万年筆のおすすめ1本 パイロット ジャスタス

2017年3月21日

ここしばらくは新入荷のお知らせが続きましたが今回は自分が所有している万年筆の中からダントツに使用頻度が高く、1本で数本分のお得気分になるパイロットジャスタスを紹介します。入手したのはもちろん中古でしたが、今までにない機能にはビックリしました!以前このブログにてパイロット95周年の復刻版となるジャスタス95の新品の取扱をお知らせしましたが、今回はその95でなく初代のジャスタスです。ジャスタスとは調節を意味するAJUSTに由来しJUST(ちょうど)+US(私たち)を組み合わせ“私たにちょうどいい”を表す造語とのことです。


ジャスタス95の元箱。初代のロゴは残念ながらは見た事がありません…

以前、レモン社では逆輸入のパイロットナミキブランドのナミキ・ファルコンという万年筆が爆発的にヒット商品となり海外からの輸入が足りない時期があったくらいでしたが数年前にナミキブランドでの生産がなくなり現在はパイロットブランドでエラボーとして生産は続いていますが、この2本のオリジナルの発売が70年代後半で、ほぼ同時だという事を恥ずかしながら最近になって知りました。ちなみに、その当時のジャスタスは現在とはもちろん物価は違いますが、定価が1万円(95の定価は現在3万円+消費税)だったようです。

左が初代で右が95です。一回り以上ニブが大きいのです

そしてこのジャスタスの機構についてですが、首軸にコントローラーとなるアジャストリングがあり、これを回す事によりペン先の板状にみえる部分がスライドしペン先のしなりをS(ソフト)からH(ハード)へと設定ができる仕組みになっています。1本でもペン先のタッチを柔らかく、または硬く調整できるのです。(ペン先が柔らかいといってもファルコン、そしてエラボーほどの柔らかさではありません)その後、ナミキ・ファルコンの生産が無くなり2013年に復刻されたジャスタス95を購入しましたががオリジナルと比べるとSとHの変化が少ないように感じます。

アジャストダイアルの刻印です

上がH、下がSサイドですが、明らかにタッチと字の太さが違います。 

さらなる初代との違いは明らかに違うサイズでした。同軸が太く、長く、重さも、そして当然ですがペン先まで全てビッグサイズになっているのです。これが自分の第一印象でした!どちらかというと重くない万年筆といえるモンブラン145、ペリカンはM400を選んだ人間にはこのサイズの違いが大きく見えました。これに関しては人それぞれの好みなので良いとも悪いとも言えません…

毎回の様ですが長さ比べです。95はペリカンのM800より長いんです!

国産の万年筆は他のメーカーにもオリジナリティな作品が多く存在しますがパイロットの技術力と商品化は素晴らしいと思います。数年前にはカクノという金ペンではない安価(樹脂軸、特殊合金のペン先で実売価格が千円以下)の万年筆が2013年にグッドデザイン賞となりなした。次はキャップレス、エラボー(ファルコン)、ジャスタスの様なオリジナルのあっと驚く発想となる金ペンの登場を期待しております!!!



最後に6本で長さ比べも。もちろんカクノも購入しています。

担当:レモン社 銀座教会堂店 カラサキ

 

 

 


新入荷情報 モンブラン アレキサンドル・デュマ ボールペン

2017年3月16日

今回の入荷情報はモンブランが1992年より特別限定品として作家に敬意を表し、著者を称え焦点を当て販売を始め2017年現在も続く作家シリーズ(初回の1992年はヘミングウェイ)のなかの第6弾となる1996年の発売のフランスの19世紀における最も重要な小説家・劇作家のひとりであるアレキサンドル・デュマボールペンです。このアレキサンドル・デュマの生年月日は1802年の7月24日です。そして没年月日が1870年12月5日とのことです。

右のカタログは2007年当時の物です

アレキサンドル・デュマは生涯なんと300以上の作品を残したそうですが、ベストセラーの中でも圧倒的に有名なのは1844年に新聞(世紀)に連載された「三銃士」ではないでしょうか!?この三銃士は昨年だけでも日本ではNHKドラマでイギリスBBC制作の「マスケティアーズ」、韓国制作の「三銃士」とアレキサンドル・デュマ原作のドラマが立て続けに放送されました。わが家でも毎週の放送が楽しみでした。


なかなか写真では再現が難しいダークブラウンです

そしてこのアレキサンドル・デュマの限定品は他とは違うエピソードがあります。限定数は万年筆が20,000本で単品が15,000本、ボールペンとペンシルとのセットが5,000本、ボールペンは単品で9,000本、メカニカルペンシルが9,000本とのことですが、実はこのデュマに関しては前代未聞の2種類のサインである刻印が存在するのです。


これが作家シリーズの元箱です


父デュマのサインがゴールドで入り側面には限定数の刻印があり

アレキサンドル・デュマの息子(子デュマ)の名前もアレキサンドル・デュマであり有名な作家ですが、モンブランは父親のサインを刻印するはずのところを工程上のミスがあり誤って息子のサインの刻印で販売をしてしまったのです!!!その後父親(大デュマ)のサインで販売しなおされたとの事で、モンブランでは回収をしたそうですがイレギュラー品となり返品もされなかった子デュマのサインミスの流通数が不明であるそうです。ちなみに現在は大デュマと子デュマのサインによる中古相場にはほとんど差がないかと思われます。そしてレモン社ではこのところの入荷品は作家シリーズに関しては今まで圧倒的に単品が多く、3本セットは中古市場でも減ってきているようです。


何故かメカニカルペンシルの元箱…

さらにアレキサンドル名を検索したところ、ヨーロッパの男性名でアレクサンドロス大王に由来している事はご存知かもしれませんが、実は大デュマの父もフランス軍人でトマ=アレキサンドル・デュマ名であったそうです。そして今回紹介のボールペンは大デュマのサインですが、何故か小さな?ミスがあり元オーナーが当時新品で購入されたそうなのですが販売店のミスなのか元箱がボールペンでなくメカニカルペンシルなのです!!しかしダークブラウンと大理石を思わせるボディに金色で剣がシンボライズされたクリップと見事にデュマの風格が再現されている作品といえます。


クリップの剣の刻印が印象的です


最後にサイズが分かりやすい164ボールペンとの長さ比べです。

【詳細】
本体素材:樹脂
機構:ツイスト式
全長:約132mm(リフィール収納時)
同軸径:約15mm
重さ:約31g
付属品:元箱(メカニカルペンシル)、ブックレット
販売価格:55,000円(税込)

こちらはカメラのナニワオンラインショップからもお求めいただけます。
在庫店舗はレモン社 銀座教会堂店(3/16現在)です
PLU:2111012043836

担当:レモン社 カラサキ

 

 

 

 

 

 

 


商品レビュー:フォクトレンダー スーパーワイドへリア 15mm F4.5 ASPHERICAL III

2017年3月7日

今回の商品レビューはレモン社ではまだ取扱のないフォクトレンダー(コシナ)のEマウントレンズシリーズからスーパーワイドヘリア15mm F4.5アスフェリカルIII(以下、SWH15/4.5ASPH III)を選択しました。
オートフォーカスではなくマニュアルフォーカスですが、5軸ボディ内手ブレ補正機能を搭載した機種にも対応しているというありがたい設計が施されています。今や手ぶれ5軸補正は当たり前になりましたので。また実使用上ではファインダー内での拡大表示されるのでピント合わせが容易にでした。

試写にあたりソニーα7Sを使用しました。

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(1)

最初の写真はアイキャッチのオリジナルです。アイキャッチは季節外れの加工を施しましたが、上記写真は解像度が高くメリハリのある写真です。細い小枝の一本一本まで描写されています。

1、周辺光量落ち

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(2)

周辺光量落ち:開放F4.5

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(3)

周辺光量落ち:F11

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(4)

周辺光量落ち:最小絞りF22

開放ではやや周辺光量落ちが認められますが、絞り込む程に均一性が増して気にならなくなります。
イメージサークルの大きさかボディの画像最適化の恩恵でしょう。

2、耐逆光性

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(5)

耐逆光性:開放F4.5

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(6)

耐逆光性:F11

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(7)

耐逆光性:最小絞りF22

パープルリングも極めて薄く抑えられています。
今まで試した(SWH15/4.5 VM含む)超広角レンズの中で、トップクラスの耐性を誇っています。
また逆光にあって雲が白飛びしないのも驚きの一つです。

3、ディストーション

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(8)

ディストーション

画角110°の15mmともなれば建物が傾いてしまうのは仕方がありません。
但し、庭に歪みはほとんどありません。

4、スナップ

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(9)

スナップ写真:新宿御苑1

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(10)

スナップ写真:新宿御苑2

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(11)

スナップ写真:新宿御苑3(レタッチ)

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(12)

スナップ写真:新宿御苑4

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asperical III(13)

スナップ写真:新宿御苑5

色のあるところに国籍関係なく人が集まっていました。ピンクの花を見ると春めいてきてワクワクしますね。

5、商品仕様

  • 焦点距離:15mm
  • 口径比:1 : 4.5
  • 最小絞り:F22
  • レンズ構成:9群11枚
  • 画角:110°
  • 絞り羽根枚数:10 枚
  • 最短撮影距離:0.3m
  • 最大径×全長:φ66.4×62.3mm
  • フィルターサイズ:φ58mm
  • 重量:298g
  • レンズフード:レンズ一体式
  • 絞りリング:装備(マニュアル絞り)
  • 電子接点:フォーカス拡大機能、Exif情報対応、レンズ補正選択可能、5軸ボディー内手ブレ対応(5軸対応ボディーに限る)
  • その他:絞り切り替え機構付

6、ご購入につきまして

3月7日現在、店頭、オンラインショップで販売しておりません。
但し、ご予約及びお取り寄せは承っております。ご不便をお掛け致しますが店舗またはオンラインショップにお問い合わせ下さい。

7、感想

VMマウントより鏡胴が太い分だけ、ホールド感もよくヘリコイドの操作性が高く感じました。
描写は癖もなくナチュラルな仕上がりになりますので、レタッチして作為を前面に押し出す場合の加工がし易いです。
電子接点により絞り情報がファインダー内で確認出来るのが秀逸でした。
オススメの一本です。
以上です。

 

担当:いりえ

 


中古万年筆 新入荷情報 ペリカン1935 グリーン

2017年2月18日

これまでに数回ペリカン万年筆の入荷は新品、中古ともにお伝えしてきましたが、今回紹介するのはペリカン社が同軸とキャップのデザインを合わせた万年筆を作り発表した1935年当時の復刻品です。それ以前は信じられない事ですが万年筆が使い捨てだった時代もあったそうです。この復刻品は1998年に世界限定で4000本限定生産されました。


キャップのクリップ裏に限定数刻印あり

この1998年よりかれこれ20年近く経ち、最近はコンディションがどうのこうのという以前に中古でも見かけることがあまりなくなってきました。レモン社でも今回中古入荷は3本目くらいかと思われます。


この他、外の白い化粧箱にもシリアルナンバー入り!

キャップには限定のシリアルナンバーが彫り込まれ、キャップトップも当時の雛が多い時の数でもちろん手彫りの刻印です。そしてキャップ、ペン先ともに当時のロゴを再現されています。(やっぱりペリカンのロゴはこちらの古い方がよいですね!!)


キャップトップの少子化してきた雛の数

ご存知のように乾燥、直射日光などには弱くコストもかかるセルロイド軸ですが、植物性繊維を原料とする為に手触りと発色の良さは現在も人気があり現在の金属やプラスチック軸などとは違う魅力があります。セルロイドとはそもそもは象牙の代替品として開発された合成樹脂の1つで人類はじめての人口熱可塑と言われているそうです。


真ん中がM400です。

ペリカン社は2002年よりワンタイム・エディションとして都市シリーズ、2005年には史跡シリーズ、そして2007年に自然の美観シリーズと多くの限定品を発表してきましたが、ここ数年のデモンストレーター以外は復刻品を限定として発表しています。そしてこの春の限定品は数回続いている赤を基調としたM101Nシリーズとなるらしいです。


太陽光に当たるとさらに美しい万年筆です

収納時を見ると少し短めに見えますが筆記時にはバランスが変わり小ぶりな万年筆のイメージも変わります。ですがどちらかというと手の大きい方には小さく感じるであろうという短さかもしれませんが、これはもはやコレクター向きのべっぴん(別品)ではないでしょうか。


これがサービスカードです。手書感が味をだしています。

【中古商品明細】
ペン先:18KARAT
字幅:M(中字)
材質:同軸、キャップ/セルロイド
:首軸、尻軸/エボナイト
機構:吸入式
長さ:117m(筆記時/160mm)
胴軸径:約12mm
重さ:15g
ランク:AB+
販売当時定価:98,000円(税別)
商品PLUコード:2111012050100
販売価格:75,000-(税込)
*こちらの中古品は2/19現在の在庫です。またオンラインショップからもお求め出来ます。

担当:レモン社銀座店 カラサキ


鉄道模型 入荷情報

2017年2月14日

今回の入荷は、アメリカ型HOのレアもの鉄道模型です。
 メーカーはMTHとアメリカ型鉄道模型HOブラスの製造で定評あるAJIN、サンホンサです。

20世紀特急といわれる、ニューヨークセントラル鉄道のドレファスエンジン、BOX動輪。

商品名    MTH NYC ドレファスエンジン    ダイキャスト製HOスケール
ランク     AB
付属品    元箱 取説(英語) 専用オイル1本(少々使っています)
価格     税込¥50,000
商品番号  2111012048336 委託品 ↓↓

ダイキャスト製、DCSに対応。DCでも走りますがホーンが鳴りません。(煙とチャク音は出ます)。
オイル入れの際の注意事項……オイル洩れしないように、余り入れないで、テストの際油膜を張ることがあるので
エントツから息を吹きかけて。

  ドレファスエンジンでボックス動輪は珍しいと思います。
                    ↓↓

 

バーリントン アンド オハイオ鉄道の特急機関車
 韓国AJIN製

商品名   AJIN B&O P7a ロイヤルブルー      ブラス製HOスケール
ランク   AB
付属品  元箱
価格   税込¥150,000
商品番号  2111012048350 委託品  ↓↓

ロイヤルブルーは非常にレアな鉄道模型です。これに客車があればお見事!
石炭は取り外し式になっています。
ライト前後共点灯。 ↓↓
            

ニューヨークセントラル鉄道の特急機関車
 韓国サンホンサ製

商品名  KEY Samhomsa NYC エンパイアステート      ブラス製HOスケール
ランク   AB
付属品  元箱
価格   税込¥110,000
商品番号 2111012048350    委託品
          ↓↓

コースティングギア装着(電気を入れずに動輪回る)
石炭増済み
ライト前後共点灯 ↓↓

ご用命はレモン社銀座店鉄道模型コーナー 担当かなざわ まで。
ナニワグループオンラインからもお求めできます。

 鉄道模型の買取・委託も大歓迎!お気軽にご相談を!


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