みなさまこんにちは!
本日は”コンタックス”のブランドを冠するカメラにつきまして、その歴史を簡単に振り返るとともに京セラ時代のコンタックスカメラ・レンズをお買上げいただくときのチェックポイントをご案内させていただきます。
○歴史
「コンタックス」はカメラメーカーの名称ではなく、ドイツのツァイス・イコン社が第二次大戦前に製造を始めた
カメラのブランド名になります。1960年代に一旦休止となりますが、70年代に日本のヤシカが「コンタックス」の
ブランドを継いで一眼レフを製造。その後ヤシカと合併した京セラが継承する、といった流れになります。
このような歴史から、「コンタックス」と呼称されるカメラはとてもたくさんあります。おおまかに区分けするため、
ドイツ時代のレンジファインダーカメラを「旧コンタックス」、京セラ・ヤシカの一眼レフを「ヤシコン(ヤシカ・
コンタックス)」などと呼ぶ場合があります。
現在は「コンタックス」ブランドのカメラは製造されていませんが、いつの日か復活することがあるかもしれませんね。
○ご購入アドバイス
ヤシカ(京セラ)・コンタックス(C/Yマウントなどと呼ぶこともあります)の一眼レフは一部を除いて電池で
駆動する機種が多く、現在は部品交換を伴う修理ができないものが多くなっております。まずは店頭で
お手に取っていただき、じっくりと触っていただくことをおすすめします。ご不明な点はどうぞおたずねください。
マウントアダプターを介して当時のレンズをミラーレスのデジカメなどに使用される方も多くおられます。
お買上げの際は一度実際に装着していただくことをおすすめします。ボディとのバランスなどは体験いただくと
撮影時をイメージしていただきやすと思います。
お気に入りの1台・1本をぜひ見つけてみてください!
担当 やませ