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Monthly Archives: 8月 2016

中古品入荷情報

新入荷のご案内!
中古品で、アポズミクロン50/2ASPHが入荷しました。
初代M用ズミクロン50ミリ(固定鏡筒)は、アサヒカメラニューフェース診断室史上、最高の解像力を示しており、その性能に肉薄した物はありますが、国産レンズで、それを越した物はありません。世代が変わるにしたがって、評価が微妙に変わっていますが、ズミクロンのブランドを貶める物ではありません。そのズミクロンをアポレンズ化し、そして非球面化まで行い、今まで以上に性能向上をしています。無論、価格も、これでもか!!!!という位上がりました。でも、ライカの生産量と材料と、そしてクラフトマンシップという手間をかけて作っていることを考えると、やむを得ないかもしれません。フード内蔵になる前のズミクロンを使っていましたが(もう手元にはありません)前ボケがガチャガチャせず、なだらかだったことを覚えています。某社の一眼レフ用F1.7~2クラスの標準レンズを使った時、一眼用と距離計用のレンズの違いはありますが、それなりの評価のあるレンズにも関わらず、あまりにも前ボケがガチャガチャでショックを受け、“捨てた”ことが有ります。アポズミクロンは、そのようなことは無論なく、気持ちいいボケに感じます。また、当たり前ですが、前ボケに汚さは感じません。アポと非球面の威力でしょう。広角系は非球面化を、望遠系はアポレンズ採用し、高性能化とデジタル対応を進めているM型レンズの中で、ズミクロン50ミリに、非球面とアポレンズの両方を採用したことは今までのズミクロンを廃盤にせず(ホームページ上にあり、2016年5月現在のライカジャパンの価格表にも載っています)ズマリットシリーズにも50ミリがあり、ズミルックスや、ノクチルックスの計4種類もの標準レンズを作っていることを考えると、ライカ社の思想が、見えてきませんか?
(ボケについては、私個人の評価ですので、ご理解ください。)
L1000913L1000900

 

全て絞り開放。jpegで撮影。Mマウントデジタルカメラにて撮影

 

 

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ライカ親爺のうんちく(何回目?)

発展に寄与された方々

アメリカに次ぐライカ市場としての日本だが、これだけ発展させるために、活躍された方々がいらっしゃる。
1、 パウルシュミット
言わずもがな、シュミット商店(戦前の社名)の創業者である。何社かの日本総代理店の看板を上げた中に、顕微鏡のライツ社があり、ライカカメラの販売をすることとなった。昭和12年シュミット商店の上海支店へ出張中に、亡くなられた。彼の箱根の別荘別荘は、箱根駅伝のスタート地になっている。
2、 北野邦雄
月刊光画という雑誌を戦前から発行して、今でいうメカニズムライター的な事をされている。M3が発表された、1954年のフォトキナで、現地から5月号発売に間に合うように、資料を入手し、航空便で原稿を送ったという。今なら、ネットとメールで即日の世界だ。当時の現地の雑誌には、ドイツ人より、上手にドイツ語を話す日本人と紹介されたという話があるが、東京外語大を卒業され、陸軍軍医学校等でドイツ語の教師をなさっていたので、当たり前である。
3、木村伊兵衛
ライカで写真を撮る人間にとって、彼の名前を知らなければ、もぐりと言われてもしょうがない。東京の日暮里で写真館をしていたが、ツェッぺリン飛行船のニュース映画を見てライカを買った。それまでは、コンタックスを使っていたという話を聞いたことがあるが、わからない。
4、佐和九郎
この名前を知っていたら、ビョーキである。アサヒカメラに彼が書いたライカとコンタックスの比較記事が、コンタックス寄りだったために、ライカ愛好者からの非難を受けて、シュミット商店が出したのが、降りかかる火の粉は払わねばならないというパンフレットになる。ライカコンタックス戦争は日本だけで起こったことで、本国では、起こらなかった。その後、戦火の拡大に伴い、民需向けは、両社ともに輸入禁止となる。佐和九郎はペンネームで、銀座にあった黒澤タイプライターの主人である。彼は、戦後もカメラ雑誌上で活躍した。
5、明石正巳と井上鐘
明石はシュミットの写真部長として、井上はパウルシュミット亡き後社長として、活躍をされた。戦前のシュミット商店の出したパンフレットは、ほとんど井上が文章を書いたとされる。明石がその後を引き継いだ。明石は、シュミット解散後、フォトハウスアカシを開いた。シュミットはドイツワインも扱い、現在のドイツワイン輸入業者は、たどっていくと、シュミットのワイン部に繋がるとさえ言われる。

他にも、たくさんの先人がいらっしゃる。機会を見つけてご紹介したい。
(敬称略)

IMG

写真工業出版 ライカの歴史より借用

 

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中古品情報:Auto110+レンズ3本セット

今回ご紹介するレモン社新宿店在庫の中古品、PENTAX Auto110+レンズ3本セットですが・・・税込¥8,000-とお買い得ながら、ボディは作動しない状況です。そんなワケで、「110用レンズ3本セットに愛くるしい文鎮が付いてくる」くらいにお受け取りいただければ幸いです。

Auto110

各レンズともフロントキャップ付属。リアキャップは1個だけ付属。

110用レンズを活かす方法としてはマウントアダプターの活用がありますが、今回はマイクロフォーサーズボディで軽くテストです。
気分的にはPENTAX Qシリーズで使いたいところではありましたが、今回のレンズは18mmF2.8、24mmF2.8、50mmF2.8の3本組み。センサーの大型化を図ったQ7でも35判換算約4.6倍となるので、これらのレンズ達は中望遠~望遠レンズセットとなるのですが・・・Qシリーズの背面液晶が結構アレなもので、MFではとても苦労する事になりまして(老眼持ち泣かせです)、急遽E-M10での試用に切り替えた次第です。マイクロフォーサーズ規格であれば、これらのレンズは準広角~中望遠の扱い易い焦点距離となります。

レンズコンディションとしては、18mmと24mmが「クモリ」、50mmが「ひょっとするとクモってる?」と云った状態です。
ではまず、18mmF2.8を使って新宿店の裏窓から撮影(あまりに暑くて・・・)です。

Auto110用18mm

35判換算36mm相当。手前の白い台形っぽいビルに合焦

四隅は明らかに解像力が甘くなっていますが、中心部は遊びなら問題無いレベルに解像してくれます(どことなく甘さが残りますが)。そうそう、110用レンズには絞りが組み込まれていないので常に開放での撮影となります♪この時もASA200・1/4000Sec.と、かなりギリギリなシチュエーションでした。
続きましては24mmです。

Auto110用24mm

35判換算約48mm、標準レンズの感覚

こちらも同じような傾向よようです。
最後に50mmです。

オート110用50mm

35判換算約100mm

四隅の画質低下は一番少なさそうです。

絞り開放状態で使わざるを得ないと云った制約はありますが、ある意味でトイレンズ3本セット。夜のスナップ撮影なんかで遊ぶのも一興かも知れませんよ♪

*マウントアダプターの形状によっては、光線漏れを起こす事もございます。緩~い気持ちでお使い下さい。

レモン社新宿店中古品             PLUコード:2111020101689
ペンタックス Auto110+レンズ3本セット 税込¥8,000-(2016年8月5日現在)
お問合せはレモン社新宿店
又はナニワオンラインまで

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