こんにちは、京都店の亀田です。
今年もCP+の会場に来ています。パシフィコ横浜にて2/26~3/1までの日程で開催中。
ひとまず初日から現地を見てきたので気になった出展をお伝えします。
【シグマブース】

昨年は新製品のBFを優しく隠すかのようにブース全体がベールに包まれていましたが、今年も白い布が幾重にも重なっていて白黒映えしそうでした。
聞くところによると、実際同じ布を使っているそう。
今年もCP+に合わせて新製品が発表されました! まずはこちら
・Sigma 35mm F1.4 DG II | Art

2021年発売の同スペックレンズの2世代目。
元々シグマらしく解像感に優れたレンズでしたが、解像感も向上した上でさらに100g以上の軽量化を達成。
タッチ・アンド・トライブースで実際に手に取って見ましたが、サイズ面でも小型化されており、「軽っ!?」と思ったことが口をついて出てしまいました。

S5Ⅱに装着するととても良いバランス。フードの大きさを考えるとレンズ本体は本当に小さいです。
10年ほど前に、こちらの2世代前にあたるSigma 35mm F1.4 DG HSM | ARTを使っていましたが、あちらは665g、こちらは530g。
「純正に比べるとかなり重くて大きいけどその分良く写る」というのが当時の私の心を掴んだポイントでしたが、もはや普通に軽くて良く写る。
なんだか感慨深いです。
・Sigma 15mm F1.4 DC | Contemporary

続いてはこちらのレンズ。2016年発売の16mm F1.4 DC DN | Contemporaryの後継と言う位置づけ。
16mmは30mm、56mmと合わせて三兄弟と呼ばれることの多いAPS-C単焦点の一本。
その中でも16mmだけ全長が長いのが気になっていたので、今回の15mmの小型がうれしい人は多いことでしょう。
全長で言うと3cm弱の小型化。

X-T5との組み合わせ。今回の会場レポートでは「小さい!」っていう感想を多用してる気がします。この後もたくさん出てきます。
ここまでの2本は数日前に発表済みでしたが、当日の会場にはもう一本隠し玉がありました。
・Sigma 85mm F1.2 DG | Art

まだ開発発表段階の試作品なので実機に触れることはできませんでした。
これで、F1.2シリーズは35mm F1.2 Ⅱ、50mm F1.2に続き3本目となります。
3本揃うといよいよシリーズという感じがしますね。
ペリカンケースにこの3本と本体がぴったり入るようにウレタンフォームを切って持ち運ぶと幸せになれると思います。
そして、新製品と別に今シグマファンを震撼させているニュースがこちら
「カメラ・レンズメーカーSigma、会津地域での米づくりを開始」
今回の会場にはまだ関連の展示はありませんでしたが(カメラ機材の展示会なのでそりゃそう)、無謀にもこちらについてもお話をお伺いしましたが、4月ごろから農作業を開始するとのこと。
……何のインタビューをしているんでしょうか私は。
一般販売は想定しておらず、社員食堂での提供を予定しているそうです。
工場見学とかで、何とかして口にできる日がくればいいなと淡く願っております。
【LK SAMYANGブース】
続いては韓国の光学メーカーサムヤンです。
以前にもAF 35-150mm F2-2.8を紹介したことがありましたが、ここ数年はAFレンズ、そしてズームレンズにおいて急成長中のブランドです。
昨年のCP+ではドイツの老舗メーカー「シュナイダー・クロイツナッハ社」とのコラボ製品AF 14-24mm F2.8が出展されており注目を集めておりました。
突如として現れた、LK SAMYANG ×Schneider 14-24mm F2.8。
— ナニワグループ (@gnaniwa) February 27, 2025
2.8通しとしてはかなり軽量コンパクト。 pic.twitter.com/3cKhwUlO4D
あれから1年で14-24mmも正式に発売となり、さらに標準ズームとしてAF 24-60mm F2.8も登場しております。
どちらも同スペック帯では軽量で、さらに価格面でもほんのりお安く人気を博しております。
今年はそこに追加のピースとして望遠が出展されていました。
・AF 60-180mm F2.8

まだ開発中とのことでしたが、解放から十分実用的な解像感でした。
そして、やはり軽い。このスペックで726gだそうです。

これでこの3本でいわゆる大三元が勢揃い。
しかも全部で重量はわずか1,665gです。

これはまさに”伝説の眼(シュナイダー)を次世代の軽さで”
さらに14-24mm F2.8は待望のライカLマウント版も出展されておりました。

【コシナブース】
こちらはレンズ好きには言わずと知れた長野県のメーカー。
今回もツァイスブランドより50mm、85mmに続くOtus ML 35mm F1.4や、"音まで写る"と言われるSEPTON銘のレンズの復活など話題に事欠きません。
しかし、個人的に驚いたのはフォクトレンダーブランドでの双眼鏡の登場です。
MOD. VIENNAというシリーズ名。口径は25,32,42mmでそれぞれに8倍と10倍をラインナップ。
そしてAPOの名の通りアポクロマート設計を表す3本線のマークが誇らしげ。
こればかりは実物を覗いてみないと伝わらないとは思いますが、色滲みは少ないながらも、コントラストが強すぎずで長時間覗いても疲れなさそうな見心地でした。
すでにクラウドファンディングでは支援の募集が始まっているようです。
【焦点工房ブース】
会場の入り口すぐの焦点工房ブースでは、数多くのブランドのレンズのタッチ・アンド・トライを行っていましたが、そのさらに奥にとても目を引く製品が出展されていました。
・BORYOZA GF-HX SMART/GTV-100

初めて耳にするブランド名です。
ケース越しの展示で手に触れて試すことは出来ませんでしたが、フジフィルムのGFXレンズをハッセルXマウントに変換できるマウントアダプター。
興味深いのが、単なるアダプターであるGF-HX SMARTを907Xにつけても良さそうなものですが、CFV系のデジタルバックにはまた別で907X相当のGTV-100が用意されているようです。
注意点としてはGFXレンズにはレンズシャッターが搭載されていないので、この場合ボディ側の電子シャッターでの運用になってしまう事でしょうか。
レンズシャッターのメリットの一つであるフラッシュの全速同調が失われてしまいます。
やはりこういう時にはレンズシャッターもフォーカルプレーンシャッターも対応可能なライカSシリーズの特異性が際立ちますね。
しかし、こちらに富士フィルムのH MOUNT ADAPTER Gを介してHマウントレンズを取り付けた場合、レンズシャッターは作動するのでしょうか?
こればかりは試してみないとわかりませんが、こういった机上の空論はCP+の醍醐味ですね。
長くなりましたが、初日の会場のインプレッションでした。
会期中はまだまだ、ナニワグループブログ 新世界の編集長の中村が会場より情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上、京都店の亀田でした。