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ペンタックス K-1 商品レビュー

こんにちは、カメラ担当 吉冨です。

今回、ご紹介しますのはペンタックスから満を持して発売されたフルサイズ機「K-1」のレビューです。

ペンタックスユーザーの方も、そうでない方も待ちに待った一台ではないでしょうか。

DSCF3010

外観は、伝統の小型でありながら堅牢さをしっかり受け継いだボディとなっており、印象としては同社の「K-3」より少し大きくなった感じです。もちろん、外装はマグネシウム合金で「防塵・防滴構造」「-10℃耐寒動作保証」となっており、高い耐久性と信頼性を誇ります。


DSCF3019

液晶画面には、世界初の「フレキシブルチルト式液晶モニター」で光軸から外れることなく液晶モニターを動かすことが出来る画期的な機構で、様々な角度から液晶モニターを確認しなが撮影が出来る優れものです。


DSCF3002

操作部アシストライト(LEDライト)が付いているので暗所でのレンズ交換、SDカードの交換などの作業が楽々行えます。レンズマウント、液晶モニター背面、カードスロット部、ケーブルスイッチ端子部の4ヶ所が暗闇で光ります。


その他、スペックを紹介させて頂きます。

  • 有効画素数3640万画素ローパスレスの35mmフルサイズCMOSイメージセンサー

  • 新開発の画像処理エンジン「PRIME Ⅳ」

  • 5軸5段のボディ内手ブレ補正機構「SRⅡ」搭載

  • 標準出力感度ISO204800の優れたノイズ耐性

  • RRS(リアル・レゾリューション・システム)に動体補正モードを搭載

  • APS-Cクロップ撮影ができ、すべてのKマウントレンズが使用可能

これまでの同社、フラッグシップ機の美味しい機能はしっかり受け継いで、大きく進化しています。


今回、K-1に「D FA 28-105mm/F3.5-5.6ED DC WR」を装着して実写を行いましたので、ご紹介させていただきます。

 

1.高感度チェック

こちらの写真の中央部、赤い四角の部分をトリミング拡大して比較していきます。

ISO1600四角



ISO1600 拡大

ISO1600

ISO6400拡大

ISO6400

ISO12800拡大

ISO12800

ISO25600 拡大

ISO25600

ISO51200 拡大

ISO51200

ISO102400 拡大

ISO102400

ISO204800 拡大

ISO204800


ISO6400までは高感度ノイズをほとんど感じることがなく、常用感度はISO25600といった結果です。

ISO51200以上でも多少の高感度ノイズは感じるものの、塗り絵のようなのっぺりした絵作りにならず、しっかりと立体感を感じる画像処理になっており、新エンジンの力を感じる結果になりました。


2.画像処理

K-1には、風景写真を含めて多くのシーンで活用できる、便利な画像処理の機能が搭載されています。

・HDR

HDR比較

HDR処理OFF

HDR

HDR処理ON

HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、極端に明暗差が大きなシーンで白トビや黒つぶれを抑えて、見たままに近い描写が得られるといった処理です

効果も段階的に選択できるので、上の写真のように不自然にならないように撮影も可能ですので風景写真を含めて様々なシーンで活用できる機能です。


・明瞭コントロール

明瞭度なし

明瞭度OFF

明瞭度+4

明瞭度+4

明瞭コントロールとは、金属の光沢感、空や水しぶきの透明感などを表現したい場合に有効な画像処理技術です。

画像全体はシャープに保ったままで、被写体の質感だけを補正することができます。


・RSS(リアル・レゾリュ―ション・システム)

RSS使用四角

上の写真、中央部分の白い四角を拡大してRRSの解像感を比較します。


RSS使用拡大

RRS使用せず

RSS使用せず拡大

RRS使用

RRS(リアル・レゾリュ―ション・システム)とは、手ブレ補正機構SRを応用して、センサーを1画素ピッチずつ動かしながら4枚を連続撮影して、1画素ごとに色情報を得ることで超高精細画像を生成する技術です。上の比較写真を見て頂けると一目瞭然、解像感が増して被写体の質感をしっかり表現することができます。

今回から動体補正モードも搭載しているので、RRS撮影中に動体が写りこんでいる場合でも、その影響を低減してくれます。


3.オールドレンズ

DSCF3022

SMC-PENTAX M 50/2

K-1では、Kマウントを採用しているのでフィルム時代からのレンズ達を使うことができます。


DSCF3024

スーパータクマー 55/1.8

更に、ペンタックスから発売されているM42変換リングアダプターを使用することで、タクマーレンズ等のM42マウントレンズもフルサイズで使用することができます。

以下、オールドレンズで撮影した作例です。


Kマウント50.2

SMC-PENTAX M 50/2

タクマ2

スーパータクマー55/1.8

タクマ3

スーパータクマー55/1.8

Kマウント採用ということでフィルム時代からのレンズ資産をフルサイズ画角で使えるところも、ペンタックスファンにはたまらない事ではないでしょうか。実際、わたしも古くからのペンタックスユーザーでタクマーレンズをフルサイズ画角で撮影できた時には感動を覚えました。

もちろん、オールドレンズを使用する際は、マニュアルでの撮影になりますがペンタックスの往年のレンズ達をフルサイズで使えるのは、うれしいですよね!


 

4.作例

明瞭度+

ISO400  F8  SS1/8  明瞭度+4  三脚使用

IMGP0120

ISO400  F7.1  SS1/200  手持ち撮影

IMGP0132

ISO400  F13  SS1.6  手持ち撮影

IMGP0056

ISO400  F6.3  SS1/200  手持ち撮影


5.まとめ

今回、満を持して発売された「ペンタックス K-1」は現場で使える機能を持ち合わせた安心感あるカメラだと感じました。三脚を据えての撮影では光軸をずらさずに縦位置、横位置までしっかりと対応、水の流れを表現する場合の低速シャッターを手持ちでもしっかり撮影できるのは、このカメラしかないのではと感じました。

他社メーカーより、遅れて発売された今回のフルサイズ機ですが、機能的にも十二分に上をいく機能を持ち合わせ、ペンタックスにしかないオンリーワンの多彩な機能を搭載している、素晴らしいカメラでした。


この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 吉冨まで

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