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【関西発】おすすめ!撮って楽しい、乗って楽しいローカル鉄道10選

こんにちは。鉄道マニアの池田です。

ここ数年、鉄道ブームのようで、雑誌やテレビでも良く特集が組まれています。

特にローカル鉄道は、のどかな田園風景や山間部など景色に良いところを走っている路線が多く、撮り鉄するにも、乗り鉄するにもピッタリの鉄道なんです。

そこで今回は、私が実際に行って撮影したことのある関西近郊のローカル鉄道を、都道府県別にご紹介したいと思います。

撮影、鉄道旅の参考になればと思います。


【兵庫県】

北条鉄道

小野市の粟生駅と加西市の北条町駅を結ぶ13.6Kmのローカル線です。この路線の魅力は田園地帯を走る列車だけでなく駅舎にもあり、法華口駅、播磨下里駅、長駅は国登録有形文化財にも指定されています。

また、かぶと虫列車やサンタ列車などの季節限定のイベント列車も運行されています。


播磨下里駅~長駅で撮影

「とまれみよ」と書かれた踏切が何だか懐かしい。沿線にはこんな風景がいっぱいです。


播磨下里駅~長駅で撮影

秋の沿線にはコスモスが咲いていました。コスモスだけでなく、沿線は田園地帯ですので色づいた稲穂もキレイです。


網引駅~田原駅で撮影

のどかな田園地帯を走る列車。田んぼに水を入れたばかりの頃は、水面に映る列車を狙うことができます。


法華口駅で撮影

ボランティア駅長さんで有名な法華口駅。去って行く列車にいつまでも手を振る姿はステキです。また、この法華口は駅舎も風情があり、特に桜の時期には絶好の被写体となります。


北条鉄道は関西からも比較的近く、オススメのローカル線です。



JR播但線

姫路駅と和田山駅を結ぶ65.7Kmの路線で、姫路駅から寺前駅までは電化されており、国鉄型の電車が走っています。寺前駅から和田山駅までは非電化区間で、ディーゼルカーが走ります。

和田山駅のひとつ手前の竹田駅は、天空の城として有名な竹田城跡への最寄り駅となっています。


新野駅~寺前駅で撮影

姫路駅から寺前駅までは、国鉄車両の103系が走っています。6月上旬、上の撮影場所は一面の麦畑でした。


長谷駅~生野駅で撮影

播但線の有名撮影ポイント。1両編成の列車より、編成の長い特急列車「はまかぜ」の撮影に向いています。寺前駅から和田山駅間の普通列車は、キハ40系の気動車が走ります。


もし青春18切符等で山陰方面へ行かれる場合は、福知山線経由ではなく景色の良い播但線経由がオススメです。



【京都府】

京都丹後鉄道

「丹鉄」の愛称で親しまれる京都丹後鉄道は、兵庫県の豊岡駅と宮津駅を結ぶ宮豊線、宮津駅と舞鶴駅を結ぶ宮舞線、そして福知山駅と宮津駅を結ぶ宮福線の3路線があります。

特に宮舞線は美しい海岸線沿いを走り、撮り鉄、乗り鉄を楽しませてくれます。

また、車両も豊富で観光列車の「くろまつ号」「あかまつ号」「あおまつ号」をはじめ、「丹後の海」という特急列車なども運行され、撮り鉄にとっては色んな車両が撮影できるので楽しい路線です。


丹後由良駅~丹後神崎駅で撮影

丹後由良駅~丹後神崎駅で撮影

京都丹後鉄道でもっとも有名な撮影ポイント、由良川橋梁。長さ約550mの鉄橋をのんびりと列車が走ります。この場所以外にも、奈具海岸などの絶景ポイントを列車は走り、乗り鉄にも最高の路線です。



【滋賀県】

近江鉄道

近江鉄道は滋賀県下で最古の私鉄であり、滋賀県東部を4路線が走り抜けています。

米原駅から彦根駅を通り多賀大社前駅を結ぶ彦根・多賀大社線、高宮駅から八日市駅を結ぶ湖東近江路線、八日市駅から近江八幡駅を結ぶ万葉あかね線、そして八日市駅から貴生川駅を結ぶ水口・蒲生野線の4路線で、観光名所を訪れるのにも便利な鉄道です。

近江平野ののどかな風景の中を走る列車はとても絵になります。


太郎坊宮前駅で撮影

近江鉄道には黄色い車両の列車が走ります。写真は万葉あかね線の太郎坊宮前駅で撮影しました。


太郎坊宮前駅付近で撮影

この写真も太郎坊宮駅付近で撮影しています。春に訪れて、駅付近をプラプラ散策していると菜の花畑があり、それと絡めて撮影した1枚です。有名撮影ポイントも良いですが、自分の足でポイントを探すのが楽しいですね。


武佐駅~近江八幡駅で撮影

この場所もたまたま車で走っていて見つけたポイント。田園地帯の線路沿いに桜並木があるのが目に止まり撮影した1枚です。


近江鉄道は、まだ私自身1回しか取材をしてませんので、あまり魅力的なところをご紹介できませんが、テレビやネットを見ると撮りたくなる場所がいっぱいあります。そのひとつに新八日市駅があります。この駅は駅舎が素晴らしく、一度は訪れたいと思っています。

私がこれから通って撮影したいと思っている、魅力たっぷりのローカル鉄道です。


信楽高原鐵道

JR信楽線を引き継ぎ、昭和62年に第三セクターとして開業しました。貴生川駅と信楽駅を結ぶ14.7Kmの路線です。信楽と言えば信楽焼が有名ですが、高原の町でもあり、その爽やかな高原地帯を走る列車は絶好の被写体となります。


雲井駅で撮影

雲井駅で撮影

この雲井駅では、山間部を走る上下線の列車を手軽に撮影することができます。人工物が少なく、田舎の雰囲気を表現しやすい場所です。

信楽高原鐵道は営業距離の短い路線ですが、景色の良いところを走っていますので、撮影ポイントは探せばたくさんありそうです。



【和歌山県】

紀州鉄道

鉄道ファンなら一度は訪れてみたい、御坊駅と西御坊駅を結ぶ2.7Kmの日本で一番短いローカル線です。軒先をかすめて走る列車は風情がたっぷり。列車の速度も時速約20キロととってもスロー。このゆる~い鉄道は一見の価値ありです。


西御坊駅で撮影

西御坊駅から超望遠レンズで隣の市役所前駅に止まっている列車を狙いました。線路のすぐ横は民家。超地域密着の路線だと感じます。


市役所前駅~西御坊駅で撮影

こんな感じで、民家のすぐ近くをのんびり列車が走ります。今は近代的な車両になってしまいましたが、昔はとても雰囲気抜群の車両が走っていました。

その車両に会いたければ・・・

紀伊御坊駅で撮影

紀伊御坊駅に留置、保存されています。ぜひお立ち寄りください。


紀州鉄道は営業距離がとても短いので、撮影ポイントも限られてきます。紀州鉄道らしさを表現するなら、終点の西御坊駅周辺がオススメです。



【三重県】

三岐鉄道北勢線

三岐鉄道は三岐線と北勢線の2路線があり、その中でも西桑名駅と阿下喜駅を結ぶ北勢線がローカル色がたっぷりでオススメです。そのひとつの理由として、今では数が少なくなった762mm軌間のナローゲージの路線なのです。線路幅が狭いということは、列車も小さくてとてもかわいらしく、実際に車両に乗ることで実感できます。

また沿線には、めがね橋やねじり橋など歴史的にも貴重な建造物もあり、それらと鉄道を絡めて撮影することができます。


楚原駅~麻生田駅で撮影

めがね橋を行く列車。手前は麦畑。最高のロケーションです。麦畑は毎年あるとは限りませんので、ご注意ください。


楚原駅~麻生田駅で撮影

線路幅の狭いナローゲージを表現してみました。雨が降り、レールが輝いてキレイでした。


楚原駅~麻生田駅で撮影

ここ三岐鉄道北勢線は楚原、麻生田駅間が撮影ポイントが多く、変化に富んだ写真を撮ることができます。

また、このあたりは貨物列車も走る三岐線とも近く、車なら数分で行くことができます。北勢線は日中、1時間に1往復の運転となりますので、三岐線を撮影することで時間を有効に活用できます。


三里駅~丹生川駅で撮影

北勢線のナローゲージのかわいい車両とは正反対、力強い機関車が牽引する貨物列車を撮影することができます。


三岐鉄道は撮るだけでなく、乗っても楽しい鉄道です。乗ることで、車両がどれだけ小さいのかが良くわかります。ぜひ、三岐鉄道北勢線にご乗車ください。


JR参宮線

参宮とあるように伊勢神宮の参詣路線として建設され、多気駅と鳥羽駅を結ぶ29.1Kmの路線です。この路線は田園風景を走る区間、海沿いを走る区間など変化に富んでおり、色んなパターンの撮影が楽しめます。

普通列車だけでなく、快速みえ号も走りますので、ローカル線でありながらも列車の本数も比較的多く、撮影を楽しむことができるでしょう。


宮川駅~山田上口駅で撮影

参宮線の有名撮影ポイント、宮川橋梁です。対岸からも撮影できますので、上下線の列車の撮影が可能です。


五十鈴ヶ丘駅~二見浦駅で撮影

ここも河口にかかる橋と絡めることができるポイント。サイドからも線路に近づいて正面からも撮れるポイントです。


多気駅~外城田駅で撮影

ここは起点である多気駅から車で10分程度の場所で、田園風景の中を走る列車を撮影することができます。背景は竹林で、人工物も少なく撮影しやすいポイントです。


参宮線は、今回ご紹介した写真以外に、海を絡めて撮影できるポイントもあります。時間をかけてゆっくり撮影したローカル線です。



【鳥取県】

若桜鉄道

郡家駅と若桜駅を結ぶ19.2Kmのローカル線で、この路線の目玉は何と言ってもSL。でもSLだけではありません。沿線にある23の施設が登録有形文化財に登録されており、被写体の多さは群を抜いています。鉄道写真だけでなく、駅舎などのスナップ写真も撮れますので、鉄道に興味の無い方にもオススメの路線と言えます。

路線は若桜谷を走り、田園風景や川・鉄橋などと絡めた撮影が楽しめます。


若桜駅で撮影

終着駅の若桜駅。構内には給水塔や転車台など、鉄道ファンにとってはたまらないものがたくさんあります。そして若桜駅と言えばSL。土日を中心に構内運転をすることもありますが、平日は給水塔の横で寝ています。

若桜駅は桜の季節がとても美しくオススメです。


八東駅~徳丸駅で撮影

上の八東川にかかる橋を走る列車を河原へ降りて撮影していますが土手からも撮影できます。


八東駅で撮影

八東駅は木造駅舎と、この木造の待合室が実にノスタルジーで私の大好きな駅です。この写真はその待合室の中から列車を狙いました。


若桜鉄道は今回紹介したポイント以外にもたくさんの撮影地があります。以前に若桜鉄道の撮影地をご紹介したブログを書いてますので、下記よりご覧いただければと思います。

若桜鉄道 撮影地情報 その1

若桜鉄道 撮影地情報 その2


若桜鉄道の難点は運転本数が少ない事。朝、夕は通勤、通学用で若干本数は多いものの、日中は2時間に1本程度になります。

でもご心配なく。最初の方に書きましたように、若桜鉄道には登録有形文化財がたくさんあります。列車の来ない時間帯は駅舎などを撮影して時間を有効活用してください。



【岡山県】

JR因美線

因美線は岡山県の東津山駅と鳥取県の鳥取駅を結ぶ70.8Kmの路線です。岡山県から鳥取県へと走り抜ける路線ですが、個人的には岡山県側の方が撮影スポットも多いようでオススメです。

沿線には木造駅舎も多く、特に美作滝尾駅は映画のロケ地として使われたことで有名となり、多くのカメラマンが訪れます。

また、春と秋には「みまさかスローライフ号」という臨時列車が走り、絶好の被写体となっています。


美作滝尾駅で撮影

美作滝尾駅で撮影

美作滝尾駅で撮影

上の3枚はすべて美作滝尾駅で撮影しています。木造駅舎で、ここだけ時代がタイムスリップしたかのような雰囲気で、列車がなくてもドンドン写真が撮れます。ホームの向かい側は田んぼで、そこからは駅舎と列車を絡めた撮影も可能です。


三浦駅で撮影

美作滝尾駅から鳥取方面へ1つ目の駅で、ここは桜シーズンになると桜のトンネルとなり、多くのカメラマンが訪れます。


因美線は、美作滝尾駅だけでなく、知和駅、美作河井駅も風情ある木造駅舎で、一度は訪れてみたいところです。この路線の難点も列車本数が少ないこと。列車で訪れる際には、注意が必要です。でも、列車本数の少ないこの地域だからこそ、素晴らしい木造駅舎が残っているのでしょうね。



以上、参考になりましたでしょうか?

私もまだ訪れていない路線もたくさんあります。また今回ご紹介した路線の中でも1、2度しか訪れていないところもあり、魅力を十分にお伝えできていない部分もあるかとは思います。

かなり偏った10選になっているかもしれませんが、少しでも鉄道写真の撮影地情報として参考にしていただければ幸いです

また、オススメの鉄道路線が発見できれば、このブログでアップしたいと思います。



この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで



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