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フジ X-T10 使用レビュー ~青春18切符の旅~

こんにちは! 鉄道ファンのカメラ担当 池田です。

最初に鉄道ファンと書くということは・・・

そう鉄道ネタです(笑)

夏休みをはじめ、春と冬にも発売されるJR青春18切符を購入して、伊勢方面へスローな鉄道旅をしてきました。

今回の旅のおともは、フジフィルムの新製品「X-T10」!

X-T10 外観①

?今回は旅の紹介もしながら、X-T10の使用レビューを書いてみたいと思います。

X-T10を旅カメラとして選んだ理由ですが、それはズバリ軽いから!

もちろん軽いだけではありません。このX-T10は私のお気に入りカメラX-T1の弟分にあたる機種ですが、充実の機能とフジならではの発色はしっかりと受け継がれています。

設定もダイヤル操作がメインで快適に行えます。

X-T10 外観③

主なスペックは・・・

①1630万画素(APS-Cサイズセンサー)、ローパスフィルターレス仕様。

②常用ISO感度200~6400。拡張でISO51200。

③動く被写体も完璧の捉える新AFシステム。

④約8コマ/秒の高速連写。

⑤フィルムを選ぶ感覚で設定できるフィルムシュミレーション機能。

上記の主要スペックは兄貴分のX-T1と同じです。

兄貴分にはないスペックは・・・

①「アドバンストSRオート」でフルオート撮影が可能。任意のシーンも選択可能。

②いざという時に便利な内蔵フラッシュ。

などなど。

逆にX-T1より劣っている部分は・・・

①防塵防滴仕様ではない。

②ファインダー倍率が0.62倍とX-T1の0.77倍より小さい。

③同じチルト式液晶だが、ドット数が少ない。(X-T1は104万ドット、X-T10は92万ドット)

他にも多少の差はあるものの、防塵防滴以外はそれほど気になりませんね。


それでは出発進行!

X-T10 青春18きっぷ

始発列車で大阪を出発。まずは東海道線草津駅を目指します。

草津駅からは草津線に乗り換え、関西線の柘植駅へ。

草津線は国鉄時代の車両が走るのどかなローカル線です。

X-T10 草津線 青春18きっぷ

X-T10 草津線

?途中からは乗客も少なくなり、足を伸ばしてゆったりと座れました。

そして柘植駅に到着。

X-T10 柘植駅

ここからは亀山行きのディーゼルカーに乗り換えです。

X-T10 柘植駅②

入線シーン。

このボケ味は一眼ならではですよね!

このカメラはピント合わせも速く、さらにXシリーズ新搭載のゾーンエリアフォーカスを利用することで、シングルエリアフォーカスより瞬時にピントを合わせることができます。これがまた優秀なんです!


亀山駅では紀勢線に乗り換え。

ここからは国鉄時代のディーゼルカーに乗車です。

紀勢線を走る国鉄車両も来春をめどに新型車両に置き換えのため、まもなく見納めになる予定です。

そんな昔懐かしい車両を記録として撮影したのが下の写真です。

X-T10 紀勢線 トイ?

今では珍しくなったボックスシート。

X-T10 紀勢線 扇風機 トイ

そして天井には扇風機。

これら写真は、アドバンストフィルター機能の「トイカメラ」を使用してレトロな雰囲気に仕上げました。古い国鉄車両のイメージにピッタリですね。

もう1枚お遊びで・・・。

X-T10 紀勢線 ソフト

今度は「ソフトフォーカス」で回想シーンのように表現してみました。

アドバンストフィルターは自分がどうように表現したいか考えて使用するとよいでしょう。

そうこうしているうちに列車は多気駅に到着。

X-T10 多気駅②

?上の写真のように明暗差のある被写体でも、シャドー部はつぶれず、そしてハイライト部も白トビしない描写はフジXシリーズの良いところだと思います。?

この写真はダイナミックレンジオートで撮影しましたが、任意で100%、200%、400%を設定することもでき、思い通りに階調再現を調整することができます。


?多気駅からは参宮線に乗り換え今回の旅の目的地鳥羽駅を目指します。

この日は雨でしたが、伊勢市駅から鳥羽駅の間は海の見える絶景区間です。晴れた日なら車窓から眺める風景には思わずシャッターを切りたくなるはずです。

鳥羽駅に到着。

X-T10 鳥羽駅

チルト液晶を利用して、大胆にローアングルで撮影しました。

X-T10 外観②

?チルト液晶は花の撮影などにも活躍する優れものです。日頃見慣れた風景でも、ローアングルで撮影するだけで新鮮なものになります。

鳥羽で食事となると、海鮮ものが食べたくなります。

ということで、伊勢名物の「てこね寿司」をいただきました。

X-T10 鳥羽 てこね寿司

今までのXシリーズのオートフォーカスシステムでは、上の写真のような近接撮影の場合はボディ側でマクロ切り替えをする必要がありました。

しかし新オートフォーカスシステムでは、オートマクロ機能を搭載しているため切り替え操作の手間が省け、ストレスを感じることがなくなりました。

今回は試す機会がなかったのですが、今回の新オートフォーカスシステムは動く被写体を追尾する性能も向上しています。今までは動体撮影時に少し不満を感じていましたが、それも解消され素晴らしいカメラとなりました。

さて旅の話に戻りましょう。

鳥羽では大雨と強風のため、海の写真も撮ることなく早々と退散。

名古屋経由で帰路につくことにしました。

途中、四日市駅で撮り鉄。

X-T10 四日市

ここでは今では珍しくなったディーゼル機関車DD51形の貨物列車を見る事が出来ます。

ここでもアドバンストフィルターを使って・・・

X-T10 四日市 トイ

「トイカメラ」風に撮ってみました。


そして最後に京都駅で途中下車。

駅ビルで夜景を撮ることに。

X-T10 京都タワー 15

ISO3200で撮影していますが、ノイズも少なくとてもキレイです。

シャッタースピードは1/15秒ですが、手ブレもなく撮れました。

今回の使用レンズはキットレンズのXF18-55/2.8-4R LM OISですが、フジノンレンズの手ブレ補正機能はかなり優秀です。

少し場所を変えて1枚。

X-T10 京都駅① 20

ここでもアドバンストフィルターで味付け!

X-T10 京都駅 ソフト

「ソフトフォーカス」で幻想的に表現してみました。

そして最後にもう1枚。

X-T10 京都駅 ミニチュア

「ミニチュア」がバッチリはまるシーンでした。


今回、このX-T10を旅カメラとして使用しましたが、軽くて小さくその役割を十分に果たしてくれました。

兄貴分のX-T1を何度か使用したことがある私にとって、若干スペックダウンしているX-T10には不満を感じるのではないかと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。

自然風景の撮影など、雨などの水濡れが気になる方にはX-T1をオススメいたしますが、旅行やスナップの写真を手軽に撮りたいという方にはX-T10が良いのではないでしょうか。

青春18切符でのスローな旅もオススメですよ~。


この記事に関するお問い合わせは・・・ カメラ担当 池田まで



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