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フジフイルム XF16mm F2.8 R WR 使用レビュー @直島・犬島

こんにちは。カメラ担当の池田です。

さて今回は、フジフイルムの新製品レンズ「XF16mm F2.8 R WR」の使用レビューをお届けいたします。

3月下旬に瀬戸内の島「直島」、「犬島」に、このレンズを持って旅をしてきましたので、その時の写真とともにレンズのご紹介をしていきたいと思います。

 

スペック

①35mm換算24mm相当の16mm広角レンズ

②レンズ構成は非球面レンズ2枚を含む8群10枚

③155gの小型軽量でありながら、外装パーツには金属を採用

④防塵・防滴・-10℃の耐低温構造

⑤最短撮影距離17cm 最大撮影倍率0.13倍

 

作例

絞り優先オート F2.8 SS1/2500秒 ISO160

絞り優先オート F8 SS1/320秒 ISO160

絞り値による画質のチェックです。

1枚目は開放のF2.8で、2枚目はF8で撮影しています。

F2.8でも周辺光量落ちはなく、開放からキレイな描写となっています。

そして単焦点レンズだからこそ、歪みもかなり抑えられています。水平線をご覧いただくと、真っ直ぐに写っているのが良くわかると思います。

広角ズームレンズのような樽型収差はほとんど出ていません。

 

絞り優先オート F8 SS1/420秒 ISO160

直島と言えば南瓜

島には赤色と黄色の南瓜がありますが、個人的にはロケーションとしては黄色の南瓜の方が良いように思います。

ここで見ていただきたいのは、16mmという画角と画質。

フジXシリーズで16mmのレンズは、35mm換算で24mm相当になります。

24mmと言えば、最近では標準ズームレンズでもお馴染みの画角ですが、いざ24mmで撮影するとなると、意外に広く写るので面白い写真を撮ることができます。

ここでは、南瓜のオブジェにできる限り寄って撮影し、遠近感を出してみました。遠近感を出せるのも広角レンズの特長です。

そして画質。ズームレンズでも描写力には定評のあるXシリーズのレンズですが、やはり単焦点レンズは良い写りをします。小型軽量であってもヌケが良く、描写力は優秀です。

 

絞り優先オート F11 SS1/200秒 ISO160

広角レンズの特長のひとつとして、最短撮影距離が短いという事が挙げられます。

広角レンズはただ単に広くワイドに撮るだけでなく、撮りたい被写体に近づくことで遠近感を強調できます。

上の写真は、海辺に咲いていた花。X-T3のチルト式液晶を利用して、できる限り花に近づき撮影しました。

花と言えば、マクロレンズや望遠レンズでアップにして撮ることが多いかと思いますが、その場合は花の背景をボカしてキレイに撮ることはできますが、どんな状況に咲いている花かは表現しにくくなります。

広角レンズで近寄って撮影することで、その花がどのような場所に咲いているのかを表現できます。作例の写真であれば、海辺に咲いている花だなぁというのがわかります。

広角レンズは花の撮影にも適したレンズと言えます。

 

絞り優先オート F9 SS1/200秒 ISO160

逆光耐性はどうか・・・。

直島にフェリーで到着すると、この赤い南瓜が出迎えてくれます。その南瓜を逆光で狙ってみました。

太陽は画面中央に置き、少しだけ南瓜に隠しています。

太陽を隠しているとは言え、写真には太陽の光がきっちり写るくらいの状況ですが、ゴーストやフレアは出ていません。

 

絞り優先オート F11 SS1/20秒 ISO1000

もう1枚、逆光耐性をテスト

太陽の位置がまだ高く光が強い状況だったせいか、派手にゴーストが出ました。

この写真は赤色の南瓜の中に入って、意図的に太陽光がまともに入る位置で撮影しています。

かなり意地悪なテスト撮影だったので、このゴーストは仕方ないのかもしれません。

ゴーストは盛大に出ていますが、個人的には好きな写真です。

逆光耐性は良いのかどうか判断の難しい結果となりました。

 

絞り優先オート F9 SS1/300秒 ISO160

犬島精錬所美術館での1枚。

犬島は小さな島ですが、魅力たっぷりの島でした。その中でも写真の犬島精錬所美術館は素晴らしい感動を与えてくれました。

ここは一部撮影禁止箇所はあるものの、撮影できる場所が多くあり楽しめます。

ここで見ていただきたいのは、やはり画質。

画像周辺でも像が流れることなく、しっかり描写されています。また収差が少ないのも良くわかります。

 

絞り優先オート F5.6 SS1/550秒 ISO160

犬島にはアート作品がたくさんあります。

アート作品の近くに咲いていたミモザにピントを合わて、アート作品を背景にもってきた作品です。

アート作品だけ撮影するのではなく、季節感をプラスしてみました。

 

絞り優先オート F8 SS1/350秒 ISO160

犬島のチケットセンター。

外装がオシャレな建物で、思わずシャッターを押してしまいました。

24mm相当の画角での撮影って難しいのでは?と思っていましたが、自分が前後左右に動いてフレーミングしたりして、意外と色んなシーンで使えました。

 

まとめ

小型軽量レンズですが、やはり単焦点。描写力は満足できるものでした。

今回の旅ではX-T3と新製品X-T30の2台持ちで、X-T3にはこのXF16/2.8を装着し、X-T30にはズームレンズを装着していました。

2台持ちでもレンズが小さいので、サイクリングや散策する時でも苦痛を感じることはありませんでした。

そして単焦点の醍醐味は、決められた画角でいかに自分の足で動いて撮影するか。ズームレンズを使用する事が多い中、たまには単焦点で撮影するのも勉強になります。

 

最後に直島と犬島のご案内です。

今年2019年は、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の年です。

瀬戸内国際芸術祭は、今回ご紹介しました直島や犬島を含む瀬戸内の島々で色んなイベントが開催されます。

直島、犬島以外では、小豆島や豊島、男木島、女木島なども会場となっています。

期間は春季が2019年4月26日~5月26日、夏季が7月19日~8月25日、秋季が9月28日~11月4日となっています。

ぜひ、この機会に瀬戸内の島々を訪れてみてはいかがでしょうか?

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

 

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