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【作例写真少なめ】フジフイルム X-T200 使用レビュー

こんにちは。カメラ担当の池田です。

本来であれば桜をはじめ、春の花や新緑など被写体が多くなり忙しい季節です。

しかし、今年はコロナウイルス感染拡大より、不要不急の外出ができない状況となっており、写真撮影も自粛モードと言った感じです。

もちろん私も遠くへ出かけての写真撮影は自粛しています。しかし、体力維持と気分転換をするためにも、休日は3密を避けて、近所へ短時間の散歩をしています。もちろんマスク着用です。

 

今回はそんな状況の中ですが、フジフイルムの新製品X-T200の使用レビューをお届けいたします。

X-T200は2020年2月27日に、前モデルX-T100の後継機種として発売されました。X-T100が2018年6月発売ですので、約1年8ヵ月でのモデルチェンジとなりました。

数多く発売されているフジフイルムのXシリーズの中でのX-T200の位置づけはエントリーモデルということになります。一眼初心者の方でも安心の簡単操作。フルオートでも撮影できますし、絞りやシャッター速度などを設定して自分の思い通りに撮影する事もできます。

エントリーモデルでありながら、高性能でしかも小型軽量のX-T200には多くの特長や魅力があります。

これより、X-T200の特長・魅力をご紹介していきたいと思います。

このような状況ですので、散歩途中に撮影した写真ばかりで作例写真も少な目です。ご了承くださいませ。

 

主な機能

  1. 約2424万画素 APS-Cサイズセンサー
  2. 位相差AFとコントラストAFのハイブリッドAF
  3. ISO感度 200-12800 ※拡張可能
  4. 秒間8コマの高速連写
  5. 進化した顔・瞳オートフォーカス
  6. 富士フイルムの色が楽しめる「フイルムシュミレーション」
  7. 写真表現の幅を広げる「アドバンストフィルター」
  8. 4K30Pの動画撮影
  9. 強力にブレを補正する「電子ジンバル」機能

 

主な機能は以上です。

 

それでは外観から見ていきましょう。

外観

エントリーモデルでありながら、約236万ドットの電子ビューファインダーが搭載されています。屋外の撮影において、陽射しが強いシーンでは液晶画面が見にくくなってしまう事がありますが、ファインダーがあればそのような状況でも快適に撮影ができます。

 

液晶モニターは16:9の3.5型バリアングル式となっています。液晶のドット数は約276万ドットでタッチパネル操作が可能となっています。バリングル液晶ですので自撮りも手軽に行えます。

X-T100は3方向チルト液晶だったのですが、X-T200ではバリアングル液晶に変わりました。これはX-T200が動画を意識したカメラだからと言えるでしょう。

 

作例

近くの神社にて。

桜が散れば新緑の季節。もみじも芽吹き、目に優しい緑色がとてもキレイです。

X-T200の画素数は約2400万画素あり、葉っぱの細部までしっかり描写されています。

この時、ISO感度の設定を戻し忘れていて、ISO800で撮影していますが、ノイズを感じることはくキレイな写真を得ることができました。

今回は高感度性能を試す機会がありませんでしたが、上限感度がISO12800となっていますので、ISO3200程度ならノイズを気にする事なく撮影できるでしょう。

 

富士フイルムの色再現で一番素晴らしいのは緑の発色だと、個人的には思っています。

もちろん人それぞれ好みはあると思いますが、意外と難しい新緑の色を色飽和することなく再現してくれるのは、フジXシリーズの大きな特長だと思います。

風景写真を撮影する方には、この色再現にはモチベーションが上がること間違いなしだと思います。

 

まもなく終焉の桜。この木だけはまだ桜が残ってました。

一眼カメラの良さは、この写真のように背景のボケを大きく出せるではないでしょうか。

最近ではスマホでもボケ調整が出来たりするみたいですが、やはり一眼のボケ味はキレイで、変化に富んだ作品を作ることができます。

ここで少しオートフォーカス性能について触れておきます。このカメラのオートフォーカスは像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッドとなっています。これは上位モデルと同じような仕組みです。すなわち、高速で高精度のオートフォーカスを実現しているということです。

今回の作例撮影においても、AFが遅いとか、AFが迷ったりとか、AF精度が悪いとか、ストレスを感じることはなく、エントリーモデルとしては十分なAF性能となっています。

 

逆光で桜を狙ってみました。

このブログで紹介している写真は、すべてキットレンズの「XC 15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」で撮影していますが、どれも満足できるものでした。

そしてこの写真。強い逆光状態にもかかわらず、ゴーストやフレアの発生もなくヌケの良い写真を得る事ができます。

実際にレンズだけを持ってみると、とても軽くて安っぽく感じますが、描写力はしっかりしています。

 

キットレンズの広角側で撮影。

広角側でも被写体に近寄ることで、このようにキレイなボケを出すことができます。

この写真はフイルムシュミレーションで「クラシッククローム」を選択し、少し深みのある落ち着いた雰囲気に仕上げてみました。

ちなみにX-T200には、上位モデルのX-PRO3やX-T4(2020年4月発売予定)に搭載されている「エテルナ」「クラシックネガ」は搭載されていません。

「クラシックネガ」は大好評のフイルムシュミレーションなだけに、X-T200にも搭載して欲しかったというのが本音です。

 

キットレンズのXC15-45mmは、広角側での最短撮影距離がレンズ先端から5cmと接写が可能です。写真のように小さな花も大きく撮影することができます。

最大撮影倍率は0.24倍で、気軽に近接(マクロ)撮影が楽しめます。

また、バリアングル液晶を活用することで、地面に近い所(低い位置)に咲いている花などのローアングル撮影も快適に行えます。

 

2枚目の作例写真をカメラ内RAW現像でモノクロにしてみました。

モノクロ表現についても定評のあるXシリーズのカメラ。そのモノクロのフイルムシュミレーションの中でもっとも評価の高い「アクロス」が搭載されていないのが残念ですが、それでも、フイルムメーカーらしい再現力を持っています。

私は記録設定をRAW+JPEGにしています。基本的にはJPEG撮って出しをメインにしていますが、時間がなくて設定変更が困難な時もありますので、あとで微調整できるようにRAW記録もしています。

RAWで撮影しておけば、撮影後にカメラ内でRAW現像ができ、フイルムシュミレーションやホワイトバランスなどを変更することができますので、保険としてRAW記録するのもオススメです。

 

庭のお花をアドバンストフィルターの「ソフトフォーカス」で撮影してみました。

フィルターの種類は「クリアフィルター」や「トイカメラ」、「ダイナミックトーン」「HDRアート」など多数搭載されています。

撮影シーンに合わせて使用すると良いでしょう。

 

まとめ

今回の使用レビューは、このようなご時世でしたのでX-T200は近所の散歩のお供として持ち歩きました。散歩ならスマホでも良いのですが、やはり一眼ならではの高画質とボケ表現を求めて、X-T200を持つことにしました。

まず感じたのは、とても軽いとうこと。私はXシリーズのフラッグシップモデルX-T3を所有していますが、デザインは良く似ているのですが、重量には大きな差があります。

ウエストポーチに入る大きさで、お散歩カメラとして最高の相棒だと感じました。もちろん旅行のお供としても最高でしょう。

また、色再現に定評のある「フイルムシュミレーション」で、そのシーンにあった色で撮影できるのも楽しいものです。

今回は動く被写体を撮影していませんが、それは前モデルのX-T100で実証済みで、X-T200はそこからオートフォーカスと連写性能が進化していますので、より快適に撮影できることでしょう。

この性能でこの軽さとコンパクトさは、どこへでも持って行きたくなる1台です。

スマホやコンパクトカメラの画質や写真表現に満足できない方にオススメです。

 

このような状況ですので、散歩中や家の中での撮影以外は我慢して、そしてコロナウイルス感染が終息したら、思いっきり撮影に出かけましょう! 

家にいる時間が長くなると思いますので、過去の写真を振り返るのも良いでしょう。

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

 

 

 

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