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【F1.8シリーズの革命】LUMIX S 24mm F1.8【作例付きレビュー】

カメラのナニワ京都店の阿部です。

LUMIXのLマウントレンズ、LUMIX S 24mm F1.8が9月22日に発売となりました。

これまであったLUMIXのLマウント用単焦点レンズは50mm F1.4、50mm F1.8、85mm F1.8の3本ですので、待望の広角単焦点レンズの登場です。

描写性能を見る前にこのレンズの最大の特徴を申し上げますと、LUMIX F1.8単焦点シリーズの中の一本を担うレンズだというところです。

 

描写性能・サイズ・操作性などを統一した「F1.8単焦点シリーズ」

LUMIX S 24mm F1.8は、すでに発売されている50mm F1.8、85mm F1.8と描写性能・サイズ・操作性を共通化しております。
それによるメリットは

・描写性能を統一することで、レンズ交換をしてもカット枚に極端に描写が変化しない。統一感のある作品作りができる。
・サイズを共通化することで、レンズを交換してもほぼ同じ重心バランスを実現し、ジンバル・ドローンなどを使用する際の負担を軽減化
・フィルター径を統一化(Φ67mm)することで、フィルターを複数持ち歩く必要がない。

などたくさんあります。

F1.8単焦点シリーズは今後35mm F1.8の発売も予定されております。

ジンバル撮影では広角レンズをメインで使う方も多いと思いますので、24mmが出たことによってF1.8シリーズの本領がついに発揮される形となります。LUMIX F1.8単焦点シリーズのサイズ感見た目・重量がほぼ一緒のこの2本。軽量コンパクトかつF1.8で統一してるのもポイント。

「重さもフィルター径も全部一緒だったらいいのに…」と誰もが一度は思ったことがあるでしょう。その夢がついに叶いました。それもF1.8という明るさ、そして軽量コンパクトで。素晴らしい。

私はこういったLUMIXの徹底的にユーザビリティを追求する姿勢が大好きです。

そんな本レンズをLUMIX S5に装着し、撮影に出かけました。
LUMIX S5と本レンズを合わせた重量はなんと約1,024gと非常に軽量。
一日持ち歩いてもまったく苦じゃなく、小型ジンバルにも載せられる重さなのが嬉しいです。

開放値F1.8は広角ポートレートにピッタリLUMIX S 24mm F1.8背景を活かした広角ポートレート

(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/4000, F1.8, ISO 200)

LUMIX S 24mm F1.8 逆光耐性がすごい

(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/500, F3.2, ISO 200)LUMIX S 24mm F1.8広角ポートレート ローアングルでスタイルを良く見せる(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/8000, F2, ISO 160)

広角レンズでのポートレートは下手すると顔が歪んでしまったり、思ってるよりも被写体に寄らないといけなかったりで、ちょっと難しい部分もあります。しかし、風景を活かしたダイナミックな撮影ができたり、あおって撮影することで脚を長く見せたりと、広角ならではの表現ができて面白いです。

逆光耐性は素晴らしいですね。光源が画角内に入ってるのにもかかわらず、フレアゴーストは見られません。LUMIX S 24mm F1.8広角ポートレート フルサイズF1.8の立体感(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/1600, F1.8, ISO 200)

広角レンズはボケを出しづらいですが、フルサイズF1.8を持ってすれば被写体を少し浮きだたせることも可能です。
絶好の逆光具合もあいまって、モデルと背景がキレイに分かれ立体感が生まれました。
この一枚を撮れた時に思いましたね。「このレンズは買いだ!」と。

最短撮影距離は0.24m。日常使いに。

LUMIX S 24mm F1.8 最短距離0.24mでテーブルフォト(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/160, F2.8, ISO 200)LUMIX S 24mm F1.8 最短距離0.24mスナップ(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/2500, F1.8, ISO 100)LUMIX S 24mm F1.8 最短距離0.24m 葉の水滴(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/320, F1.8, ISO 200)

広角レンズでも寄れるというのは重要だと思っています。これだけ寄れると椅子に座ったままでもテーブルフォトを撮れますし、ちょっと気になったものを近接撮影するのにも十分。
日常的に持ち歩く一本としておすすめできます。

瞬間を切り取れるオートフォーカス性能LUMIX S 24mm F1.8 快適なオートフォーカス性能

(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/8000, F1.8, ISO 200)LUMIX S 24mm F1.8 快適なオートフォーカス性能 心斎橋スナップ(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/640, F5, ISO 200)LUMIX S 24mm F1.8 スナップ(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/800, F3.5, ISO 100)LUMIX S 24mm F1.8 高速AFで切り取るスナップ(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/640, F3.2, ISO 100)

本レンズはリニアモーター式のフォーカシング。非常に静かで動画にも向いている上に、高速・高精度であります。
LUMIX S5はコントラストAFなので、相性の悪い被写体で迷ってしまうことがまれにあるものの、基本はコントラストAFであることを忘れるぐらい速いです。

瞬間を切り取るようなスナップにも最適なレンズです。

もちろん風景撮影にも

LUMIX S 24mm F1.8 風景撮影の描写イメージ 日中(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/800, F8, ISO 200)LUMIX S 24mm F1.8 風景撮影の描写イメージ 夕焼け(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/50, F10, ISO 400)

非常に色のりが良いレンズですので、風景撮影にももちろん適しています。
これだけ軽量でありながら、防塵・防滴仕様でマイナス10℃の耐低温設計であることも頼もしいです。

LUMIX S 24mm F1.8 スナップ撮影 水たまりの中の世界 (LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/3200, F1.8, ISO 200)LUMIX S 24mm F1.8 スナップ 青が綺麗 (LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/320, F2.8, ISO 100)LUMIX S 24mm F1.8 スナップ 広角を活かしてうねりを表現(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/1600, F1.8, ISO 100)LUMIX S 24mm F1.8 広角だけどボケも綺麗(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/1000, F1.8, ISO 100)

工夫すればボケも十分出せます。非常に綺麗なボケで大満足。

LUMIX F1.8シリーズは革命だ!

24mm、35mm、50mm、85mmでサイズ・フィルター径・開放値を統一して作るということは、決して簡単なことではないはずです。
私はレンズ設計に詳しくありませんが、レンズごとにそれに合う大きさで作った方が絶対楽ですし、画質にも有利でしょう。

「どこかで設計に無理が生じているのではないか。だから、このレンズのレビューは『操作性や互換性を優先したレンズの割には』という前置きをつける必要がある」と最初は思っておりました。

しかしそんな疑いを吹き飛ばす描写をこのレンズは見せてくれました。

F1.8シリーズがあればなんでもできる、そんな思いになりました。

カメラのナニワ京都店 阿部

カメラのナニワ 京都店

LUMIX S5の過去のレビューはこちら
オールドレンズに【LUMIX S5】がオススメな3つの理由

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