こんにちは~。編集長 中村です。
2025年もいよいよ終わりが近づいてきていますが、皆さんはちゃんと「今年の宿題」終わらせられそうですか?
わたしはいま、血眼になって追い込みかけてます!
今回は、そんな「2025年の宿題」のうちのひとつとしてこちらの機材使用レビューをやらせていただきます……。
今週発売のOM-5 Mark II、お借りして先週末ぐらいから使わせていただいていました〜!
— ナニワグループ (@gnaniwa) July 16, 2025
サンドベージュめちゃくちゃかっこいいね……!!
#新製品インプレッション pic.twitter.com/7BbsZzcOak
OMデジタルソリューションズ様よりデモ機お借りいたしました、OM SYSTEM OM-5 Mark II!
今回はこちらをご紹介していこうと思います~!
以前、前モデルのOM-5もお借りして超長文レビューを書かせていただきましたが、その時に感じた不満点も解消されていて素晴らしい後継機に仕上がっていると思います。
7月に撮った写真をもとにご紹介していくのが恐縮ですが、どうぞお付き合いくださいませ!
【まずは簡単にスペック解説】
【待望のUSB-C給電が可能に!!】
【作例①どしゃ降りの中で蓮を撮影】
【作例②圧倒的な手ぶれ補正性能をテスト】
【作例③小型軽量コンパクトで旅行にも○】
【OM-5 Mark IIと上位機種の違い】
【OM SYSTEMの強みが活きるエントリー機】
【まずは簡単にスペック解説】
こちらのOM-5 Mark IIは、2022年に発売されたOM-5の後継機種として2025年7月に発売された機種。
まず、今回のMark IIから追加された新色・サンドベージュがめちゃくちゃかっこいい!!
アウトドア方面に思いっきり寄せた大胆なカラーバリエーションで、正直なところ今まで他にこのようなカラーリングのカメラは無かったように思うのですが、とても良いです!
もちろん、旧機種と同じくブラックとシルバーもあります。
こちらのOM-5 Mark IIですが、センサーは有効約2037万画素・画像エンジンはTruePic IXと旧機種から据え置きとなっています。
上位機種に当たるOM-1 Mark IIやOM-3は最新の画像エンジンTruePic Xを搭載していますが、こちらのOM-5 Mark IIは1世代古い画像エンジンとなっていますね。
被写体認識AFも入っていないため野鳥や野生動物を撮りたい方には物足りなく感じるかもしれませんが、「普段使い」にはほぼ困らない程度のスペックです。
もちろん、OM SYSTEMが誇る圧倒的な防塵防滴性能ももちろん健在です!
いつもどおり防滴試験の様子が公式動画としてYoutubeにアップされていますが、OM-5 Mark IIは保護等級IP53という堅牢かつ信頼性の高いボディ設計がウリとなっています。
展示会でカメラに霧吹きで水をかけてもOKなのはOM SYSTEMだけ!!! https://t.co/RD5uoVc7bp pic.twitter.com/BXiqsYjCwD
— ナニワグループ (@gnaniwa) August 3, 2025
8月にOMデジタルソリューションズ様 協賛で機材相談会を実施した折にもこんなデモンストレーションがありました。
「ちょっと水がかかった程度では故障しない」ということが徹底的にアピールされていますので、天候が不安定な場所などに持っていくのも安心……!
アウトドア界隈の皆さん方からも高く評価されているのが頷けます。
ただし、防水ではないので水に沈めたらダメです。この点ご注意を。
【待望のUSB-C給電が可能に!!】
さて、こちらのOM-5 Mark II 発表時にスペック情報を見て、前機種・OM-5で気がかりだった点が解消されていてわたくしは非常に嬉しく思いました。
USB端子がType Cになった! しかもUSB給電にも対応!!
前モデルのOM-5はUSB端子がMicro USB Type-Bというあまり最近では使われない端子であったのに加え、電源に接続して「充電」は可能だったのですが……。
今回のOM-5 Mark II は、汎用的なUSB Type Cに端子が変更され、カメラを動作させながら電源供給できる「給電」にも対応してくれました!
カメラの電池残量が少なくなってきた時にモバイルバッテリーなどを繋いでそのまま撮影が継続できるようになりました。
これで、バッテリーライフに関する不安はもう事実上存在しないと思っても良いぐらいです。
今回は作例ありませんが、星の軌跡を「ライブコンポジット」機能で長時間撮影する時にも不安がなくなりましたね。
本当にありがたい変更です……!
また、その他にも大きな変更点として、トップカバー端に「CPボタン」が追加されました。
「CP」は「コンピュテーショナル フォトグラフィ」のことで、このCPボタンは2025年2月に発売されたOM-3にも備わっていました。
ハイレゾショットや深度合成などの便利な機能をボタン一つで呼び出せるようになったので、より活用しやすくなりました!
メニュー画面も、OM-1 Mark II やOM-3などと同じ形式となったため、直感的にメニュー操作ができるようになったのもありがたいですね。
【作例①どしゃ降りの中で蓮を撮影】
さて、それでは作例をお見せしつつ使い心地をお伝えしてまいりましょう!
こちらのOM-5 Mark IIをお借りしたのは7月下旬のこと。
梅雨こそあけていましたが天候が不安定で雨の降る日も多い季節でしたので、カメラも自分自身もびしょ濡れになることを厭わず撮影してきた写真をお見せしてまいります!
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(F5.6・1/50・ISO200)
「カメラ濡らしてやろう」という意志があったわけではないのですが、天気予報をあまり確認せずに蓮の写真を撮りに行ったらどしゃ降りの雨に見舞われまして……。
通常であれば雨が降りはじめた時点ですぐ撤退するところですが、「これは逆にOM SYSTEMの強みを活かすチャンスなのでは……!?」と思い、撮影を続行しました!
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(F2.8・1/640秒・ISO200)
それでは実際に雨の中撮影してきた写真をお見せしていきましょう。
この時、OM-5 Mark IIに装着していたレンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO。
こちらのレンズも保護等級 IP53相当の防塵防滴を備えており、どしゃ降りの雨のなかでの撮影も安心してのぞむことができます!
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(F2.8・1/640秒・ISO800)
今回はじめてこちらの40-150 PROレンズを使わせていただいたのですが、シャープな描写と美しいボケ味で実に素晴らしい写り……!
OM-5 Mark IIに装着して使用してみた感触として、AFも十分に速くて正確であり、レンズのスペックをまったく損なわずに使用できると感じました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(F4・1/640秒・ISO200)
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(F2.8・1/1000秒・ISO200)
OM-5 Mark IIのスペックを見て「被写体認識AFが入っていないのが気になる」という方もいらっしゃいますが……。
花や自然風景を撮るぶんにはまったく不自由を感じないで写真を撮ることができます。
ボディ・レンズの小型軽量さも相まって、使用感は非常に快適ですね~!
↑ハイレゾショットで撮影(Web掲載用にリサイズ済)
↑ハイレゾショットで撮影した写真をトリミングしたもの
また、せっかく新たに「CPボタン」が追加されたので、これを活用してコンピュテーショナル フォトグラフィ・ハイレゾショットを使って撮影してみた写真がこちら。
今回使用したのは「手持ちハイレゾショット」で、12枚の写真を合成して約5000万画素の画像を生成できる機能です。
1枚目がハイレゾショットで撮った写真(Web掲載用にリサイズ済み)で、2枚目はその一部分が大きく写るようにトリミングしたものを掲載しています。
さすが約5000万画素相当とあって、かなり大きく切り取ったのに花びらのディティールや水滴の質感が損なわれていないのは素晴らしいですね……!
↑深度合成で撮影
続いてこちらはコンピュテーショナル フォトグラフィ・深度合成をつかって撮影してみました。
かなり寄って花のしべを撮影しており、普通であれば大きくボケて一部しかピントが合わないのですが……。
ピント位置をずらした複数枚の写真を合成し、全体にピントが合っているように見える写真を生み出してくれます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(F5.6・1/1250秒・ISO200)
夢中になっていろいろ試して撮っていたら、いつの間にか雨も上がっていました……!
全身上から下までびしょ濡れになりながら写真を撮った甲斐がありました。
【作例②圧倒的な手ぶれ補正性能をテスト】
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F8・2秒・ISO200)
続いて、これまたOM SYSTEMのカメラが誇る超強力な手ぶれ補正性能をテストしてみました。
OM-5 Mark IIにはボディ内5軸手ぶれ補正機構が搭載されており、その効果は最大で中央6.5段・周辺5.5段とのこと。
上の写真は手持ち2秒で撮影しましたが、この程度であれば何の工夫もなく止まります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F8・2秒・ISO200)
こちらは望遠端45mm(換算90mm)での手持ち2秒撮影です。これも問題なく止まっていますね……!
広角側ならともかく、望遠側でもこれだけ手持ちで安定して長秒露光できるのは極めて強力です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F4・4秒・ISO200)
こちらは手持ち4秒での撮影。拡大すると若干怪しいですが、ブログに載せたりSNSに投稿する分にはバレないレベルでしょう。
OM SYSTEMの超強力な手ぶれ補正は、OM-5 Mark IIでもしっかり健在です!
【作例③小型軽量コンパクトで旅行にも○】
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F4・1/3200秒・ISO200)
さて、こちらのOM-5 Mark IIは、ボディ本体と標準ズームレンズ(12-45/4 Pro)の組み合わせでも約672gと凄まじいコンパクトさも特長!
レンズ込みでもフルサイズミラーレスカメラのボディと同じくらいの重量しかありませんので、旅行などに持っていくのにも邪魔になりにくいのが良いところです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F4・1/4000秒・ISO200)
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II(F4・1/800秒・ISO200)
友人たちと「お出かけ」に行くのにこちらのOM-5 Mark IIを持っていきましたが、広角ズームと標準ズームでレンズを2本持っていっても荷物にならず、非常に快適でした。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F4・1/500秒・ISO200)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(F7.1・1/200秒・ISO200)
それにしてもキットレンズの12-45mm F4.0 PROが本当に使いやすい!
広角24mmから望遠90mm相当までカバーし、なおかつズーム全域でF4通し。それでいて重量わずか254gですので、あまりにも便利すぎる……!
テーブルフォトも撮りやすく、旅先のお供としては最高に近いレンズですね。
ちなみにこの日も雨でしたが、防塵防滴がしっかりしているOM-5 Mark IIなのでこれまた心配せず撮影に臨むことができました。
ありがてぇ……!
【OM-5 Mark IIと上位機種の違い】
さて、まとめに入る前にここで簡単にOM-1 Mark IIやOM-3などの上位機種との違いも簡単に説明しておきましょう。
まず、上位機種はディープラーニング技術を活用し開発したAI被写体認識AFを搭載していますが、OM-5 Mark IIにはそれが入っていません。
とはいえ、OM-5 Mark IIも飛んできた鳥に反射的にカメラを向けてAFが合うぐらいには実用的な性能ではありますが!
そのほか、上位機種に入っているコンピュテーショナル フォトグラフィのなかにはOM-5 Mark IIで使えないものもあります。
コンピュテーショナル フォトグラフィ・ライブGNDや、ライブNDのND32・64はOM-5 Mark IIだと使えないのでその点もご注意を。
一方で、他に類を見ない小型軽量さ・防塵防滴 IP53の堅牢さ・極めて強力なボディ内手ぶれ補正をOM-5 Mark IIも備えています。
被写体や撮影環境によってはOM-5 Mark IIでも十分にニーズを満たすことができる場合があるでしょう!
OM SYSTEM OM-5 製品レビュー【カメラを持とう、冒険に出よう!】
なお、前機種・OM-5との比較で言うとUSB-Cでの給電にも対応し、旧モデルの抱えていたバッテリーライフの課題も改善されたのがかなりデカいです。
これでかなりオススメ度が上がりました……!!
【OM SYSTEMの強みが活きるエントリー機】
という感じでOM SYSTEM OM-5 Mark IIを使わせていただいたのですが、エントリークラスながらOM SYSTEMの強みが十分に活かされている非常に良いカメラだと感じました!
激しく動き回る被写体を撮影することを想定していない方には、このOM-5 Mark IIで十分どんなフィールドでも快適に写真を撮影できるでしょう。
参考までに、上位機種であるOM-1 Mark IIおよびOM-3の使用レビューも以下に貼っておきます。
OM-1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS 製品レビュー
雪まみれになりながらOM SYSTEM OM-3を使ってみた!【雪中キャンプ 使用レビュー】
なお、OM-5 Mark IIも上位機種同様に-10℃の耐低温性能を実現しているので、ウインターシーズンにもおすすめですよ!
ただいまナニワグループオンラインおよび各店の店頭でこちらのOM-5 Mark IIをお取り扱いしておりますので、ぜひご検討ください~!
2026年1月12日(月)までのOM SYSTEM 冬のキャッシュバックキャンペーン2025に対象商品として入ってもいますので、こちらもどうぞご活用くださいませ。
というわけで、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう~!!
【おまけ】
旅行に意味不明なくらいいっぱいカメラを持ってくるひとたちに囲まれて泣いちゃった。