こんにちは~。編集長 中村です。
TAMRONさんから25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2、SIGMAさんから20–200mm F3.5–6.3 DG | Contemporaryというどちらもすごい高倍率ズームが登場しましたね……!
広角から望遠まで1本でカバーできる超便利なズームレンズが、サードパーティーレンズ2台巨頭からそれぞれ送り出されてきたのには驚きました……!
一方で、この2本のレンズはどちらも12万円前後とそれなりにお値段が張ることも話題となりました。
たしかに近年ではカメラ・レンズともに価格高騰が続いており、気軽に買えるレンズが少なくなっているのは悩ましいところです……。
今さらですけどTAMRONの28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDってめちゃくちゃ安いですね……。
— ナニワグループ (@gnaniwa) October 21, 2025
新品で¥77,220って今では考えられん安さ……。
うちの中古品も7万円前後ですし、人気はこれからも衰えなさそうですね。https://t.co/OOqBKBa69q pic.twitter.com/5ecn4d5prB
そんななか、少し前のモデルに目を向けてみると、新品でそこそこ価格が抑えられているレンズがまだ現行品で販売されていることに今更ながら気づきました。
そこで今回は、そんな製品のうち「フルサイズ ソニーEマウントのTamron・Sigmaサードパーティーレンズ」から特にリーズナブルなモデルをいくつかご紹介してまいります!
「レンズを買い替えたいけど手頃なものが無い……!」とお悩みの方、参考にしていただければと思います。
【①TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD】
まず最初にご紹介いたしますのは、TAMRONさんの高倍率ズームレンズ決定版・28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD!
冒頭で紹介した新製品・25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の前モデルにあたるレンズで、一時期は人気すぎてなかなか新品が購入できないこともありました。

広角28mmから200mmの望遠までを1本でカバーし、開放F値も広角端F2.8スタートという明るさ。
それでいて重量575gと軽量なため、「便利ズーム」とはまさしくこのレンズのことだと言っても過言ではありません……!
新製品の25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2発売後も併売される予定ですが、2025年10月現在で新品¥77,220とかなりお手頃なのも見逃せないところ。
中古であれば7万円以下で出回っていることも多く、「1本で出来るだけ多くの状況に対応できる、手頃なレンズ」を探している方にはほんとうにおススメのレンズです!
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 製品レビュー【これ1本で何でも撮れる!】
過去にわたくしのほうで製品レビューを出していますので、実写作例等はこちらをごらんいただければと思います。
ナニワグループ店頭およびオンラインショップの在庫状況は以下をご覧ください!
【②SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary】
続いてご紹介いたしますのは、2021年発売のSIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryです!
2019年発売の24-70mm F2.8 DG DN | Artをベースに、広角側を28mmに狭めることによって大幅な小型軽量化に成功した製品となっております。
シグマ28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary 猫撮影レビュー
フルサイズ用のF2.8通し標準ズームレンズとしては最小・最軽量クラスの重量470gを実現しており、なおかつ画質は24-70mm F2.8 DG DN | Artと遜色ないレベル!
それでいて価格はお手頃で、2025年10月現在で新品¥88,983、中古も7万円代後半!
かなりコスパが良くおすすめのレンズとなっておりますね~。
【③TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD】
続いてのチョイスは、望遠ズームレンズのTAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD。
こちらのレンズ、何といっても価格が極めて安いのが魅力です!
2025年現在で新品¥57,420、中古では5万円未満で販売されているという手ごろさがありがたいですね……!!
例えばSONY純正のFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSが新品17万円以上するところ、その三分の一程度の価格で購入できる計算になります。
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは純正と違ってレンズ内手ブレ補正が付いていませんが、SONY Eマウントのフルサイズ機はいますべてボディ内手振れ補正がついています。
そのため、レンズに手ブレ補正がないことはほぼデメリットにならないと思っていいでしょう。
しかも、手ブレ補正がないためレンズ重量が545gと軽いのも魅力ですね。
望遠ズームレンズ入門にぴったりの1本ですので、ぜひご検討ください!
【④SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary】
続いてご紹介するのは、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryです。
100mmから400mmまでカバーする本格的な望遠ズームレンズであり、「ライトバズーカ」の異名でも親しまれる製品です。
同クラスの製品と比較すると各段に軽い重量1,140gを実現しており、望遠レンズながらも取り回しのいい1本となっています。
価格も望遠レンズにしては格安で、2025年10月時点で新品¥99,630、中古が8万円代後半と手を出しやすいのも魅力ですね。
ただし、SONY Eマウント用はテレコンバーターに対応していないことにはご注意ください。
【まとめ】
というかたちで、今回はTAMRONさん・SIGMAさんの比較的手ごろなズームレンズをご紹介させていただきました。
”比較的”手頃というお話であってやはりそれなりにはお値段しますが……。
最近の新製品の価格水準と比べるとだいぶ手が出しやすい製品たちをご紹介いたしましたので、レンズ選びの参考となれば幸いでございます。
もちろん、冒頭でご紹介いたしましたTAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2・SIGMA 20–200mm F3.5–6.3 DG | Contemporaryも素晴らしいスペックのレンズです。
これらもいずれ実機をお借りして製品レビューをやらせていただければと思っておりますのでお楽しみに!
それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう~!