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キヤノン EF-S18-135mm/F3.5-5.6 IS STM 使用レビュー

こんにちは。カメラ担当の池田です。

今回は前回の使用レビューで紹介しました、リコーGRⅡといっしょに京都の伏見稲荷大社に持って行っておりましたキヤノンのレンズをご紹介いたします。そのレンズはEF-S18-135/3.5-5.6IS STMです。

EF-S18-135外観

「EF-S」ですのでAPS-Cサイズのデジタル一眼専用で、35mm換算で約29~216mm相当の7.5倍ズームレンズとなります。このレンズはEOS7D MarkⅡやEOS70D、EOS8000Dなどの標準キットレンズにもなっています。

このレンズの魅力は何と言っても7.5倍ズームという倍率!

この1本あれば広角から望遠まで、あらゆる被写体を撮影することができます。

主なスペックとしましては・・・

①シャッター速度換算で約4段分の手ブレ補正機構と動画撮影時に手ブレ補正の補正範囲を広げたダイナミックIS。

②ステッピングモーター搭載で静かでスムーズなオートフォーカスを実現。

③最短撮影距離0.39m。 最大撮影倍率0.28倍。

④円形絞りの採用により、美しいボケを実現。

などなどです。

 

それでは、実写レビューといきましょう!

まず伏見稲荷千本鳥居です。

人がいなくなった瞬間をローアングルで狙いました。

EF-S18-135 18-3.5②

18mm F3.5で撮影。

絞り開放での撮影ですが、周辺部までシャープでキレイな画像となっています。

今度は少しハイアングルで手前にピントを合わせて撮影。

EF-S18-135 50-5

50mm F5で撮影。

この焦点距離になれば、ご覧のように背景が少しボケてきます。

上の写真2枚は見た目以上に暗かったのですが、強力な手ブレ補正機能のおかげで、手ブレすることなく安心して撮影できました。

 

もう少し描写力について見ていきましょう。

収差について。

EF-S18-135 18-5.6③

18mm F5.6で撮影。

解像度は十分なのですが、タル型の歪曲収差が少しでています。

これはズームレンズの宿命のようなものですね。

でも少し望遠側にズームするだけでわからなくなります。

EF-S18-135 35-8

35mm F8で撮影。

1枚目と撮影場所は違いますが、歪曲収差は見られなくなりました。

 

続いて逆光性能はどうか?

EF-S18-135逆光②

画面の中に強い光があると、大きなゴーストが発生してしまいます。

お世辞にも逆光性能が良いとは言えません。

でもここが腕の見せどころ!

太陽を鳥居で少し隠すことで・・・

EF18-135逆光①

小さなゴーストはありますが、目立たない程度になりました。

日中の太陽が強い場合は、光を弱める努力をして作品づくりをしましょう!

 

次はボケ味!

EF-S18-135 135-5.6①

135mm F5.6で撮影。

滑らかでキレイなボケ味。ズームレンズとしては十分ではないでしょうか。

 

EF-S18-135 56-5 

56mm F5で撮影。

円形絞りですので、背景のボケはしっかり円形になっています。

 

EF-S18-135 74-5.6

74mm F5.6で撮影。

この写真も円形絞りの良さが出ており、さらには被写体(セミの抜け殻)にもかなり接近、最短撮影距離の0.39m付近で撮影していますので、ボケも大きくなりとてもキレイです。

 

次の写真は前ボケを意識して撮影してみました。

EF-S18-135 67-5.6

67mm F5.6で撮影。

手前の草木を前ボケに利用していますが、少し粗い感じがします。

草木にかなり近づいてこの結果です。もう少し望遠にすれば結果は違ったのかもしれません。

 

次は接写。

このレンズの最短撮影距離で撮影したセミの抜け殻です。

EF-S18-135最短 135-5.6

135mm F5.6で撮影。

マクロレンズじゃないのに、ここまで大きく撮れます。

このレンズは本当にオールマイティーですね。

 

最後は画角による写り方の違いです。

最近はズームレンズが主流になり、自分の足を使わずズームを使って構図を決めることが多くなっています。私もその一人です。

ズームレンズですので、ズームを使うのは当然のことですが、画角により写り方が大きく変わってくることも覚えておきましょう。

まずは望遠側135mmで撮影した画像をご覧ください。

EF-S18-135 135-5.6②

F5.6で撮影。 

よく見るパターンの写真ですよね。これは被写体から少し離れた場所から望遠で狙っています。望遠特有の狭い画角とボケが表現されています。

続いて広角側18mmで撮影した画像です。

EF-S18-135 18-3.5

F3.5で撮影。

1枚目より被写体に少し近寄って撮影しています。

望遠側で撮影した画像とは違い、画角が広くなり周囲の状況も表現できています。ボケの量は少なくなりますが、遠近感を出すことができます。

ズームレンズは便利ですが、たまには自分の足で動いて、目線だけでなく、しゃがんでローアングルで撮影したりすると新しい発見があるはずです。

 

以上、ここまでが使用レビューです。

ここからは、この日撮影したそのほかの画像をご覧いただければと思います。

EF-S18-135 18-5.6④

18mm F3.5

 

EF-S18-135 42-4.5

42mm F4.5

 

 

EF-S18-135 132-5.6

132mm F5.6

 

EF-S18-135 35-8②

35mm F8

 

EF-S18-135 135.-5.6②

135mm F5.6

 

今回、このEF-S18-135/3.5-5.6IS STMを使用して感じとことは、上にも書きましたように、高倍率でとても便利であること!

レンズ交換が面倒な方、山登りなどで機材を軽くしたい方にはオススメのレンズです。

レンズメーカー(タムロンやシグマ)からも高倍率ズームは発売されていますが、レンズ補正機能などが使えないという欠点もあります。その点純正は心配ありません。

描写力も満足のいくもので、UDレンズや非球面レンズを採用していますので、ズーム全域で高画質を実現しています。

またステッピングモーター搭載ですので、オートフォーカスが静かで速く動画撮影には最適です。

今回はEOS7Dに装着して撮影しましたが、中級機カメラとのバランスも良く、EOS70DやEOS8000Dなどの購入を検討されている方にはぜひセットでお買い求めいただきたいと思います。

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

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