こんにちは、鹿児島天文館店の吉冨です。
今回は【SG-image AF 25mm F1.8(Xマウント)】 を持ち出して、街歩きスナップ中心に撮ってきました。
※今回の作例は FUJIFILM X-T30 II で撮影しています。
25mm(約35mm換算)はスナップで使いやすい画角ですが、このレンズはそれに加えて
軽さ・気軽さ・ちょっとクセのある写り
このあたりが特徴です。
このレビューブログでは、実際に街歩きで撮影した作例を交えながら外観・描写・使い勝手を紹介していきます!
【主な仕様/外観】

装着しているカメラボディは【X-T5】です。
| 対応マウント | FUJIFILM X / ソニーE |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 25mm(35mm判換算:約37.5mm) |
| 開放F値 | F1.8 |
| フォーカス | AF(オートフォーカス) |
| 最短撮影距離 | 0.3m |
| フィルター径 | 52mm |
| サイズ | 約Φ72mm × 32mm(突起部除く) |
| 重量 | 約145g |
| その他 | USB Type-C端子搭載(ファームウェアアップデート対応) |
実際に手に取るとかなりコンパクトで、パンケーキレンズに近い感覚で使えるサイズ感なのもポイント。
今回は富士フイルムXマウントで使用していますが、ソニーEマウント用も展開されており、用途に合わせて選べるのも嬉しいところです。
【実写して感じたこと】
① 最短撮影距離
最短撮影距離は約30cmと、極端に寄れるレンズではありませんが、実際に使ってみるとスナップでは十分な近さまで寄ることができます。
今回の作例は、1つあたり約1cmほどの小さな花を最短付近で撮影しています。
「寄れる広角」とまではいきませんが、日常の中で見つけた小さな被写体を切り取るにはちょうどいい距離感です。
② 逆光性能・フレア耐性

かなり強い逆光、いわゆる“真逆光”のシチュエーションで撮影しています。
太陽が画面内にしっかり入るような、あえて条件の厳しい状態ですが、実際に撮ってみるとフレアは比較的出にくく、コントラストも大きく崩れない印象です。
全体的な描写の粘りがあり、白っぽくなりすぎず、しっかり画として成立してくれます。
一方で、ゴーストは多少発生しますが、嫌な出方ではなく、むしろ雰囲気として使えるレベル。
光の入り方によってはアクセントにもなり、スナップとしてはプラスに働くシーンも多いと感じました。
「逆光に弱いレンズ」という印象はなく、日常使いでも安心して使える性能だと思います。
③ 遠景描写(絞り込み)

遠景での描写は、絞ることでしっかり安定してきます。
開放ではやや周辺に流れが見られますが、F5.6以上まで絞ると描写が整い、周辺部までしっかり解像する印象です。
今回の作例はF9で撮影していますが、建物の細かいディテールやエッジもきちんと出ており、スナップ用途としては十分な解像感だと感じました。
また、空の抜けも良く、コントラストも適度に保たれているため、街並みや建築を撮る場面でも安心して使える印象です。
④ ボケ味

ボケは全体的に柔らかく、やや滲むような描写です。
ピント面はしっかり捉えつつ、背景はなだらかに崩れていくため、被写体を自然に浮かび上がらせることができます。
また、コントラストも強すぎないため、全体的にやさしい雰囲気に仕上がるのもこのレンズの特徴です。
【その他作例】

[設定 : ISO2500 F2.2 1/100秒 ブラックミストプロテクト装着]

[設定 : ISO640 F1.8 1/3500秒]

[設定 : ISO640 F6.4 1/2000秒]

[設定 : ISO160 F1.8 1/750秒]

[設定 : ISO250 F8 1/125秒]

[設定 : ISO640 F5 1/13秒]

[設定 : ISO320 F9 1/500秒]

[設定 : ISO250 F8 1/250秒]

[設定 : ISO12800 F2.8 1/16000秒]

[設定 : ISO640 F4.5 1/4000秒]

[設定 : ISO640 F4 1/4000秒]

[設定 : ISO10000 F3.2 1/16000秒]

[設定 : ISO640 F2.5 1/1000秒 ブラックミストプロテクト装着]

[設定 : ISO320 F8 1/125秒]

[設定 : ISO640 F6.4 1/400秒]

[設定 : ISO800 F2.8 1/27秒 ブラックミストプロテクト装着]
【まとめ】
SG-image AF 25mm F1.8は、実際に使ってみて感じたのは「気軽に持ち出して、空気感のある描写が楽しめる1本」という印象でした。
コンパクトで軽く、スナップとの相性はかなり良く、日常の中でふとカメラを向けたくなるような使い心地です。
描写としては、開放ではややクセがありつつも、絞ればしっかり安定した解像感が得られ、シーンに応じて使い分けができるのもポイント。
また、逆光時の粘りや、やわらかいボケ表現など、単なる“安いレンズ”で終わらない面白さも感じられました。
・気軽にスナップしたい
・軽い単焦点を探している
・少し雰囲気のある写りが好き
そんな方には、かなり相性の良いレンズだと思います。
「しっかり写りすぎない」ことで、写真らしさや空気感を楽しめる一本。
スナップ用に1本持っておくレンズとしても、十分おすすめできるモデルです。
鹿児島天文館店 吉冨