今回はフォクトレンダー
HELIAR Classic 75mm F1.8 VM-mount

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についての商品レビューをお届け致します。
トリプレットタイプの発展形である3群6枚の伝統的なレンズ構成を、最新の光学技術で再構築。充分な解像力を保ちながらも描写が硬くならず、ポートレイトから風景まで、優れた描写力を発揮するレンズです。
※コシナホームページより
※ボディはライカ M 9を使用しております。
シャ-プネス・彩度・コントラストは標準にしております。
今回の撮影場所は上野・東京大学・大宮公園・東京ガーデンテラス紀尾井町です。

1/500 F2.8 ISO320
ポートレートのつもりで撮影してみました。
アメ横のゴチャゴチャした雰囲気を抑えて見事に主役だけ浮かび上がらせてくれました。

1/1000 F2.8 ISO320

1/180 F5.6 ISO250
逆光での撮影です。

1/2000 F8 ISO80

1/1500 F2.8 ISO80

1/60 F2.8 ISO400
太陽や光源を直接画面に入れての撮影ではフレアやゴーストは出ませんでしたが、一番下の写真は少し外して撮影したところ、フレアがしっかりと出ました。ただ、このフレアは絵になる出方かと思います。

1/1500 F1.8 ISO80 露出補正+1

1/45 F1.8 ISO500 露出補正+1
上の2枚は最短距離0.9mで絞り開放撮影です。
絞り開放だとピントが合っている部分もふんわりとした印象。ボケは非常にきれいです。
黄色い光の楕円ボケがレモンに見えます。
こちらは絞りF4での撮影です。

1/360 F4 ISO400
ガラス越しですが目の部分から耳の毛先までしっかりと描写できています。
ポートレートを撮影される方はF4辺りで撮影すると「ピントしっかり・背景ボケ」という感じで良いかもしれません。
最後に。
少しずっしりと重さを感じますが、そのおかげでホールド感が良くしっかり構えて撮影出来ました。ピントリングも滑らかに動いてくれてストレスなくピントを合わせられました。
75mmと標準レンズより少し望遠ですが標準レンズとあまり変わらない見え方で使いやすかったです。
というのも、コシナさんも下記のように書いているのが理由なのでしょう。
75mmの画角は人間が対象物を「注視」した視界に近く、自然なパースペクティブで描写されることから、“真実の標準レンズ”とも呼ぶべき焦点距離です。
絞りを変えるだけでふんわり感とピシッと感が1本だけで出せるので色々な場面で楽しめます。
商品仕様
| 
 焦点距離  | 
 75mm  | 
| 
 口径比  | 
 1 : 1.8  | 
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 最小絞り  | 
 F16  | 
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 レンズ構成  | 
 3群6枚  | 
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 画角  | 
 33.2°  | 
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 絞り羽根枚数  | 
 10 枚  | 
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 最短撮影距離  | 
 0.9m  | 
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 距離計連動範囲  | 
 ∞~0.9m  | 
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 最大径×全長  | 
 φ57.9×73.8mm  | 
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 フィルターサイズ  | 
 φ52mm  | 
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 重量  | 
 427g  | 
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 レンズフード  | 
 付属(リバース可能)  | 

1/250 F1.8 ISO800 露出補正+1
担当:88(B1)