商品レビュー カメラのナニワ 京都店

フィルムカメラを始めよう!今こそおすすめのフィルムカメラ5選(レンジファインダー編)

こんにちは、カメラのナニワ京都店たかはしです。

前回は国産一眼レフをご紹介いたしましたので、
フィルムカメラ好きが増えて下さることを祈りつつ、
第2弾としておすすめのレンジファインダーを
5選、ご紹介したいと思います。


はじめに

レンジファインダーを中古で購入する際、基本注意して見るべき点は
ファインダーを覗いた際に、二重の像がちゃんと表示されていて、
合わせた際にきっちり像が重なっていてズレが無いかということと、
シャッター幕の素材が布・ゴムであることが多いので穴が開いていないか、
シワが寄ったりカビが生えていないかということをチェックしましょう。



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①ライカ IIIf
入手難度★★☆☆☆
中古価格:25,800~
マウント:L39スクリュー
レンズ:L39スクリュー

バルナック博士の設計した「バルナック・ライカ」
数多くの写真家が愛した、写真の歴史に残るカメラです。

数あるバリエーションの中でIIIfがおすすめなのは、
バルナックライカの中でも最も生産数が多く、値段が手ごろで、
品質が安定している為、使いやすい個体が多いことが理由です。

とはいえ1950年~1957年製造と時間は経っていますし
レンジファインダーは構造上、修理・メンテナンスにお金がかかるので
出来れば触れる店頭で、状態をしっかり見てからにしましょう。

フィルム装填を底面から行うなど、独特の操作が多いですが
その手間が「写真を撮っている感覚」として楽しめれば、もう一人前です。


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②ライカ M3
入手難度★★★☆☆
中古価格:75,800~
マウント:ライカM
レンズ:ライカM/L39(アダプター経由)

バルナックライカの進化形。
バルナックの弱点を改善し、ファインダーは見やすく、
フィルム装填も容易になりました。

「ライカの王様」などと呼ばれることもある名機だけあり
今回挙げている中では高額ですが、それも納得の
機械のつくりの良さが生み出す、滑らかな操作感が気持ちよく
特に「チャッ」とささやくような上品なシャッター音が素晴らしいです。

Mマウントレンズはどれも高額ですが、
場の空気を切り取るような描写にはため息が出ます。
(使い方はレモン社のこちらの記事をどうぞ)


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③キヤノンIVsb/IVSb改
入手難度★★★☆☆
中古価格:12,800~
マウント:L39スクリュー互換
レンズ:L39スクリュー互換

キヤノンの歴史も、最初はライカを見倣ったレンジファインダーから始まりました。

しかしそこは技術国日本、本家を越える為の改良を重ねに重ね
1953年登場のIVsb位になってくると、もはや別物と言っていいくらいの完成度となり
角ばったボディライン、レンズによって倍率切替可能なファインダー、
自動で復元するフイルムカウンターなど、随所に日本のこだわりを感じる事が出来ます。
マイナーチェンジモデルのIVsb改は基本構造は同一ですが、
ダイヤル表記などの操作に関する、細かな改良が行われています。

キヤノン純正のLマウントレンズは材質の関係で、曇りやすいという欠点がありますが、
現代のキヤノンレンズの描写とはまた違った、すっきりとした描写が楽しめます。


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④コシナ・フォクトレンダー ベッサR
入手難度★★★★☆
中古価格:25,800~
マウント:L39スクリュー互換
レンズ:L39スクリュー互換

クラシカルな外観ですが、シリーズの初出は1999年と
比較的最近で最終型は2,007年まで生産されていました。
Lマウントを現代によみがえらせた立役者です。
製造時期が新しいだけあって、耐久性のある機械式シャッターや
LED式表示の露出計を搭載しつつ、軽量。
たいへん使いやすいカメラとなっています。

ライカMマウントになった「ベッサR2」、
距離計無しの目測専用「ベッサL」などのバリエーションがあります。

コシナ・フォクトレンダー製のL、Mマウントレンズは写りに定評があり
標準レンズも優秀ですが、特に広角レンズに面白いものが多いです。


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⑤ロシアFED工場 ?フェド2
入手難度★★★☆☆
中古価格:9,800~
マウント:L39スクリュー互換
レンズ:L39スクリュー互換

ロシアにはライカをコピーしたフェドとゾルキーが存在します。
ゾルキーが最終モデルまで底面からフィルムを入れる方式を貫いたのに対し
フェドは1956年登場のフェド2からは背面から装填できるよう改良されていて
使いやすいので、こちらのほうをお勧めします。

フィルム巻き取り軸に爪を付けてしっかり巻けるようにしたりと
一部の機能はライカより地味に進化しています。
シャッター音が静寂な本家とくらべ大きく荒っぽいのがなんともロシアン。

レンズはカールツァイスのコピーの物が多く、侮れない写りをします。
製造品質にかなりのばらつきがあるので、現物を見て「あたり」の個体を探しましょう。
レビューがありますのでこちらもどうぞ)


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今使ってみたいレンジファインダー、気になる物はありましたでしょうか。
ニコン、コンタックスも名機と呼ばれるレンジファインダーを作っていますが
今回はレンズの種類が豊富なL・Mマウントを中心に選んでみました。

レンジファインダー、最初は敷居が高いかもしれませんが
その独特の操作感や、一眼レフとは見える像が実際とは違うことから
また違った写真が取れるという魅力がありますから、
興味のある方は是非、経験してみて下さい。

担当 たかはし


※記載されている参考価格は2016年9月当記事執筆時のナニワ価格であり、時期によって変動します。

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