コラム カメラのナニワ 京都店

春だ!お花だ!マクロレンズだ!

こんにちは、カメラのナニワ京都店スタッフの宮田です。
今回は、マクロレンズを使ったお花の接写を紹介いたします。
といっても、植物園や温室は自粛で閉館している所が多いので撮影は、おうちの花壇の花、散歩道の途中にある花など、三つの密(密閉・密集・密接)はなるべく避けるよう心がけましょう。

作例は近所のスーパーに行く途中の花壇や、散歩道の公園で撮影した物です。
では、マクロでお花!行ってみよう!!

◆マクロレンズって何?

簡単に言うと、小さな被写体に近づいて、大きく写すことの出来るレンズとなります。
お花や、指輪などのアクセサリー、コインや小物などを撮影する時に重宝するレンズです。
中望遠系のレンズが多いですが、最近は広角系のマクロレンズなどもあります。
それぞれ、違った描写になりますので揃えてみるのも良いかもしれませんね♪

枝垂桜が咲いておりました。まずは普通に撮影。

マクロレンズで近寄って撮影すると。。。
1/3800 f2.4 ISO400


いかがでしょうか、近づいて撮れるってワクワクしませんか?
では、マクロでお花を撮影する時の簡単なアドバイスを紹介します。

 

◆ ピントはどこに合わせるの??
基本的には、雌しべ、もしくは雄しべに合わせる場合が多いです。
但し、近づくとピントの合う範囲が狭くなります。また、雌しべ雄しべの長さが違うため、雌しべ雄しべだけの写真にならないよう、背景の整理や被写体の配置に気を付けましょう。

 

〈失敗例〉左上の花の雌しべにピントを合わせたが、花の配置が悪く、何を撮ったのかわからない写真になってしまった。
1/2000 f2.4 ISO400

 

失敗例を踏まえて、別の花でピントを意識しながら構図も変えてみた。
真ん中の花の雌しべと雄しべにピントを合わせて、右上の雄しべにもピントが合うようにフレーミング。なおかつ余計な色が入らないように注意した。1/320 f2.4 ISO400

 

キンポウゲの花 手前の花の雌しべと雄しべにピントを合わせ、背景に他の花のボケが来るようにフレーミングをした。
1/6000 f2.8 ISO400

 

雌しべ雄しべが無いので、花弁にピントを合わせた。日の丸構図で真四角にトリミング。
1/320 F2.4 ISO400

 

紫木蓮、花弁の質感が綺麗だったので、花弁をメインに構図とピントを調整。
雌しべ雄しべにこだわらず、フォルムを優先とした例。
1/1100 f2.4 ISO400

 

◆とにかく最初は近寄って撮影する。
被写体から引いて撮影するのも良いけど、やはりマクロレンズの魅力は、そのレンズの極限まで近寄って撮影する事。(レンズにより近寄れる倍率は異なります。)
最短撮影距離をマスターすれば、もう怖いものなし!
まあ、好みもあるので一概には言えませんが。。。

 

これぐらいで満足しない。もっと近づいてみよう!
1/1500 f2.8 ISO400

 

最短撮影距離の少し手前まで寄ってみた!
1/320 f2.4 ISO400

 

このレンズの最短撮影距離まで近寄ったよ!
ここまでくると、正面からでは雌しべと雄しべの両方にはピントが合わない。
雄しべだけにピントを合わせて、雰囲気重視の仕上がりとなった。1/340 f2.4 ISO400

 

◆ 花に昆虫はつきもの、昆虫がいれば目にピントを合わす。
小さな花蜘蛛や、蟻、アブにミツバチ。花の周りには色々な昆虫がいっぱい。
たまには害虫扱いせずに、優しい目で被写体として取り入れてみてはいかがでしょうか。

蚊?がツツジにつかまって一休み。昆虫がいる場合は昆虫の目に、それと同時に雄しべにもピントが合うように構図を決めて撮影した。
1/640 f2.4 ISO400

 

◆ ピンボケ、手ブレには注意せよ。
三脚を使わないで軽快に撮影する方法として、ブレ防止機能の付いたレンズがあればよいのだけど、三脚もブレ防止機能もない場合の対応策として、デジカメ限定ですが、、、
・ピンボケ→カメラをゆっくり前後させながら何枚も連続撮影し、その中でピントの合っている物を探す。書き込みスピードが速いメモリが必要です。
・手ブレ→ISO感度を上げて撮影する、最近のデジカメは高感度にしてもノイズが出ないので、自分の納得できる範囲で感度を上げる。(私は絞りをあけて撮るのが好きなのでISO400がメインです)
ちなみに、ツツジに蚊の写真は秒間8コマで112駒撮影してます。約14秒間、ユラユラ前後しながら撮影してったて事ですね。。。(^-^;

 

◆マクロでお花の撮影まとめ
・ピントは雌しべ・雄しべが基本
・雄しべ雌しべだけの写真にならないように
・背景のボケに気を配るべし
・出来るだけ近づいて、マクロレンズの魅力を引き出す
・昆虫がいるときは、昆虫の目にピントを合わせる
・ピンボケには、連続撮影の大量撮影でカバーする
・ブレ対策は、ISO感度を上げる

 

◆ 今回の個人的お気に入りカット!
最後に、マクロレンズで撮影した今回の個人的お気に入り写真で〆たいと思います。

「儚き春の桜一輪」 1/1000 f2.4 ISO400 +1.3
*日が陰って、風が凪いだ時の一枚。斜めから雌しべ雄しべの両方にピントを合わせた。

 

通常のレンズでは撮ることの出来ないマクロワールド、いかがでしたでしょうか?
今回は、FUJIFILM フジノン XF 60mm F2.4 R Macro を愛機FUJI T-X20で撮影しました。カメラメーカー・レンズメーカー各社とも、色々なマクロレンズが発売されております。ご自身のカメラに合う、良いマクロレンズを見つけて、楽しい写真ライフを満喫してください。

「いや~、カメラって良いですね。 (^_-)-☆ 」ではまた!


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カメラのナニワ京都店は、四条通沿いにございます。
京都へ遊びに来た際は、一度のぞいてみてください、よろしくお願いします。

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