こんにちは、鹿児島天文館店の吉冨です。
今回は TAMRON 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F051 / ソニーE) を持ち出して、街歩きスナップ中心に撮ってきました。
24mmって風景のイメージが強いですが、このレンズは 「寄れる(1:2)」 のがポイント。
このレビューブログでは、天文館周辺を散歩しながら撮影した日常のスナップを中心に、外観・操作性・描写(寄れる・シャープさ・ボケ味)をじっくりご紹介していきます!
【主なスペック】
| 焦点距離 | 24mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| 最短撮影距離 | 0.12m |
| 最大撮影倍率 | 1:2 |
| フィルター径 | φ67mm |
| サイズ | 最大径φ73mm / 長さ64mm |
| 重量 | 215g |
| 絞り羽根 | 7枚(円形絞り) |
【外観・サイズ感】

小型ボディとの相性が良くて、持ち出すハードルが低いレンズです。
特に「散歩に持っていくレンズ」を探してる人は、こういうサイズ感って正義ですよね。

外観はかなりシンプルで、基本はフォーカスリング中心。余計なスイッチ類が少なく、操作で迷いにくいのが良いところです。
また、フィルター径が φ67mmで統一されているのも地味に嬉しいポイント。
タムロンの同シリーズ単焦点(20mm/24mm/35mm)と同じ径なので、NDやPLを使い回しできて、すでにφ67mmのタムロンを使っている方は運用がかなりラクになります。
【実写して感じたこと】
① ハーフマクロ(1:2)で“寄れる24mm”が楽しい
最短12cm/最大1:2まで寄れるので、広角なのに被写体をしっかり大きく写せます。
近づいて撮れる分、スナップ中の小さな被写体でも主役にしやすいのが、このレンズの嬉しいポイントです。
近接でもピントを合わせた部分がしっかりシャープに出て、被写体の存在感が出しやすい印象です。
広角はつい情報量が増えがちですが、寄って背景を離すと主役が作りやすく、画面も整理しやすいです。
近接で撮ると背景が自然にボケて、日常の被写体でも立体感が出ます。
「散歩中に撮るものが無い…」って時ほど、寄れる広角は強いです。
② 遠景は開放からシャープで、スナップが気持ちいい
細かい建物の情報量が多いシーンでも、開放からキレのある描写で、周辺部までしっかりシャープな印象です。
街並み・建築系のスナップでも安心して使えます。
奥行きのある構図で、手前〜奥までの見通しが良いカット。
24mmらしいパースを活かしつつ、破綻しにくいのが使いやすいところです。
③ ボケ味は自然で、近接スナップにちょうどいい
近接で距離を作ると、ボケが素直に出て、前後の立体感が作りやすいです。
広角でもしっかりボケを狙えるのが、このレンズの面白いところです。
手前の主役はしっかり写って、背景はスッと落ちる印象です。
スナップで画面の情報量を整理したい時に、扱いやすいボケ方だと感じました。
主役の質感を残しつつ、背景をうるさくしないボケ味です。
近接寄りのスナップで雰囲気を作りたい時に向いています。
【作例】

[設定 : ISO80 F2.8 1/45秒]

[設定 : ISO800 F4 1/60秒]

[設定 : ISO800 F2.8 1/250秒]

[設定 : ISO800 F2.8 1/200秒]

[設定 : ISO-640 F2.8 1/750秒]

[設定 : ISO800 F5.6 1/640秒]

[設定 : ISO250 F2.8 1/750秒]
【まとめ】
TAMRON 24mm F/2.8(F051)は、使ってみて「これ散歩にちょうどいいな……」と思える一本でした。
- 寄れる(1:2)ので、広角でも主役が作りやすい
- 見上げ・煽り・路地など、街スナップの構図がハマりやすい
- 小さくて軽いので、持ち出す回数が自然と増える(これは大事です)
広角レンズは「広く写って便利」で終わりがちですが、F051は寄れるぶん、撮り方の幅が広がるのが面白いところです。
散歩や旅先でサッと撮りたい時はもちろん、花や小物など身近な被写体を見つけて寄って撮るのが好きな方にも、かなり相性が良いと思います。
「広角は持っているけど最近あまり使っていない」「気軽に持ち歩ける単焦点が欲しい」そんな方は、ぜひ候補に入れてみてください。
鹿児島天文館店 吉冨