コダックシグネット40というカメラです。
これは結構古くて60年くらい前のものらしいですが、それ以上の薀蓄や使い方は
ネットにも載っているのでそちらをご覧ください。今はネットでたいていのことは
調べられますからね。便利な時代になりました。
さて肝心のカメラのほうはと言えば、パッと見た感じメタリックな輝きが魅惑的。
でも今の小さなデジカメに比べて大きめのボディには大した機能は詰まっていま
せん。
ピント:手動
フィルム巻き上げ:手動
露出:カン です。
さらにフィルムを巻き上げるだけでは次の撮影はできず、シャッターチャージなる
ものもしなければなりませぬ(レバーを引っ張るだけですが)。
でもそんなに難しくありません。昔の人はみんなこうして撮ってたんです。
もちろんお買い上げの際には使い方をレクチャーいたします。
それらのハードルを乗り越えて撮れる写真も別に芸術的だったりはしません。が、
それらを乗り越えてまあまあの写真が撮れただけで、デジカメの写真にはない
喜びはあります。もちろん撮る人が撮れば芸術写真も可能です。
一部モザイクがかかっていますが気にしない、気にしない
さて悪口ばっかり言っていますが、60年前のカメラとは思えないくらいシャープに
写りますし、逆光の写真でもフレアーもなく、また影の部分も真っ黒にならずに写って
いるのは「さすが、フィルム!」というところでしょうか。そして何と言ってもこの
前近代的な存在感(全然フォローになってないぞ)が、ごくごく一部の人の所有欲を
そそります。ワタクシもこのカメラのデザインの「他にはない感」に惹かれて第1回目に
選んだのであります。
ピント調整のリングの動きがちょっとチープさを醸し出していますが、それ以外の
動きは良好。価格はワタクシ平田の使い方レクチャー込みで16,800円とフィルム
カメラビギナーにも大変お求めやすい価格も魅力!ちなみにレクチャーなしでも
同価格です。
気になる方はぜひカメラのナニワ梅田2号店へ、カモ~ン!
ところでタイトルの「ラメカ」はカメラを逆さから読んだだけです。ワタクシ何でも
逆さから読んでみるのがくせなのです。まあ時代に逆行するカメラっちゅうことで
逆さにしてみた、ということにしときます。
ではでは、またまた。