皆さま こんにちは ナニワグループ 猫写真担当 見崎です。
暦の上では、「春が始まる日」 立春(2/4)を過ぎていますが、容赦ない厳しい寒さに、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ、2/22は「猫の日🐈」を迎えますね。 猫🐈を飼っていない方でも認知度が高まりつつある記念日の1つでもあります。
付け加えて申し上げますと、「猫の日🐈」が2/22なのは日本だけです。
海外の例をあげますと、イタリアでは「2/17」・ ロシアでは「3/1」が猫の日となっており、世界規模で見渡すと2月末から3月頭にかけて長く「猫の日🐈」をお祝いできる機会があります。
愛しい猫と暮らしていると、スマートフォンのカメラ機能だけでは物足らなくなる場面も出てくるでしょう。
記念日・猫の日に合わせて、しっかり撮影も所有感も満足行くデジタルコンパクトカメラを購入されてみては、いかがでしょうか?
今回は、2025.11のブログでも登場してくれた京都市内の地域猫たちにモデルになってもらいました。
最後までどうぞお付き合いくださいませ。
【上位機種「GR」に通ずる 「正統進化」のデザイン】
職業写真家が仕事で使えるコンパクトカメラとしてプロ・アマチュア問わず世界中で有名な「リコー GRシリーズ」。
40・50代以上であれば、「GR1」「GR1v」などのフィルムカメラ時代から歴代機種を愛用されてきた方も多くいます。
歴代を愛用してきた方々が言葉にするGRシリーズの魅力は「薄くてもしっかり握れるグリップ・無駄な装飾を無くした道具に徹した写真機」であります。
職業写真家が仕事で使えるコンパクトカメラに相応しい「光学性能」「映像エンジン」「イメージセンサー」の改良を推し進めつつも、初代フィルム「GR1」や 初代デジタル「GR DIGITAL」と並べて比較するも、登場当初よりブレない完成度の高いデザインが大きな支持を受ける理由の1つにあげられます。
今回、ご紹介するRICOH CX1は、従来機種「R8(2008年発売)」以降、継承している「直線を強調した意匠」「道具として徹したボタン類・外装」など、これまでのエントリーモデルの雰囲気が強かった「Caplioシリーズ」とは異なる高級感あるデジタルコンパクトカメラに仕上がっています。
CXシリーズはおよそ半年ペースでモデルチェンジしていたので、「リコーの最新機能が楽しめる光学ズーム付きのGR DIGITAL」と言い換えをしたファンもいました。
今では、15年以上経過した旧式GR DIGITALシリーズでも、中古市場では、4万円台~7万円台と、故障・修理を考えた場合、躊躇する方もいるでしょう。
ところが、CXシリーズであれば、1万円台~3万円台と、はじめてのデジタルコンパクトカメラとしても、オススメできます。
【広角28mm相当の光学7.1倍ズーム】
CX1本体の厚みはおよそ27.9mm (フィルムカメラGR1の厚みは26.5mm)ですが、このなかに光学7.1倍ズームを搭載しています。
高倍率ズーム機種といえば、一般的に「鏡筒の多段化」で設計されますが、 実用性が高い硬派な道具をCXシリーズにも浸透させるために、GR1に匹敵する薄さを可能にした技術を採用しています。
具体的には中央のレンズ群をレンズ収納時(電源OFF時)にスライドさせて退避させる「ダブルリトラクティングレンズシステム」を採用することで、レンズ構成7群10枚を収めることに成功しています。
光学ズームは、一般的な連続電動ズームと併せて、切りの良い焦点距離に固定する「ステップズーム機能」(28mm、35mm、50mm、85mm、105mm、135mm、200mm相当)も搭載しています。
筆者は、単焦点レンズを取り換える感覚が好みなので、「ステップズーム機能」を愛用しています。「ステップズーム機能」で被写体が整理できない場合は、撮影者自身が動くことで、構図つくりの時間を楽しんでいます。
また、起動時に好みの焦点距離(上記7種から選択)からスタートできるよう記憶させることもできます。
【高倍率ズームでありながら、全域マクロを採用】
かつて、デジタルコンパクトカメラの弱点と言えば、広角側では近接撮影(マクロ)に強く、望遠端になるとそれなりに離れないとピントが合わない機種がありました。
RICOH CX1の最短撮影距離は、レンズ先端より約1cm~∞(広角28mm相当)、約25cm~∞(望遠200mm相当)と気軽に近接撮影が楽しめます。
特にデジタルコンパクトカメラ(オールドコンデジ)の特長として、小さいセンサー(撮像素子)を使っている分、実際の焦点距離(CX1は4.95~35.4mm)はフルサイズと比較して、極めて短いため、ピントの合って見える範囲が広く見えるため、料理・小物などの記録・オークションなどの出品物の撮影などにもオススメできます。
【屋外でも撮影しやすい大型・高解像度液晶モニター】
RICOH CX1登場当時の2009年頃は、ノイズ軽減・高速読み出しに強いCMOSセンサーを採用した機種が増えてきたころです。
当時の競合製品を確認しましょう。
◆キヤノン
IXY DIGITAL 930 IS・・・1/2.3型CCD有効画素数約1210万画素・3.0型 約23.0万ドット
IXY DIGITAL 220 IS・・・1/2.3型CCD有効画素数約1210万画素・2.7型 約23.0万ドット
◆オリンパス
μ(ミュー)-9000・・・1/2.33型CCD有効画素数約1200万画素・2.7型 約23.0万ドット
◆ペンタックス
Optio S10・・・1/1.8型CCD 有効画素数約1000万画素・2.5型 約23.0万ドット
◆カシオ
EX-Z400・・・1/2.3型CCD有効画素数約1210万画素・3.0型 約23.0万ドット
◆ソニー
DSC-T900・・・1/2.3型 CCD有効画素数 約1210万画素・3.5型 約92万ドット
DSC-WX1・・・1/2.4型 CMOS有効画素数 約1020万画素・2.7型 約23.0万ドット
◆ニコン
COOLPIX S630・・・1/2.33型有効画素数約1200万画素・2.7型、約23万ドット
COOLPIX L20・・・1/2.3型CCD有効画素数約1000万画素・3.0型 約23.0万ドット
◆リコー
CX1・・・ 1/2.3型CMOS 有効画素数 約929万画素・3.0型 約92万ドット
ここで注視したいスペックは、液晶モニターにあります。
2000年代初頭のオールドコンデジは、デジタルカメラの画素数が急上昇し、各メーカー共に、競い合うように高画質化を進めていました。
そのころの液晶モニターは、1.5・1.8・2.0型で非常に小さいサイズで、撮影結果も参考程度で確認できる程度でした。
2000年代後半になると、iPhone 3GやAndroidスマートフォンの登場により、大型かつ屋外でも見やすい液晶モニターを採用したコンデジが登場し始めます。
RICOH CX1は、競合他社と比較すると、画面面積・緻密度(3.0型 約92万ドット)はトップクラスであることがわかります。
また驚くことに、液晶モニターのスペックに限っては現行機種よりも優れている(PENTAX WG-90/2.7型 約23万ドット・IXY 650 m 3.0型 約46万ドット)ことも付け加えておきましょう。
【高級コンデジに匹敵する充実した機能】
操作の快適さや光学性能の高さを保ったままでありながら、高級コンパクトカメラGR DIGITALシリーズよりお買い求めやすい価格設定を実現したRICOH CX1。
もちろん機能についても手を抜くことなく充実させているのがの魅力でもあります。それではご紹介できなかった機能について列挙してみると、
- シャッターボタンを離す直前の約1秒間で30枚(30コマ/秒)、または約2秒間で30枚(15コマ/秒)を連続撮影ができる「M連写プラス」
- 日向と日陰が混在する構図といった色温度の異なる光源が混在した被写体の撮影において,最適な色再現ができる「マルチパターン・オートホワイトバランス」
- 明暗差が大きい状況での白とびを抑え、目に映る感動を思うままに写し取ることを可能した「画素出力補間アルゴリズム」
- 露出が異なる2枚の静止画を高速で連続撮影して、明部・暗部それぞれを合成した画像を記録する「ダイナミックレンジダブルショットモード」
現行のデジタルカメラに共通する機能が、すでに備わっていることがおわかりいただけると思います。
筆者の猫撮影で、ミラーレスカメラの予備機種として、CX1を持ち出すことがありますが、17年まえのオールドコンデジというハンディを考慮しても、不満・不安を感じることなく、安心して撮影することができました。
まさに、手軽に楽しめる実用オールドコンデジとして、はじめての1台としてもおすすめしたいです。
【最後に】
最近は、インターネットオークション等で簡単に入手できるオールドデジカメですが、購入者が気にする事柄に、「カメラの状態が把握できない」が挙げられます。
インターネットオークションの性格上、驚くような低価格で落札できる場合もありますが、大きな不具合を抱えているリスクも多くあります。
カメラのナニワ・レモン社・タカチホカメラで販売している中古品は、1点1点、各種動作・各種状態を点検のうえ、不具合箇所を明記のうえ、店頭に並べています。
また、店頭で実機を触りながらテストできるほか、購入後に動作不良があった場合は初期不良対応も承っております。
はじめてのオールドデジカメで迷っている方は、是非とも当店でご用命くださいませ。
■撮影協力してくれた猫さん
はっちゃん・タクちゃん・ソラさん・ミロくん・ミーニャくん他
■使用カメラ:RICOH CX1
■露出モード:プログラムモード(プログラムシフト併用)