檻ですが、まぁこの程度には誤魔化せます。手前の檻はほぼボケきっています。
この鳥はゴイサギですが、なかなかのご身分のようで、その昔天皇から「五位」の位階をもらったとか・・・神泉苑で御遊の際にこの鳥を見つけ、六位の者に捕らえさせようとして失敗、四位の者に試させて捕まえられたので五位になった等と伝わっているそうです。ちなみに鳴き声はちょっと不気味で、闇に薄ぼんやりと見える姿にびっくりする人も古来より多かったようで「青鷺の火」と呼ばれる妖怪・怪異の正体ともされています。

妖怪ついでにちょっと脱線を。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/320sec. F5.6   昔話っぽく・・・

昔から狸、貉等々人を化かすなんて云いますが、実のところ狸と貉を混同している地域も結構あるようですね。狐火に似た怪火現象も、地域ごとに狸火、貉火、なんて呼んでいたり、場合によっては色ごとに呼び分けていたり。現在では貉はニホンアナグマの事、と云うのがほぼ定説かと思います。
まずはこちら。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/125sec. F5.1 150mm 野生化した個体も多いようで。

・・・おっと失礼、こちらはアライグマでした。先日、夜の秋葉原で大捕物があったとか。野良アライグマも増えているようなので、そのうちアライグマの妖怪も現れるかもしれませんね・・・
で、今度は狸さん。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/125sec. F6.3 150mm

多摩・町田エリアのみならず、井の頭線沿線でも野生の群れが見つかっていますね。アライグマと狸もよく間違われる事があります。いずれも目の周りから頬にかけて黒ずんでいますね。
で、今度こそ貉ことニホンアナグマさん。

ムジナ貉アナグマ

1/160sec. F5.6 150mm 「なぁ、いいだろ?」「ん~疲れてんのよぉ」的な雰囲気でした。

この写真だと丸っこく見えますが、鼻先はそこそこ尖っています。
こんな感じです。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/125sec. F5.6 150mm

目の周りの黒ずみ方が明らかに狸さんと違いますね。江戸時代以来の妖怪マニア必携の書物、鳥山石燕の「百器徒然袋」に描かれている妖怪「貉袋」は、明らかにアナグマさんの特徴を捉えて描かれたものだと思われます。
体格も狸よりずっとガッシリしています。一度、乗鞍あたりで野生の個体を見ましたが、かなり大きな動物だと感じました。和尚さんを喰い殺して替わりになりすましていた、なんて怪談も有名ですが、なかなかモッサリとした可愛さを感じるのは私だけでしょか・・・

狸、貉、といずれも怪火に関わるモノをご紹介しましたが、では今度は狐さんをご紹介。砂漠地帯からやって来た、フェネックギツネさんです!

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/1000sec. F5.6 150mm  すべての個体が熟睡していました・・・

豆柴みたいな大きさの身体ですが、この耳の大きさが最大の特徴です。夜間、この大きな耳を頼りに昆虫・トカゲ等を捕食するとか。
ところでお髭や毛並みの質感描写、やっぱり侮れないレンズだとお感じになりませんか・・・?なんて、無理矢理機材のお話に戻してみたり。

お約束的な7枚円形絞りを採用していますが、ボケの形もまずまず良好です。

ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6

1/320sec. F6.3 76mm(152mm相当)

高いレンズがそれなりのスペックを持つのは当たり前の事。安くても良好な描写と抜群の携帯性を持つレンズなら使用頻度も上がるってものです。案外、こういったレンズでお気に入りの作品が出来上がるかも知れませんよ♪

オリンパスZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6
レンズ構成:9群12枚
絞り構成:7枚・円形絞り
最小絞り:F22
最短撮影距離:0.9m
フィルター径:φ58mm
寸法:65.5x72mm
重量:190g
*フードはマイクロフォーサーズ用の同タイプレンズと共用です。
ZUIKO DIGITAL ED40-150mmF4.0-5.6
 p.s.帰社後、レモン社銀座店の窓辺から首都高速を走る車に追尾AFをかけたら、結構な高打率でした。さすがE-M1。反面、近~中距離の撮影ではどちらかと云うとジワジワ合焦する傾向のようで、風景には充分対応出来ますが辻斬り的なスナップはちょっと厳しい場合が出てきました。
とは云え、E-M5+MMF-2で使う場合よりもはるかに軽快なリズムで撮影できました。
担当:松浦

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-EDレビュー

今回使用したNikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-EDは1993年12月の登場と云う、現行製品としてはかなり古い世代のレンズです。マクロ撮影ではMFを多用する方も多いと思いますが、それでも「そろそろAF-Sになった方がもっと使い易くなるなぁ」とか感じましたし、「ちょっと逆行に弱いかな・・・ナノクリまだぁ?」とも感じる事がしばしばでした。そうそう、VRも欲しいかな。とは云え、この焦点域のマクロ撮影では極端にピントが浅くなるので、後継機は大口径F2.8なんてしなくてもOK、なるべくコンパクトにして欲しいものです・・・
今回のボディはD600、ASA設定は殆ど400~800の範囲で撮影しました。レンズ本体は・・・実はレモン社銀座店在庫の中古品です!

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE 秋の空蝉

10月に入り、蝉の声も細々とツクツク法師が鳴くばかりとなりました。今回撮影に出向いた先は、相も変わらず多摩川台公園。9月半ばまで残っていた睡蓮も終わり、9月末には花の数もめっきりと減り・・・今日は更に減っていました。残り少なくなった花々に、蝶やハチが夢中になって取り付いていました。
ところで、上の写真。葉ばかりになった紫陽花の裏に貼り付いていた空蝉、先月からず~っと残ってるんですよね・・・

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F6.3AE DXモード 近寄れない時はためらわずにクロップします。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE DXモード 時々、複数のツチバチが一輪の花に群がってたりします。

F7.1ですがかなり寄っている上に後ろとの距離があり、背景が完全に溶けています。

200mmと云う焦点距離、近寄り難い被写体に好適等と云われる事がありますが、実は一長一短と感じました。私のように草むらに顔を突っ込んで撮影するような人間にとって、被写体との距離を取ると手前の草花が邪魔になる、なんて事も多々ありまして・・・実のところ、ボケ味を別とすれば、60mmマクロ(クロップかけて)でも上の写真と同じような大きさでハチを撮る事も可能です。花を掻き分けて、寄れば良いんです。また、同じF値でハチ全体をシャープに写せます。200mmですとピントの範囲、ギリギリなんですよね。

もっとも、ハチに近寄ると云う行為は全て自己責任において行われるのですが・・・基本的に私が撮影するのは温厚な方たちではありますが、なるべくハチの邪魔にならないように撮影しています、はい。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE FXモード すっかり花粉まみれです。

描写は上々ですが、羽の先、もうピントが外れてます。趣味ならこれでもOKですが、研究用途の撮影ならば大幅に感度を上げるか、「マクロリングライト」で絞りを稼ぎたくなるかも知れませんね。テストなので今回はMF・AFいずれも使いますが、結構ピントを外す事もあります。そもそも。MF/AFの切り替えリングの操作がちょっと鬱陶しいかもしれないですね。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE FXモード

少ない花を巡って、虫たちの間で陣取り合戦みたいな事がしばしば発生していました。上のクマバチさん、クロアゲハにあっさりと追い立てられていました・・・

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F6.3AE FXモード ヒョウモンチョウ  これだけうちの近所で朝一番の撮影

深まる秋の気配に、皆様忙しそうです・・・と思ってたら。オオスズメバチがやってきたんです!と云うか、気がつけば撮影に没頭していた私のすぐ前にいまして・・・ツチバチさんを捕食していました。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE DXモード ブレてます。興奮の為、感度を上げてシャッター速度を上げるのを忘れてました。

部分拡大すると・・・しかしブレ写真拡大するの、恥ずかしいですね。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

ツチバチが針を出して反撃しています。しかし、抵抗は無駄でした・・・

一気に心拍数が上がっていました・・・うん、流石に60mmマクロでオオスズメバチに接近する度胸は無いですね。

多分2分もしないうちに、オオスズメバチは獲物を抱えて去って行きました。しばし放心状態の私でしたが、さらに5分程経つと、再びオオスズメバチがやってきました!先ほど去って行った方向から来たので、巣が近くにあるねしょうかね。まずは待避しときましょう。水性植物エリアへ移動します。

多少なりともビクついていた私を驚かせたのは、すぐ脇を飛んで行くトンボ達でした。かなりの数で群れていて、うっかり者が私にぶつかるくらいのトンボ密度です。しかし200mmマイクロでは群れの撮影は厳しいですねぇ!コンデジでも持ってくれば良かったかな。まずはトンボ写真の乱れ撃ちです。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

ちょっとだけ距離があったのでF5.6AE、背景もボカせました。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE FXモード

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

ちょっと場所を変えたところにいたトンボが素敵なポーズをきめてました。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE DXモード    見る見る急角度に移行していきます。

ちょと得意げだったので「シャチホコかっ!」と突っ込んでおきました。
お次はNikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-EDの最短撮影距離付近での撮影。
改めて、FX/DXモードの比較をば。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F10AE FXモード こちらの意図を察したのか、ピクリとも動きません。

MFモードで最短距離から少し戻した辺りに設定して、身体ごと動かして目星をつけて、それからピント調整を・・・その間じっと待っててくれたトンボさん、ありがとうございます。
そしてDXモード。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

同じくF10AE DXモード

 元画像では複眼のハニカム構造がくっきりと解りますが、流石に50cm程度の撮影距離ではピントが薄いですね・・・

木道沿いに撮影を続けます。水面に落ちた枯葉に目を留めると・・・小さなクモさんが乗っていました。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F10AE DXモード ここまで絞ってもピントが薄い!

元画像ではそれぞれの脚に生えるトゲトゲがはっきり解像されています。
このクモさんが水性なのか、陸に上がりたくて途方に暮れているのかが判りませんので、放置としました・・・

池端の岩でカエルさん発見。先日見かけた時は逃げられてしまったので、今日は慎重に距離を詰めて・・・

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE DXモード 距離約1.5m。これ以上距離を詰めたら逃げられました。

カエルの面に何とか等と云いますが、この方はあの葉っぱが気にならないのでしょうか・・・匂い嗅いでるんでしょうか?
この日も日中の気温は25℃まで上がりました。気持ちよさそうに見えましたが、変温動物さん的には朝晩がそろそろ辛くなってくるんでしょうかね・・・

スナップ撮影には少し長いですが、ちょっと「近接」以外の撮影も。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F7.1AE FXモード

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED

F8AE DXモード

桜の葉はそろそろ色着き始めていました。
”いつのまに もみじしぬらむ山さくら 昨日か花の散るを惜しみし” (新古今和歌集・具平親王)
秋本番、もうすぐです。楽しく写真を撮る為にも、皆様風邪等にお気をつけ下さい。

Nikon AF Micro-Nikkor200mmF4D IF-ED
レンズ構成:8群13枚
最短撮影距離:50cm
最大撮影倍率:等倍
フィルターサイズ:φ62mm
寸法:76x193mm
重量:1190g
三脚座付属

担当:松浦

 

怪獣退治の国産戦車「61式戦車」入荷しました。

先日の富士総合火力演習では、最新の国産戦車「10式戦車」の履帯が外れるなんてお茶目なハプニングがありましたが、大丈夫なんですかね、欠陥品・・・?メイドインジャパンの名が廃るってもんです。
ところで戦後最初の国産戦車がこちら、「61式戦車」です。特撮怪獣映画ファンの方は、古いゴジラシリーズ等の映画できっと目にしてると思いますが・・・あの戦車です。

61式戦車 第10師団所属

昭和36年(1961年)正式採用です。

敵から視認されにくいように(極力低姿勢)、又、国内での円滑な移送には鉄道輸送が前提の為に全幅が小さく(肩身が狭い)仕上がっているのが実に日本的な戦車です。
同時代の戦車ではソ連のT-54等が既に配備されていましたが、勿論専守防衛の自衛隊の事、交戦相手はもっぱら「怪獣」だったように記憶しております。
その戦績は・・・ちょっと可哀そうなので触れずにおきますかね。

61式戦車

発煙弾投射器の取付けがちょっとアレですが・・・

61式戦車 鯱マーク

第10師団所属のシャチホコマーク

その生涯に渡って、怪獣以外とは交戦しなかった61式戦車。
現在では全車両退役状態ですが、一部駐屯地で展示されています。

61式戦車
レモン社銀座店在庫 中古品¥3,500-(税込)
10/6現在・1点物につき、売り切れの際はご容赦下さい。

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