ライカ親爺のうんちく(何回目?)

2016年8月13日

発展に寄与された方々

アメリカに次ぐライカ市場としての日本だが、これだけ発展させるために、活躍された方々がいらっしゃる。
1、 パウルシュミット
言わずもがな、シュミット商店(戦前の社名)の創業者である。何社かの日本総代理店の看板を上げた中に、顕微鏡のライツ社があり、ライカカメラの販売をすることとなった。昭和12年シュミット商店の上海支店へ出張中に、亡くなられた。彼の箱根の別荘別荘は、箱根駅伝のスタート地になっている。
2、 北野邦雄
月刊光画という雑誌を戦前から発行して、今でいうメカニズムライター的な事をされている。M3が発表された、1954年のフォトキナで、現地から5月号発売に間に合うように、資料を入手し、航空便で原稿を送ったという。今なら、ネットとメールで即日の世界だ。当時の現地の雑誌には、ドイツ人より、上手にドイツ語を話す日本人と紹介されたという話があるが、東京外語大を卒業され、陸軍軍医学校等でドイツ語の教師をなさっていたので、当たり前である。
3、木村伊兵衛
ライカで写真を撮る人間にとって、彼の名前を知らなければ、もぐりと言われてもしょうがない。東京の日暮里で写真館をしていたが、ツェッぺリン飛行船のニュース映画を見てライカを買った。それまでは、コンタックスを使っていたという話を聞いたことがあるが、わからない。
4、佐和九郎
この名前を知っていたら、ビョーキである。アサヒカメラに彼が書いたライカとコンタックスの比較記事が、コンタックス寄りだったために、ライカ愛好者からの非難を受けて、シュミット商店が出したのが、降りかかる火の粉は払わねばならないというパンフレットになる。ライカコンタックス戦争は日本だけで起こったことで、本国では、起こらなかった。その後、戦火の拡大に伴い、民需向けは、両社ともに輸入禁止となる。佐和九郎はペンネームで、銀座にあった黒澤タイプライターの主人である。彼は、戦後もカメラ雑誌上で活躍した。
5、明石正巳と井上鐘
明石はシュミットの写真部長として、井上はパウルシュミット亡き後社長として、活躍をされた。戦前のシュミット商店の出したパンフレットは、ほとんど井上が文章を書いたとされる。明石がその後を引き継いだ。明石は、シュミット解散後、フォトハウスアカシを開いた。シュミットはドイツワインも扱い、現在のドイツワイン輸入業者は、たどっていくと、シュミットのワイン部に繋がるとさえ言われる。

他にも、たくさんの先人がいらっしゃる。機会を見つけてご紹介したい。
(敬称略)

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写真工業出版 ライカの歴史より借用

 


中古品情報:Auto110+レンズ3本セット

2016年8月5日

今回ご紹介するレモン社新宿店在庫の中古品、PENTAX Auto110+レンズ3本セットですが・・・税込¥8,000-とお買い得ながら、ボディは作動しない状況です。そんなワケで、「110用レンズ3本セットに愛くるしい文鎮が付いてくる」くらいにお受け取りいただければ幸いです。

Auto110

各レンズともフロントキャップ付属。リアキャップは1個だけ付属。

110用レンズを活かす方法としてはマウントアダプターの活用がありますが、今回はマイクロフォーサーズボディで軽くテストです。
気分的にはPENTAX Qシリーズで使いたいところではありましたが、今回のレンズは18mmF2.8、24mmF2.8、50mmF2.8の3本組み。センサーの大型化を図ったQ7でも35判換算約4.6倍となるので、これらのレンズ達は中望遠~望遠レンズセットとなるのですが・・・Qシリーズの背面液晶が結構アレなもので、MFではとても苦労する事になりまして(老眼持ち泣かせです)、急遽E-M10での試用に切り替えた次第です。マイクロフォーサーズ規格であれば、これらのレンズは準広角~中望遠の扱い易い焦点距離となります。

レンズコンディションとしては、18mmと24mmが「クモリ」、50mmが「ひょっとするとクモってる?」と云った状態です。
ではまず、18mmF2.8を使って新宿店の裏窓から撮影(あまりに暑くて・・・)です。

Auto110用18mm

35判換算36mm相当。手前の白い台形っぽいビルに合焦

四隅は明らかに解像力が甘くなっていますが、中心部は遊びなら問題無いレベルに解像してくれます(どことなく甘さが残りますが)。そうそう、110用レンズには絞りが組み込まれていないので常に開放での撮影となります♪この時もASA200・1/4000Sec.と、かなりギリギリなシチュエーションでした。
続きましては24mmです。

Auto110用24mm

35判換算約48mm、標準レンズの感覚

こちらも同じような傾向よようです。
最後に50mmです。

オート110用50mm

35判換算約100mm

四隅の画質低下は一番少なさそうです。

絞り開放状態で使わざるを得ないと云った制約はありますが、ある意味でトイレンズ3本セット。夜のスナップ撮影なんかで遊ぶのも一興かも知れませんよ♪

*マウントアダプターの形状によっては、光線漏れを起こす事もございます。緩~い気持ちでお使い下さい。

レモン社新宿店中古品             PLUコード:2111020101689
ペンタックス Auto110+レンズ3本セット 税込¥8,000-(2016年8月5日現在)
お問合せはレモン社新宿店
又はナニワオンラインまで


結局αマウント!AFレフレックスレンズ500/8

2016年7月15日

旧ミノルタαマウントとSONY αAマウントに互換性がある事は皆様ご存知かと思いますが。
AFが可能なミラーレンズの系譜もまた、ミノルタα⇒SONY αAへと続きました。世界初のAFミラーレンズを開発したミノルタさんの技術がそのまま引き継がれたのかどうか、SONYのミラーレンズ「SAL500F80」は外観的にはロゴ・プリント文字以外ほぼ同一に見えてしまうのが気になりますが・・・不思議なことにカタログ上の重量も同じ665g!今回はそんな「ミノルタAFレフレックス500/8」のご案内です。

ミノルタAF REFLEX500

ミラーレンズをご存じ無い方にご説明差し上げますと、絞りは固定です。

SONYさんがαAマウント用に生産していた「SAL500F80」も既に生産完了品となり、今ではAFミラーレンズは単一マウントの中古品しか無い状況となってしまいました。結局、αマウント/αAマウントユーザーさんしかAFミラーレンズの恩恵を得られなかったことになります。

絞りはF8固定ですがミラーレンズ(レフレックスレンズ、反射望遠レンズとも呼びます)としては普通のスペックです。何んと云っても、500mm超望遠域を重量665gに抑えてるんですから、それくらいは大目に見てあげて下さい♪ 

α77に装着してAF作動させますと・・・被写体によってはちょっと躊躇いがちながらもピント検出してくれました。一昔前のAFレンズなりの速度ですが、風景撮影にはまず問題無く使えるでしょう。

それでは実写を・・・と思いきや、今日は朝から雨、嫌んなっちゃう・・・と云った天候なので、レモン社新宿店の窓からの撮影と相成りました。
まずは窓の向こうを、DT16-80F3.5-4.5ZAで。

DT16-80

F8オート。焦点距離30mm、35判換算45mm

肉眼の遠近感とそう大差ないと思います。
では、ここからAFレフレックス500/8で撮影ですが。まずは背後のビルの上層部分を狙って。

AF REFLEX500F8

APS-C機α77では35判換算750mm相当となります

雨模様・曇天ではF8固定がちょっと恨めしく感じられます。手ブレが気になりますがα77、あんまり感度を上げたくないんですよね・・・天候のせいもありますが、全般的にミラーレンズはややコントラストが低い傾向に感じられます。

も少し色のある部分を。

ミノルタAFレフレックス

距離指標で約100ft

AF REFLEX 500

出来れば晴空の下で実写してみたかったのですが、取り急ぎレモン社新宿店の中古在庫ご案内と云う事でご了解くださいませ。

中古品 ミノルタ AF REFLEX 500/8 ランクA ¥53,000-(税込・7/15現在)
元箱 取説 キャップ フード ノーマルフィルター(ドロップイン式)
PLUコード:2111011989197
お問合せはレモン社新宿店
又はナニワオンラインまで

P.S.決して明るくないレンズですが、ND4フィルターも付属しております。


ライカ親爺のうんちく

2016年7月13日

フィルムその2

 コダックのフィルム工場は、現在ロチェスターのみだが、以前は全世界に数か所あった。昔、25年以上前だが、フィルムのエッジプリント(現像すると浮かび上がるフィルムの両端にある文字のこと)を見ると、何処の工場で作られたものかが分かると、書いてある本を読んだことがある。その時、手元にある、現像済のフィルムを見ると、その通りだった。確か、KODAK SAFTY FILM のどれだったか1字の右上に、ドットが打たれており、打たれている文字によって工場が分かったという。30年以上前、法事で母の郷里に帰ったとき、叔父がトライXを買ってくれ、その現像したフィルムを探してみるとたしかに、ドットの位置が他のとは違っており、初トライだったので、取ってあったパッケージを見てみると、USAではなく英国コダックだった。なぜ、イギリスコダックのフィルムがあったかはわからない。中国にも合弁の工場が一時期あり、そこで作った感度100のカラーネガが国内に輸入されていた。中国の合弁は、コダックからの申し入れで解消された。コダックの凋落が始まった のは、そのころだった。

昭和40年代初めは、フジもサクラもコダックもリバーサルは現像料込みで、箱の中に封筒が入っており、郵便で送ると現像マウントされて、戻ってきた。日本では、各県に現像所が出来るに従い、現像料別となったが、海外は日本ほどラボが多くなく、ヨーロッパでは、2000年代初めまで現像料込みが存在した。このころ、イギリスのカメラ店のHPから、フジの現像料込のリバーサルを見つけて手に入れたことがある。現像所はイギリス国内だった。コダックは、コダクロームは現像方法がエクタクロームと違うため、専門現像所を世界各地に作ったが、使用量が減ったため、世界各地の現像所を削減し始め、ヨーロッパはスイスが最後まで残ったが、8ミリフィルムが無くなると同時に、作業を終了した。youtubeに、スイスの現像所の内部があった。(今は分からない)日本は、東洋現像所、ローヤルカラー、堀内カラーの3カ所がコダクロームの現像を行ったが、東洋とローヤルが統合し、最後は堀内だけになった。末期は堀内とアメリカカンサス州のドウエインフォトだけがコダクロームの現像を行い、ドゥエインフォトだけになり終了した。親父は、インターネットで海外から現像料込みのコダクロームを買いこみ、入っていた封筒に書いてあるヨーロッパの現像所に送って楽しんでいたことがある。最末期は、ヨーロッパの住所に送っても、ドゥエインで現像し、ヨーロッパから戻ってきたことがあった。数十本近く海外に送ったが、1本だけ戻ってこないことがあった。それ以外はガムテープを張って封をしっかり止めたが、その1本だけ留めなかった。どこかで、迷子になっている。

 IMG_0031-1

現像料込のコダクロームの横書き。PRICE INCLUDEの文字が見える

 

 
カナダにコダクロームの現像を送ったとき、マウントしたフィルムの中に入ってい封筒。裏に住所を書く欄がある。


中古Canonセール実施中です

2016年7月6日

梅雨真っ只中の頃合いですが、あと2週間もすればきっと梅雨明けとなりましょう。夏本番前に機材の新調なんていかがでしょうか・・・新調と云いつつ中古品に関するお知らせですが。

7月のレモン社は中古Canonセール実施中です。
中古&委託品、いずれもCanon製品であれば表示価格から3%OFFでお求めいただけます。(店頭販売のみのイベントです)

キャノン割引中

デジタルでも、銀塩でも。

上の写真の機材、いずれもレモン社新宿店の中古品在庫です(7/6現在)。
EF400mmF2.8L IS USM AB+ランク ¥495,000-(税込)/PLUコード:2111020108190
外装は比較的綺麗で、レンズ内にも塵等の混入がとても少ない良品です。別途、フード、キャップ、トランクケース、ストラップが付属しております。
*新着品につき、オンライン掲載は当ブログより遅れる可能性があります。

レンズにブラ下がっているボディはEOS 5D MKⅢ ABランク ¥218,000-(税込)/PLUコード:2221230049036
底部・ストラップ用金具・液晶面にややスレがありますが、その他は綺麗なボディです。ストラップ・充電器・ボディキャップ付属。

右手前ボディはCanon 7 ABランク ¥25,000-(税込)/PLUコード:2111020104093
レンズは35mmF2(L)黒鏡胴 ランクAB ¥36,000-(税込)/PLUコード:2111020093748
7はシャッターダイヤル部にスレ有り。ファインダーはややクモリが出ています。金属シャッター幕に汚れが見受けられますが、幕面の皺は殆どありません。距離計・露出計共に作動OKです。 
35mmF2(L)はかなり綺麗な外観で、若干のクモリが有りますが実写にはまず問題無さそうです。

お問合せはレモン社新宿店 TEL:03-5909-2333(11:00~20:00)

またはナニワオンラインまでどうぞ。

 P.S.
委託販売の優待手数料「WANTED」対象&買取強化製品はCanon EFマウントLレンズとなっております。
*お預かり日から2ヵ月間、通常手数料25%⇒優待手数料15%を適用させていただいます。