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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 2X Teleconverter MC-20 使用レビュー

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

さて今回は、オリンパスの新製品「M.ZUIKO DIGITAL 2X Teleconverter MC-20」の使用レビューをお届けいたします。

テレコンバーターの使用レビューなんて地味だなぁと思う方もいらっしゃるかとは思いますが、このテレコンバーターMC-20は2019年6月28日の発売以来、爆発的に売れている商品ですので、作例とともにご紹介していきたいと思います。

 

MC-20の主な特長

  1. マスターレンズ焦点距離を2倍に!
  2. 撮りたい瞬間を逃がさない高速AF
  3. HRレンズを含む4群9枚のレンズ構成
  4. ゴーストやフレアを抑制するZEROコーティング
  5. 安心の防塵・防滴・耐低温性能
  6. 小型軽量150g

 

使用できるマスターレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

 

今回、ボディはOM-D E-M1 MarkII、マスターレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROにテレコンバーターMC-20を装着して、望遠の似合う被写体を撮影してきましたのでご覧いただければと思います。

マスターレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROにMC-20を装着すると、倍率が2倍ですので焦点距離は80-300mm、F値は2段暗くなりF5.6のレンズとなります。さらにオリンパスはマイクロフォーサーズですので、35mm換算すると160-600mmという超望遠レンズになります。

600mm相当のレンズでありながら、レンズとテレコンのセットで重量は約1㎏と軽量です。これがマイクロフォーサーズのメリットでもあります。

ちなみに装着できるもう1本のマスターレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROですと、35mm換算1200mm相当のレンズになります。

 

作例

シャッター速度優先 1/500秒 F5.6 ISO250 300mm

シャッター速度優先 1/500秒 F6.3 ISO200 300mm

テレコンバーターを装着した場合、どうしても気になるのがオートフォーカスのスピードが遅くなることと、画質の劣化です。

まずはオートフォーカスのスピードを確認するために、飛行機を撮影してみました。

撮影場所は人気の千里川土手です。ここでは、過去に何度も撮影会をしていて、マスターレンズのみの状態での撮影体験をしていますので、比較するには絶好の場所と言えます。

結論としては、オートフォーカスのスピードが遅いと感じることはありませんでした。向かってくる飛行機はもちろんのこと、振り返っての後追い撮影でもまったく問題なく撮影できました。

 

シャッター速度優先 1/500秒 F6.3 ISO640 300mm

画質について。

テレコンを装着して画質が落ちるのか。もちろんマスターレンズだけで撮影するよりは落ちているでしょう。しかし、上の写真をご覧いただければわかるように、PROレンズの性能を落とすことなく、キレイに描写されています。そしてボケもキレイです。

テレコンを装着してこれだけの画質が得られれば、申し分ないと感じます。

 

シャッター速度優先 1/500秒 F5.6 ISO2500 300mm

超望遠レンズ必須の被写体のひとつに野鳥があげられます。

今回、偶然にもアオバズクというフクロウの仲間に出会うことができました。600mm相当の望遠でもこれが限界。今までの1.4倍のテレコンだったら、撮るのを諦めていたかもしれません。やはり2倍テレコンの力は大きいです。

野鳥を専門に狙うならM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROにMC-20を装着する方が35mm換算1200mm相当になるのでオススメです。

 

シャッター速度優先 1/500秒 F20 ISO200 300mm

逆光耐性はどうか。

薄い雲があり、強烈な逆光状態ではないものの、太陽を画面いっぱいにフレーミングしてもゴーストやフレアが出ることはありませんでした。

オリンパスのPROレンズはもともと逆光に強い商品が多いのですが、MC-20にもZEROコーティングが施されており、その効果もあって逆光シーンでもキレイな画像が得られるのでしょう。

 

シャッター速度優先 1/500秒 F6.3 ISO250 300mm

日の入り直前の太陽。ゴーストなどは見られません。

600mmあると太陽もこれだけ大きく写すことができます。月の撮影にも使えますね。

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROのみで撮影

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO+MC20(テレコン)で撮影

 

テレコンバーターを使用すると、小さな被写体を大きく写すことが可能になります。

1枚目の写真は、マスターレンズのみで最短撮影距離70cmあたりで撮影しています。

そして2枚目の写真は、テレコンMC-20を装着して最短撮影距離73cmあたりで撮影しています。

テレコンバーターを装着しても、マスターレンズの最短撮影距離とほぼ同じで、その結果小さなものを大きく撮影できるマクロ効果もあるのです。

ちなみに、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO+MC20の場合、最大撮影倍率は0.42倍(35mm換算0.84倍)まで大きく写すことが可能です。

柵などがあって、近寄れないところに咲いている花や昆虫を撮影するには最適でしょう。

 

絞り優先 F5.6 1/640秒 ISO250 300mm

ハスの花は小さい花ではないですが、池の中に咲いていることもあり、望遠レンズが必須の被写体でもあります。

600mmあればキレイに咲いている花を選んで撮影することができ、作品づくりをする上では大きなアドバンテージとなります。

 

まとめ

テレコンバーターを使用する上で気になっていたオートフォーカス速度と画質については、個人的にはまったく問題ないと感じました。

むしろ、オリンパスユーザーでMズイコー40-150mm F2.8 PROを使用しているなら、ぜひとも持っておきたいアイテムのひとつだと思います。

ポケットにも入るコンパクトなアイテムですので、持ち運びにも便利です。

また、防塵・防滴仕様の設計も、E-M1XやE-M1 MarkII、PROレンズを使用する上では安心です。

600mm相当の超望遠となると手ブレも心配になりますが、そこはオリンパスの強力なボディ内手ブレ補正機構のおかげで、1/60秒以下の低速シャッターにならない限り、かなりの確率で止まってくれます。

M.ZUIKO DIGITAL 2X Teleconverter MC-20を持って、超望遠の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

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