元号が令和となり初の梅雨に入り、天気が下り坂の中、撮影に出掛けました。メインは屋内での撮影でしたが…
今回の撮影地情報は代々木上原から徒歩5分ほどで行く事ができる日本最大のモスクであり、内装の美しさがアジアではナンバーワンと言われる東京ジャーミーを紹介いたします。
持参カメラはパナソニックGM-5とGバリオ12-32/3.5-5.6ASPHのお散歩セットです。そして、全てのカットをオートwb(ホワイトバランス)、オートisoで絞り優先で撮影しました。
ここは、イスラム教の信仰を持たない人も無料で見学が可能です。この日も多国籍の方が観光で来ていました。
モスクとはご存知でしょうが、イスラム教の礼拝堂のことで、大小合わせると日本に80ヵ所建てられていますが、その中でも金曜日に礼拝が行われる大きなモスクをジャーミーと呼ぶそうで、「人の集まる場所」を意味するアラビア語を語源としているそうです。
2000年の6月30日に開館され以来、東京ジャーミー・トルコ文化センターとして、モスクの活動とともにイスラム文化、トルコ文化を伝えるセンターの役割も果たしています。
駅からは、井の頭通りを数分歩くとすぐに目の前に現れます。
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現場に着いた時間は空が暗く、ポツポツと弱い雨が降り始めたころで、様々なカリグラフィ装飾とアラビア語に迎えられ?入館しました。
[東京ジャーミーは神の館、この地にあまねく永遠の聖なる光を]
重厚感あるドアノブの彫金です
まず1階はトルコ文化センターです。こちらは若干地味ですがイスラム教、トルコ文化が説明されており、売店も一新され食材、食器なども充実していました。
トルコ民家の応接間
イスラム教関連が並ぶ本棚
改装されたばかりという売店の一角。
そして…いったん外に出て階段を登り幾何学模様が描かれた扉より、2階の礼拝堂に入ります。最大、2千人が収容できるというこちらは、2階が男性用、3階が女性用と別れていますので、要注意です。
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[時間内に礼拝に急ぎなさい]
靴を脱ぎ、女性はスカーフで髪を隠す必用があります。もちろん男女ともにハーフパンツはNGです。肌の露出もできるだけ控えましょう。
そして中に入ると大小のドームが形づくる空間、壁に施されたカリグラフィ、窓にはめこまれたステンドグラスなどのなどの美しく繊細なアラベスク紋様に圧倒されます!!
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これが[アッラー]です
外が明るくなってきました
窓辺の書見にはコーランが置かれてます
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礼拝堂正面のカリグラフィ
[あなたがどこに向いてもアッラーの御前にある]
建物の内外のカリグラフィは預言者ムハンマドの言葉であり、天蓋を表す大ドームは半ドーム、内壁とともに宇宙を表現しているとの事です。
モスク床のやわらかい絨毯の柄。
また、お祈りをしている方もいましたが、この日は見学客が少ないようで、とても静かで、無になれる美しい空間でした。
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そして、外が明るくなってきたな~、と外に出ると、となんと日が出ていたので、外観を再度、数カット撮ってみました。
こちらは、イスラム教に興味が無い方も自信をもっておススメできます!!
そしてなにしろ、年中無休で、見学料が無料ですし…
【アクセス、など】
名称:東京ジャーミー・トルコ文化センター
住所:渋谷区大山町1-19
最寄駅:代々木上原
見学時間:10~18時
見学料金:無料 ※年中無休
担当:カラサキ