コラム レモン社 銀座教会堂店

パイロットNamikiファルコンとパイロット・エラボー

レモン社では今から十数年前に万年筆の取扱を始めました。この頃、まだ銀座店は並木通りの店舗でした。
当時は委託販売受付から開始し、数年後に新品も取扱う事になり、更にその後には、カメラ同様に万年筆も海外からの輸入を始めました。
エラボーが国内で販売されていない当時、この輸入の初回にたまたま仕入れた逆輸入のパイロットNamikiのファルコンがその後に予想もつかぬ爆発的ヒット商品となり、一時は海外からの仕入れが間に合わないほどの本数が売れたのでした!!
これに対し、なんと販売後の修理、調整、クレームなどが1本もありませんでした。さすがMade in Japanです。
海外製品は仕上がりにはムラが多く、販売前のチェック、調整なども必要なメーカーも珍しくないと聞きます。
パイロット エラボー 樹脂軸・赤 SFニブ

そして、同業の方までもレモン社に買い付けに来るほどでした。
ある日、海外のネットでのカスタムされたファルコンの筆記動画が世界で大きな話題となり、売上げは炎上状態となりました!!!!!毎日ファルコンの電話が殺到し続けたのです。
その後、突然ですがNamikiが高級ブランド化し、逆輸入品のファルコンもパイロットブランドとなりNamikiの刻印が無くなると、何故かまるで違うペンの様な扱いとなったのです。
それから数年が経ち、何故か今になり店にはまた数日前から数回、ナミキファルコンに対するお電話をいただいたのです…
上からエラボー、ジャスタス95、カスタム74
※今回がは残念ながらファルコンの現物が用意できませんでした。

と、いう事でネットで確認してみると、Namikiファルコンという商品名で販売されている店舗が数件ありましたが販売価格がそこそこお高いのですが「刻印はPILOTになります」とか、「国内仕入です」などと不思議な商品説明でした。また、あえてペン先の刻印について正確に触れていない店舗もあり。
でもこれらの万年筆の正式な商品名はナミキファルコンではないのでしょうか!?
今更ですが、刻印と品名にこだわりが特になければほぼ同仕様のパイロットのエラボーをお薦めします。
また、樹脂軸が軽すぎれば金属軸もありますし、カラーリングも…

1918年に純国産万年筆の製造を始め、今年で創業100周年となる世界的ブランドのパイロットにはカスタムというメインのラインアップも充実しており、ペン先のラインアップも日本ではトップクラスの種類が用意されています。逆に多すぎて悩む方もいるのではないでしょうか。
コントローラーでペン先の弾力の調整ができるジャスタス95も他メーカーにない機能です

ファルコン以上に超が付くソフトな毛筆のようなフォルカン(FA)なども筆圧が高くない方にはオススメです。
※ちなみに筆圧が高い自分にはFAがあまりにもソフトで加減が不能なペン先でした。
最後にナミキブランドのファルコンの復活を期待します!

【エラボー樹脂軸・仕様】
ペン先:14金 ロジウム仕上
インク吸入:両用式
付属コンバーター:CON-40
サイズ:137mm 最大径14.4mm
重さ:18g (金属軸は29g)
ペン先種類:SEF、SF、SM、SB
価格:18,000円+消費税
自前のパイロット達!Kakunoを入れ忘れました…

担当:唐崎

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