商品レビュー カメラのナニワ 梅田2号店

【これ以上50mm単焦点を生やさないために】COSINA Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF

こんにちは、カメラのナニワ梅田2号店の若林です。

今回のレビューは、今までで実際に触って使用してもらい
欲しいと言った人が最も多いレンズ, ↓

【Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF】のレビューです。


前回レビューした Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/100 ZF
ピントリングを回しながらファインダーを覗くと大変危険なレンズでしたが、
今回も前回と同様に大変危険(いろんな意味)です。
言ってしまえば、焦点距離が半分の50mmになったぶん使いやすくなってしまい、
危険度合が二倍になったわけですよ。

前に書いた Nikon F3 × AI Micro-Nikkor 55m f/2.8S のブログより
危険なブログです。マイクロニッコールも軽くて扱いやすいですが
ファインダーを覗いた時の違いが歴然としています。


【触れば10人中10人が唸る】

まるでテレビショッピングみたいなこと言うてるんですが、
本当なんです!!
いろんな要素で唸ることが多いです

  • このレンズを装着した状態でファインダーを覗く
  • ファインダーのクリアさ
  • ピントリングの滑らかさ
  • 試写した画像の仕上がり
  • 外観のカッコよさ
  • 重量
  • 値段の高さ

このレンズのレビューやブログで「空気感まで写す」って言われてるんですけど、
本当です。
「開放からシャープ、絞れば...」っていう定型文が嫌いなんで、
他の人と違う表現をしたいんですが、このレンズはそう言いたくなるというか
本当に素晴らしいレンズです。
レンズ1本残すとしたら
残すレンズ1本にこのレンズを選びます。

ちなみにこのコンビがさいつよです。
はぁ~鬼かっこいい。。。


【作例】
フィルム編

【KODAK EKTACHROME E100】

※X-Pro2で複写しました

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/2.0 ISO100 ハンドルがイカしてますねぇ~ 写真右上に口径食が出ていますね。

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/8.0 ISO100 砂紋です。砂丘です。中田島砂丘です。 これデジタルで撮影していたら等倍で見てもらいたいやつですね。

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/8.0 ISO100

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/8.0 ISO100 レンズの性能且つ、リバーサルということもありますが、 コントラスト高めです。

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/5.6 ISO100

F/5.6 ISO100 ローライフレックス3.5Fでレビューしたときに写真を使わせていただいた、 げしとうじさんのチキン野菜ミックス大盛りです。 できるだけ被写界深度を稼ぎたかったので 手ブレしないギリギリのシャッタースピードで撮影しました。

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/5.6 ISO100 コーヒーにはコントラストがあってもいいんじゃないでしょうか。 直射日光でシャッタースピードを稼げたので、ある程度絞れました。 個人的に被写界深度薄々の写真が嫌いなので できるだけ絞るようにしています。

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/2.0 ISO100

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/2.0 ISO100 わずかに外光が届いたので、1/30でブレずに撮影できました。 50mmでも寄れる強みが、こういったカフェなどのテーブルフォトで生きてきます。

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/2.8 ISO100

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/2.8 ISO100

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + EKTACHROME E100

F/4.0 ISO100

起用に立ち回ることができるのが
マクロレンズのいいところですね。
F1.4の単焦点よりF値が数段落ちたマクロレンズのほうが
普段使いにもいいと思います。
あたしはF1.4の単焦点レンズには戻れそうにないです。
マクロプラナーを試された方なら
この気持ちが理解できるのではないでしょうか。


【KODAK TRI-X 400】

※X-Pro2で複写しました

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + TRI-X 400

F/5.6 ISO400 本当にフィルムか?と思わせるような描写です。 本当にエロいです(描写が)。

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + TRI-X 400

F/4.0 ISO400 鉄とか、水とか、木を撮ることでどんな写り方なのかを 見るんですけど、このレンズの写りはエロいです。

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + TRI-X 400

F/2.8 ISO400 この日は曇りだったのでシャッタースピードが稼げなかったので F値も開き気味で撮影。本当はF5.6ぐらいに絞りたかったですが、 それでもバッチリ写してくれます。

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + TRI-X 400

F/4.0 ISO400

Nikon F3HP + Makro-Planar T* 2/50 ZF + TRI-X 400

F/2.8 ISO400

この時は11月、紅葉の時期だったような気がするんですが、
桜が咲いていました。場所は大阪城公園です。
非常に美しかったです。


【KODAK ProImage 100】

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + ProImage 100

このレンズのおかげでとにかくファインダーがクリアで見やすいので、こういう場面でもしっかりピントを合わせることができます。

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + ProImage 100

日常のありふれた光景を切り取ることにも使えます。やはり寄れることは正義です。

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + ProImage 100

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + ProImage 100

Nikon F100 + Makro-Planar T* 2/50 ZF + ProImage 100

ただのハンガーなんですが、それをも良くしてしまうこのレンズ。


【デジタル編】

※すべて撮って出しです

【X-Pro2】

F/8.0 1/900秒 ISO200 フィルムシミュレーション:プロビア F8.0まで絞れば、四隅までしっかり描写されます。 6000px×4000pxで載せてますので クリックして確認してみてください。

F/8.0 1/280秒 ISO200 フィルムシミュレーション:プロビア

F/11.0 1/750秒 ISO400 フィルムシミュレーション:プロビア こちらもトリミングせずそのまま画像載せていますので、 クリックしてご確認ください。

F/2.0 1/1300秒 ISO200 フィルムシミュレーション:クラシッククローム

F/5.6 1/150秒 ISO200 フィルムシミュレーション:プロビア

F/5.6 1/480秒 ISO200 フィルムシミュレーション:プロビア

F/2.0 1/1700秒 ISO400 フィルムシミュレーション:プロビア

F/2.0 1/75秒 ISO400 フィルムシミュレーション:プロビア  Super Nettel 536/24のレンズ右下輝度の高いところにパープルフリンジが出現しました。

【α7】

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/5.6 1/1000秒 ISO1600 露出補正-1 Zeissレンズはなぜかこういう写真を撮ろうとしてしまいます。うっとりさせられます。

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/1600秒 ISO1250 露出補正-1 SONYらしさとZeissらしさが詰まったような写真。

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/1500秒 ISO3200 露出補正-1 こんな綺麗な影が現れると撮らざるを得ないです。

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/8000秒 ISO1250 露出補正-1 葉脈というんでしょうか?しっかりと見ることができます。背景の光源は暴れています。

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/6400秒 ISO1600 露出補正-1 Zeissらしいしっとりとした描写。このために1段アンダーで撮影しています。たまらんですね~

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/8000秒 ISO1250 露出補正-1

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/4000秒 ISO1250 露出補正-1 ピント面はパープルフリンジが発生しております。寄れば寄るほど被写界深度が薄くなります。

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/8000秒 ISO1250 露出補正-1

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/2.0 1/640秒 ISO100 絞り開放ですが、ピント面のコットンをしっかり1本1本描写しています。

ILCE-7 α7 + Makro-Planar  T* 2/50 ZF

F/8.0 1/640秒 ISO100 嫌味のないスッキリとした描写。解像力も申し分ないです。


【まとめ】


良くないところ

  • 絞り開放でパープルフリンジが出現
  • 絞り開放付近で口径食になる
  • 標準レンズとしてはやや重たい
  • 寒いところではキンキンに冷える
  • すでに生産完了しているのでやや入手しづらい

良いところ

  • ファインダーを覗くだけで格別な世界が味わえる
  • あたかも写真が上手くなったかのように感じる
  • マクロレンズのなかでもF2.0という明るさ
  • 見た目かっこいい
  • かつてないピントリングの滑らかさ
  • フィーリングが神
  • これ一本あれば何もいらないと思うからコスパが神
  • だから他の50mmレンズがいらない

 

以上
このブログは自称Zeiss信者の若林が書きました。

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