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Monthly Archives: 1月 2017

新入荷情報 デルタ20周年記念万年筆1K

今回は、最近あまりお目にかからないデルタの20周年万年筆の入荷がありました。この万年筆が限定販売されたのが2002年ですので、もうそれより15年経ちましてこれほどコンディションが良い物はかなり希少ではないでしょうか。ちなみにこの1K(両用式)は世界限定1982本でした。
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付属のインク瓶にも20周年のロゴが入っています。

1982年よりの創業20周年に記念モデルとして販売(限定1982本)されれましが、他のかなりカラフルな限定品とは違いデルタとしてはかなり地味ですが浅い歴史の中の王道ともいえるドルチェビータ・ミディアムをベースとするこモデルとなりました。そしてこちらは1Kですが,1KS(レバーフィリング)バーメイルも同時発売され982本限定でした。ですが限定本数が多かった割には中古でもなかなか最近は見かけることがありません。


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説明書の中に限定数とシリアル・ナンバー

オリジナルのドルチェビータ・ミディアムとの違いはキヤップ天冠とニブの20とロゴマークと胴軸に20ANNIVERSARY  LIMITEDEDEITIONの刻印があり尻軸には限定ナンバーが入っています。そしてサイズですが若干ですが違いがあり、長さが約4mm短く、胴軸径が約1mm弱太く、重さが3gほど重いのですが、筆記時のバランスはこちらの方が良いのではと思いました。この様なかなり微妙なサイズの違いです。

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キャップと天冠に入った20の数字とロゴマーク

しかし今回は太陽光での写真となりましたが、デルタが誇るこのドルチェビータのオレンジは本当に光り輝き美しく惚れ惚れするような胴軸です。そして今は生産されていないドルチェビータ・パピヨンと一緒に写っているカットがありますが、こちらも現在のレモン社銀座店の在庫品です。

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こちらはパピヨンとの長さ比べです

この後30周年記念のモデルも発売されましたが、やはり基本はドルチェビータのオリジナルで、軸のエボナイトの色が深く、キャップが漆黒のエボナイトでした。こちらは定価が9万円台となりなしたが、この頃から残念なことにニブが14Kに変更されていました。次の40周年は2022年の発売と思われますが、おそらくこの記念モデルもドルチェビータ・ミディアムがベースとなる事でしょう。是非購入を検討しようと今現在は考えております。それと、限定品に関してはニブを18Kにしていただけないかと希望します。


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胴軸にもしっかり刻印があります。

 

こちらの中古品データ
PLU:2111012043690

ランク:A
ペン先:F/18K
長さ:約133mm
重さ:約37g(ドルチェビータオリジナルは約34g)
機構:両用式
付属品:元箱、取説、コンバーター、ボトルインク、カートリッジインク
販売価格:¥48,000-(税込)

※1/23 レモン社銀座店の在庫です(オンラインショップでもお求めいただけます)

担当/レモン社銀座店 カラサキ

 

商品レビュー:カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM

今回の商品レビューは、カールツァイスT*2.8/25 ZMです。
試写にはライカM(Typ240)を使用しました。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(1)

F5.6

中間絞りまで絞り込むとカチッとした写りになりますので、街頭スナップで時間の要するピント合わせも必要がなくなります。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(2)

F8

レンズをやや下方に下げて撮影しましたがディストーションは抑えられないのと、隅田川の川面の湾曲が認められます。
それでも遠景の雲の形が残るのは一流メーカーならではないでしょうか。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(5)

F11

更に一段絞りましたが、特筆すべきことはありません。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(3)

周辺光量落ち(開放F2.8)

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(4)

周辺光量落ち(最少絞りF22)

太陽を背にして撮影しました(撮像素子にゴミがありお見苦しい点、お詫び致します)。
どの絞りでも周辺光量落ちには購えずと言ったところです。全絞りで撮影しましたが、改善の傾向があるものの、中央部との差が縮まりませんでした。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(6)

F4

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(8)

清洲橋(F4)

耐逆光性能も他の広角レンズと同様の性能で、優れた描写をするワケではないようです。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(7)

開放F2.8

開放での緩い描写を好まれる方には、それが期待できると思います。フォーカスをどこに置くかで作意が変わってきて面白くなります。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(9)

萬年橋(最短50cmで撮影)

25mmとは言え、最短側でピントを合わせれば背景はボケてくれますが、中望遠以上のように溶けることはありませんので、被写体を浮かび上がらせるのは難しいですが表現はし易いのかも知れません。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(10)

萬年橋(明暗)

日差しが強すぎる日でしたので、画面手前の支柱がつぶれない様にマニュアル露出で撮影しましたが、ハッキリクッキリの影と飛んでしまって質感のない部分を見ると、忠実な描写をしてくれたように思います。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(11)

隅田川

太陽に向かって撮影(逆光)すると、超広角に近い画角ですとハレーションという大敵がはだかってきます。画質の低下を余儀なくされていますが、それでも小波が適切に描写されています。

カールツァイス ビオゴンT*2.8/25 ZM(12)

新大橋(F8)

最後は鏡面に写った建物を撮りました。流石に望遠系で撮るべきだとは思いますが、暗部の再現力も捨てたものではなくキチンと描写されています。

【商品仕様】

焦点距離 25mm
絞り値 f/2.8~f/22
撮影距離 0.5m~∞
画角(対角線/水平線) 82°/72°
最近接範囲 430mm×650mm
レンズ構成 7 群 9 枚
フィルター 46mm
質量 260g
最大径 φ53.0mm
全長(マウントより) 46.6mm
 距離計連動範囲  ∞~0.7m (使用するカメラにより異なる)

 

【取扱商品】
【新品】(コシナ) COSINA ZEISS BIOGON T* 2.8/25 ブラック ZM

【新品】(コシナ) COSINA ZEISS BIOGON T* 2.8/25 シルバー ZM

最後に使用した感想です。
シリーズ通してでうが、絞りリングの間隔は細かい露出をする場合はありがたいのですが、乱暴に言えばRAWで撮ってしまえは撮影後に何とでもできる範囲なので必要ではない場合もあります。
また、フードの別売りは勘弁してほしいです。
以上です。

担当:いりえ

 

商品レビュー:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO/画質と手ぶれ補正

つい先日、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROのレビューの際に。このM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROについて「ムシの良い話」なんて放言してしまいましたが・・・結局今回このレンズを使った感想は、「こりゃえぇわい」です。それこそムシの良い話ではありますが・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

前回お世話になったM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと較べますと明らかに一回り大きいレンズですが、APS一眼用の18-135mm(35判換算27-200程度)のズームと同程度とお考えいただければ、広角端24mm相当はAPS18-135mmクラスと比較しても大きなアドバンテージでしょう。
重量561gを必然と見るか重いと見るか・・・当初は「ちょいとばかり重いなぁ」と思っていたのですが、画質・ズーム域以外のとんでもない魅力をこのレンズは・・・っと、その辺のお話はまた後半で
使用ボディは年末に登場したE-M1 MarkIIです。

前半:昼の部、画質等々

前回のM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと同じような所から撮影開始です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/2000Sec. ASA200 12mm

広角域と云うこともあって空は僅かにグラデーションがかかり始めていますが、手前の地面を見る限りでは周辺光量落ちは気にならないレベルのようです。太陽をガッツリと画面に入れてますのでさすがにちょっぴりフレアっぽくなりましたが、色乗りも上々かと感じました。

周辺光量落ちは少なくても広角端12mmは、空のグラデーションを活かして蒼をグッと落とすのに大変好都合な画角です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/4000Sec. ASA200 12mm

絞り開放からシャキッとした描写で、スッキリした白さを再現してくれています。画面四隅を見ても、良く安定しているのが判ります。
あ、そうそう、CP+の会場はこちらパシフィコ横浜でございます。今年もCP+中古カメラフェアを何卒よろしくお願い申し上げます!

高倍率ズームレンズだと、どこかしらの焦点域に弱みを抱えている事がしばしばですが。この子はどうなんだろうかと思いつつ中間距離・望遠端の様子見を。
まずは同じ所で17mm(35判換算34mm)、やはり絞り開放です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/4000Sec. 17mm

絞り開放から十二分に高画質を発揮してくれます。周辺光量落ちは実用上無い、と云えそうです。同じカットでF7.1も撮りましたが、奥の細部のエッジがやや際立つ位の差でした。まぁ、これはメイン被写体と十分に距離を取れていた事もあるでしょう。

続きましては標準~中望遠域の様子見を。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/25Sec. 21mm

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F5 1/20Sec. 25mm

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4.5 1/125Sec. 31mm

所謂大口径レンズではありませんから、被写体との距離を工夫しないと大ボケは期待できないのはやむを得ないとしても、ギスギスした感じの無い素直なボケは好感が持てます。上2枚は柔らかい被写体ですが、合焦部はキッチリとシャープに解像しています。

絞り気味にすれば、画面全域で隙の無い描写となります。開放から2段、F8で試してみます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F8 1/2000Sec. 25mm

中央部は当然ですが、周囲の枝々までしっかりと描き込んでくれました。
続きましては望遠域です。今まで試用した似たようなズーム域のレンズの中には、望遠域が「おまけ」レベルの高倍率ズームもありましたが・・・まずはいきなり望遠端、開放で。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/2500Sec. 100mm

絞り開放ですが、まず実用上充分使えるレベルです。少し柔らかい印象はありますが、絞ってみると・・・?
同じ場所で、ちょいと絞ってF8で。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F8 1/640Sec. 100mm

大分解像感が上がりました。特にボケ効果を狙うのでなければ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは強烈な手ブレ補正機能を搭載しているので、光量が少ない条件でも安心して絞りを稼げるでしょう。

ま、晴れの日は晴れの日なりに太陽に感謝しつつ、いたずらなカモメを。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F5.6 1/640Sec. 100mm

人によっては/被写体によっては、望遠端換算値200mmじゃ足りないなんて意見もあるかと思いますが。
そんな時にはデジタルコンバーター機能でちょろ~んと対処を。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F5.6 1/800Sec. 100mm*デジタルテレコンバーター使用

この便利なデジタルコンバーター機能、AFエリアがちょっと大きくなってしまう難点はありますが、大抵は欲しい所にちゃんと合焦してくれています。

日常的に実用性が高そうなその他の望遠域でも撮影しました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F7.1 1/640Sec. 50mm

半逆光で気持ちの良い白を。ケーブル、パイプ類も清々しく切り取ってくれました。
ある程度高速シャッターなので風向計のペラが止まっていますが、旗は見事に靡いています・・・寒いです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F8 1/1000Sec. 50mm

レリーフも然ることながら、石肌の描写も大変精緻です。シャドーの粘り具合はレンズによるのか、E-M1 MarkIIによるのか・・・

換算100mmを越えたあたりから、マイクロフォーサーズでも流石にピントが浅くなり始めます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/1250Sec. 80mm

リースの赤い実に合焦していますが、ブーケやカスミソウはアウトフォーカス気味。描写も少し柔らかめになってきた気がします。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/60Sec. 86mm

寄り気味、手前と奥にボケを作って。屋内から日陰に向けての撮影ですが、赤の色乗りも十分です。

広角端のディストーションを見ますと。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F7.1 1/25Sec. 12mm

天井の梁に僅かに歪みが出ていますが、この手のズームとしては良好な部類ではないでしょうか?なんとなく、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROよりもディストーションは抑えられているように思えます。
普段は単焦点15mmだけで出かける事の多い私ですが、12mmのパースペクティブは使っていて楽しいモノがあります。反面、レンズに使われちゃってる?なんて疑問を感じる事も無きにしもあらずですが。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F9 1/2000Sec. 12mm

30年ばかり前、横浜港湾地区が「みなとみらい」なんて名前になるなどと予想もしていなかった頃。友達としばしば立ち寄った操車場?らしき物の跡です。
絞り過ぎは良くない(回折現象の為)なんて言われる事が多々ありますが、どうしても絞りたい時は存分に絞れば良いと思います。画質よりも大切なモノもしばしばありますからね。

周辺光量落ちはとても少ないように感じましたが、ちょいとアンダーに振って、光量落ちを「偽装」出来しております。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F8 1/2500Sec. 12mm

再び太陽をモロに画面に入れて。やはりフレアが出ましたが、作画意図を阻害するモノでもなかったのでそのまま撮影しました。
太陽を画面に入れた場合は、大体こんな感じのフレアとなるようです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F7.1 1/2500Sec. 12mm

似たような形状ですねぇ。

 

後半:夜の部、超絶手ぶれ補正

やがて陽は傾き灯し頃になります。オイラの出番、とばかりにM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROが騒ぎたちます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F7.1 1/60Sec. ASA400 61mm

1/60Sec.ってなんて高速なんだろう・・・その後、そんな奇妙な錯覚がありました。
今回の機材の組み合わせでは5軸シンクロ手ブレ補正を利用でき、最大6.5段相当の手ブレ補正効果により手持ちで夜景に臨む事が容易になる・・・なんて話を聞きますもので、それではちょいと試してみようじゃないか、と云う運びです。
そして、この手ブレ補正能力こそが、画質・ズーム範囲云々を超えたとんでもない魅力の一つでした。

自慢じゃありませんが体格に恵まれない上に腰の浮っついた微ブレ常習のこの私が云うんですから、まぁ信じておくんなさいまし。
まずは1/4Sec.で。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F6.3 1/4Sec. 12mm  1月10日 17:11

まぁ、慣らしがてらの1/4Sec.です。慣れてくると「2秒は堅い」、とか「20秒に挑戦!」なんてとんでもねぇ猛者達もござらっしゃるのですが、今日の目標は2秒として挑戦です。

ちょいとズルっこして、手すりに寄りかかって1Sec.に挑戦。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F6.3 1sec. 23mm

寄りかからずに0.62Sec.で撮影した場合と、ほぼ同等に仕上がりました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

「寄りかからずに0.62Sec.」で。

これは・・・ひょっとして俺でもイケるかも!かもかも!

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F5.6 1.3Sec. ASA800 12mm

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F6.3 2.5Sec. 12mm 流石に微妙にブレが・・・私の限界

ここらが私の手持ちの限界のようです・・・が、1Sec.未満であれば私でも高確率でブレを止められるようです。寄りかかったり等々の補助を使えば、3秒は十分に狙う価値がありました。と云うか、
これは撮影領域が大幅に拡がる!通勤カバンに入れるにはデカいけどね!

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F6.3 1.6sec. ASA400 12mm

1Sec.を超えたあたりから、通行人が流れるので個人の識別が不能になったりします。これも面白い副次的効果ですね。

2Sec.超えをやっているうちに、1Sec.未満なんてあまりに短い。そんな錯覚を抱いてしまいそうですが、油断すれば即座にブレますのでご用心ご用心。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/2Sec. ASA800 12mm

まぁ、本来は「何秒ブレずに耐えられる?」なんて挑戦するための機能ではありません。撮影を快適に・楽しく・歩留まり良くするための機能ですので、何処かしらに肘をつけるとか、寄りかかれるならば、周囲の迷惑にならない範囲で利用するべきでしょう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/2Sec. ASA640 29mm

今回は冬場の撮影となりましたが、季節が変われば楽しみな被写体が続々と思い浮かびます。散る夜桜とか、日の入り過ぎの蛍とか、花火とか・・・もしもこのレンズが手元にあったなら、必ずや大活躍することだろうと思います。E-M1 MarkIIのプロキャプチャーモードを使えば、遊び方は更に拡がるでしょう。

レモン社銀座店;松浦
買換えをご検討中の方、レモン社銀座店までご相談下さいませ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
防塵防滴機構
レンズ構成:11群17枚(DSAレンズ×1・非球面×3・ED×5・スーパーHRレンズ×2・HRレンズ×1・・・贅沢ですね)
最短撮影距離:広角端12mm→0.15m/望遠端100mm→0.45m
絞り構成:7枚羽円形絞り
寸法:φ77.5×116.5mm
フィルター径:φ72mm
重量:561g

お問い合わせはレモン社各店
またはナニワオンラインまでどうぞ。

 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F7.1 1/13Sec. ASA400 12mm

 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/40Sec. ASA320 100mm

 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F8 1/1000Sec. ASA200 16mm

 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F4 1/3200Sec. ASA200 70mm

 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F8 2Sec. ASA800 12mm

 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

F7.1 1/25Sec. ASA400 16mm

万年筆のインクとペリカン

年が明けたと思っていたら、早いものでもう1月も中旬となりますが、本年もレモン社銀座店の万年筆売場をよろしくお願いいたします。

まず昨年暮の事ですが、今回こそはと万年筆で書いた宛名とあいさつ文の年賀状を出すつもりでペリカンモンブランのインクを購入していました。今までは写真の入った年賀状を作り続けてきまして、何を勘違いしたのか写真無しの年賀状なら万年筆が使えると思っていたのです。が実際はインクジェット用のハガキであった為、結局は購入したインクがにじんでしまい使えませんでした。その時点ですんなりと万年筆をあきらめていつも通りのボールペンに切り替えました。(後で調べると再生紙でないと難しい様ですが、一部の日本製インクではインクジェット紙でも対応が出来るインクもあった様です)ちなみにこの時で用意していた万年筆はパイロットの初代ジャスタスでした。

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年賀状と書き始めようとした時の再現写真

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この為に購入したエーデルシュタインのインク

今年の日本の干支は酉(にわとり)ですが、十二支の無いドイツで国章とされている鳥は黒い鷹(アドラー)が1950年よりモチーフにされているそうです。ちなみにペリカンは世界最強の水鳥で、おっとりとしたイメージながら意外と性格は激しいらしいです。またペットとして飼育されても食肉には向かないとの事です。

という事で今回のブログはペリカン(水鳥と万年筆)とさせて頂きます。かれこれレモン社の銀座店では万年筆の取扱を始めてから10数年経ちますが、あのナミキ・ファルコン以外ではペリカンが今もほぼ一番の取扱量となっております。ただ残念なことに年々と若い世代の方の使用が減っている様に思われます。以前は成人式のプレゼントともなっていましたが、最近はどう変わっているのでしょうか。店頭で販売業務をしていると、銀塩カメラを始めてみようという若い方の来店は見かけますが、万年筆にはそれがあまり見受けられません。高額だからとか中古からはという理由であれば、新品を千円前後で購入できるパイロットのカクノあたりから始めても万年筆感覚が味わえますが、それ以前に出番が無いのかもしれません…

毎年ペリカンはかなりの限定品、復刻を発売しますが、今年もワンタイム・エディション(限定品)を続々と発表する事でしょう。で、噂によると今年はM101Nに続く様な19●●シリーズの復刻もある様です。ですが、デモンストレーターとは違いリーズナブルとはいえない価格設定となりそうです…M101もそうですが、これをボールペン化することが出来れば個人的にもありがたいのですが。

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昨年のワンタイムエディション M101N

次にペリカンの製品名のアルファベットの意味をご存知ではない方にお伝えします。
400 Fullhaltar mit Meecachanik (吸入式万年筆)
万年筆  備えた 機械
360 Petroonen fullhaltar (カートリッジ万年筆)
筒   万年筆
400 Kugel schreiber (ボールペン)
球状  書くもの
400 Druck shift (シャープペンシル)
押す  鉛筆
400 (ローラーボール)

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M400
とM800のサイズ比較

以前も紹介しましたが、このスーベレーンはキャップの密封性が他とは一線を画し、インクフローの良さ、筆記時のバランス、また多様なラインアップ、価格などがマニアから初心者までに人気の幅が広い理由ではないでしょうか。上の写真2カットの万年筆はまだレモン社銀座店にも新品の在庫がわずかに残っております。

最後に、ペリカンのペンの天冠マーク(ロゴ)ですが、1938年に雛が4羽から2羽に減り、2003年には少子化のごとく1羽にまで減ってしまいました。これ以上減りませんように…
そして実際、水鳥のペリカンも複数の卵を産むそうですが、日に日に食欲が増す複数の子供を養いきれなくなり、兄弟同市の骨肉の争いの中で最後に勝ち残った雛だけが巣立ちを迎えるそうです。

レモン社 銀座教会堂店

担当:カラサキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄道模型入荷情報 ムサシノモデル EF64

 EF64は1964年(昭和39年)より製造された軸配置B-B-B配置でMT52系電動機(425KWX6 計2550KW)を搭載する直流電気機関車です。
 基本番台1-79(1964~1976年)79両と大幅な設計変更の1000番台1001~1053(1980~1982年)53両とトータル132両が製造された。
 1960年(昭和35年)から始まった国鉄の大型電気機関車の近代化は、EF60形、EF61形が平坦地用、EF62とEF63が最急勾配(信越本線、横川~軽井沢間)専用となり、中勾配用として(奥羽本線の板谷峠、中央本線)20~33パーミル用としてEF64は登場した。
 スタイルは全面貫通形を採り(重連運転のため)、全面は青1号、前面下半部にはクリーム1号の新塗装です。これ以降の直流電気機関車はこの塗装になりました。

ムサシノモデルEF64前面

 

向かって左が2次型17号機2エンド側、右が4次型33号機1エンド側
正面貫通扉がありEF62、63に似ています。
今回新入荷のモデルはHOブラス製で2016年リリースのムサシノモデルの真新しい製品です。
TYPE2a17とTYPE4a33の2機種になります。

EF64-0 ムサシノモデル

2次型17号機は1966年製造、EG無し(貨物用は)、甲府時代 1973年頃 急行「アルプス」・ローカル運用を再現。

4次型33号機は1970年製造 甲府時代 1970年代後半~を再現。

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上がEF64-0 2次型17号機、下がEF64-0 4次型33号機

ムサシノモデルEF64-0

高品位のHOブラスモデルの製造メーカーのムサシノモデルの製品の特長として
・ファウルハーベル1331Wコアレスモーターを採用した高い動力性が挙げられます。
 HOブラスの客車フル編成を超低速から高速までスムーズな加速が楽しめます。
・R610のカーブ通過を容易としつつ、極限まで床下ディティール、フレーム、パイピングの再
 現にこだわりを見せています。
・フル・キャブインテリアとボディ塗装の精緻な塗り分けが秀逸です。

 ムサシノモデルの欠点としては価格が高いのと品薄です。

ムサシノモデルEF64

      今月はムサシノモデル買取強化として高価買取中!

・「ムサシノモデル EF64-0 2次型」 中古 ランクA 税込¥245,000
 商品番号 2111012042655

・「ムサシノモデル EF64-0 4次型」 中古 ランクA 税込¥245,000
 商品番号 2111012042662

レモン社銀座店及びナニワグループオンラインにてご用命承ります。

 担当 かなざわ       
 

 

 

商品レビュー:Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M

今回は誠に申し訳ございませんがネットで宣伝しながら実店舗のみの販売となっております、Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 Mの商品レビューです。
ライカMマウントのレンズなので、ライカM(Typ240)にて試写致しました。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(1)

耐逆光のテストのつもりでしたが、ハレーションやパープルリングが大盛りの写真になってしまいました。

本レンズはLC-Aカメラ(以下、LC-A)に搭載されているレンズなので、LC-Aを使ったことのある人にはお馴染みの焦点距離ですが、32mmというちょっと日本のメーカーではお目にかかれない焦点距離を有しています。しかし、そこは意識することなく35mmの体で取り扱えるレンズです。
ファーストショットで、びっくりの描写。テストは描写ではなく、楽しめるか否かが重要だと思い知らされた一枚です。
また、撮影地を隅田川にしましたが、街頭スナップが適当だったかも知れません。

大きな特長はゾーンフォーカスで撮れる点で、そういう意味でも街頭スナップですね。もちろん、厳密なピント合致も望めます。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(2)

最小絞りF22での撮影です。

ハレーションは防げないレベルと感じましたので、周辺の色かぶりが最小絞りF22ではどーなの?と二枚目の撮影です。
やはり無理でした。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(4)

周辺光量落ちのテストでしたが、全絞りで同様の現象でした。写真は開放です。

ライカM(Typ240)の背面モニターでは周辺光量落ちしか確認できませんでしたが、PCで確認すると上記の写真です。
太陽に対して90°の向きで撮影しました。

お座なりなテストで申し訳ございませんが、やはり撮影を如何に楽しむかが大切なレンズです。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(3)

開放&最短撮影距離

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(5)

開放&0.8mでの撮影です。

開放寄りで近接寄り、すなわち周辺をボカしたスナップを撮る場合、広角レンズ(32mm)の被写界深度の深さを考えれば速写にも向きます。
開放F2.8とF4の間の絞り調整幅が広いので、そこの描写の違いを楽しむことも一興です。
失敗したくない場合はF5.6で撮影すれば十分でしょう。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(6)

ピントを合焦させた時の描写

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(7)

少し前ピンにして撮影した時の描写です。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(8)

完全にピンボケにした時の描写です。

上記写真はセンスがありませんが、表現としてのアウトフォーカスも”アリ”だと思います。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(9)

中間絞り(F5.6)での描写です。

ディストーションは致し方なしですが、カチッとした描写をしてくれます。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(12)

焦点距離3mにて撮影しました。

背景をトロトロに溶かすのではなくやんわりとボカすと、クラシカル感が出てきます。

Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M(11)

夕方に撮影しました

暗部の描写力はカメラに頼るところが大きいと思いますが、モノクロで描写するのも楽しいかも知れません。

【レンズ仕様】

  • 焦点距離: 32mm
  • 絞り: f/2.8 – f/22
  • レンズマウント: ライカMマウント
  • 距離計フレーム表示: 35mm(M型ボディ使用の場合)
  • Mマウントレンジファインダー連動: 可能
  • 最短撮影距離: 0.8m
  • フィルタ径: M22.5×0.5
  • 構造: マルチコーティング加工、 4群5枚
  • ロシア製のプレミアムガラスを使用
  • ウルトラコンパクトなパンケーキ型
  • 4段階のゾーンフォーカスシステム
  • アルミニウム、真鍮製

人気のあるロモのレンズを販売させて頂けるのは大変名誉なことなのですが、日本のメーカーとアフターサービスが異なります。
ご購入後、オンラインにて顧客登録を行って頂いてアフターサービスは全てロモグラフィーが行います。

最後に使用感ですが、気軽に撮影できる面白いレンズです。
操作感はゾーンフォーカスは操作し易いのですが絞りが調整し難く、カメラから目を離さないといけませんでした。慣れで解消されるのかも知れませんが。
ロモファンにとってはフィルムがデジタルで楽しめますので、買いだと思います。

担当:いりえ

商品レビュー:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

つい先日発売となったM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROがあまりの高評価なので、ついつい語られなくなりそうな気もしますが・・・今回はM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROのレビューです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。F2.8通しが魅力。

例のM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは換算24-200mm相当の高倍率ズームでF4通しとなり、大抵の屋外撮影をレンズ交換無しで済ませられる優れモノではありますが。その画質も上々の評判ではありますが。古い世代の人間としては、それはなんだか「あまりにもムシが良い話じゃないか?」と云った要らぬ反感を抱いてしまいまして・・・それに、若くない人間としましてはたとえ180g程度でも軽い上に明るいM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROに心惹かれたりもするワケです。

まずはOM-D E-M1 Mark IIと組み合わせて出かけましたが・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/2500Sec. ASA64 13mm相当

太陽を画面に入れて。太陽の位置、照り返し等でちょっと判り辛いんですが、多少周辺光量落ちが見られるかな、と云ったところ。特別光量落ちが大きなレンズではありません。
ワイド端での撮影ですが、タイルの目地を見ると些か樽型の歪みが見られるようです。ところでなんで13mmで撮影したかって?構え直した時にちょっぴりズレてしまったんですよぅ。
思いっきり画面に太陽を入れていますが、コントラストの低下は少ないように感じられました。
テレ端40mでは・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/2500sec. ASA64 40mm

それなりに落ちが見られます。F4辺りでごく自然な印象に、F5.6でほぼ解消と云った落ち具合でした。

 

で、今度は逆光テストを。まずは絞り開放F2.8で。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/2500Sec. ASA64 12mm

同じような位置で、今度は絞り気味に。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F9 1/250Sec. ASA64

太陽と対角線上の位置に、桃色フレア発生。茂る葉の辺りにもゴーストが出ていますが・・・ここまで真っ直ぐに太陽を入れてる事を考えると「良く頑張ってる」と云ってあげてよろしいかと思います。
ちょいと太陽を遮ってあげれば、逆光でも一気に抜けの良い色ノリを発揮します。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F4 1/1000Sec. ASA64 12mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F4.5 1/800 ASA64 32mm

順光で絞り気味にして、解像力・発色の按配を見てみますと。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F8 1/250Sec. ASA64 27mm

冬の日差しですが抜けの良い白が出ます。元画像では船体のリベットも索もしっかり描写してくれていました。
ちょっと意地悪をして、絞り開放で白を撮りますと・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/1000 ASA64 40mm

被写界深度外のリベットのエッジに、ごく僅かに色収差が感じられますが、上等な部類には違いありません。ちょいと絞るとスッキリと消えてくれます。

ワイド端でマスト全体を入れて・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F7.1 1/640Sec. ASA64 12mm

左から2番目のマストにちょっぴりフレアが出ていますが、マストや索の解像は期待通りの上々な出来です。

何となく青と白が続いたので・・・今度は赤系で。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F8 1/160Sec. ASA64 12mm

広角域ならではの描写が存分に楽しめるレンズです。ギブソンのチェリーレッドの雰囲気も良く出せているように感じます。
部分カットで中間域の解像力を見ますと。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F6.3 1/320Sec. ASA64 20mm

清々しいキレっぷりを発揮してくれます。絞り過ぎずに被写界深度の深いソリッドな描写が出来るのは、マイクロフォーサーズならではの大きな魅力なのですが、それも出来の良いレンズがあったればこそ。

気にされる方の多い、例の玉ボケ具合を見ますと・・・時間の都合で日中にテスト強行!

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/1600Sec. ASA64 36mm

隅のボケも大きくは変形はしていませんね。ちなみにF5.6程度に絞って試しますと・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F5.6 1/400Sec. ASA64 40mm

円形絞りのお陰か、かえって是位絞った方がキレイな玉っぽく見えるような気が・・・

円形・・・じゃなくて、遠景も試してみますか。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F8 1/250Sec. ASA64 34mm

暮にも見かけた豪華客船飛鳥II。まだ拘留・・・じゃない、繋留されていました。
細部に到るまでキッチリと描写してくれています。

今度は絞り開放の遠景。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/6400Sec. ASA200 40mm

画面奥のマリンタワーの鉄骨なんて、開放ながらなんとまぁ良く解像されています。

このレンズ、最短撮影距離0.2mとなかなかの優れモノなのですが、そうなると近接も楽しみたくなるってもんです。
まずは足元の奇妙な草(花?)にご登場願いまして。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F4 1/1000Sec. ASA200 40mm

開放から1段絞っています。被写体の形のせいもあるかも知れませんが、ちょっとだけワサワサしたボケ感でした。
で、ここから更に寄ってほぼ最短距離で。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F4 1/1250Sec. ASA200 40mm

マクロ専門レンズには流石におよびませんが、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROが手元にあればいつだってこれ位は寄れる!と云うのは頼もしい限りです。

ところで、微妙なピント合わせの際にMFに切り替える事もしばしばあるかと思いますが。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROはMFクラッチ機構を搭載しているので、AF/MFの切り替えはごくスムーズに行えます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

AF状態

先端のフォーカスリングを軽く手前に滑らせてあげると・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

大変スムーズに切替可能・・・ですが。

距離目盛が現れ、MFに切り替わります。フォーカスリングの操作感触も極めて上々・・・なのですが、このフォーカスリングの前後の動きがあまりに滑らか過ぎて、何時の間にやら予期せぬポジションになっていたりするのがちょっと気になりました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/40Sec. ASA320 40mm

こんなシチュエーションではボケ具合もずっと自然になりました。純白ではないって事もあるかも知れませんが、こちらも殆ど色収差を感じません。

ワイド端12mmと云うスペックは、室内撮影にも大変有効な画角です。
とは云うものの、ディストーションにはご注意を。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F5.6 1/160Sec. ASA800 12mm

天井の梁でなんとなく誤魔化していますが、歪みがファインダ越しに感じられました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F7.1 1/80Sec. ASA1000 12mm

意地悪なシチュエーションですが、タイルのパターンが面白い具合に変形しています。
上の写真は判りやすいような場所を選びましたが、アングルで誤魔化す工夫をしてあげれば、さほど気にならないかも知れません。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F7.1 1/100Sec. ASA800 13mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F5 1/80Sec. ASA800 12mm

歪みさえ誤魔化せれば、深い被写界深度と広い画角を存分に活かす事ができるでしょう。

ちょっと室内の小物を狙ってみます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F3.2 1/200SEC. ASA800 18mm

F3.2にしては結構被写界深度が深いとお感じの方、大正解です。
このM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、深度合成にもキッチリ対応していますので、手持ち深度合成を試してみた結果がこれです。

深度合成とは・・・続けざまに8枚、フォーカスポイントをずらしながら撮影してカメラ内で合成する、と云うある意味反則的な便利機能です。
例えば、違うカットですが1枚目がこれ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F3.2 1/100Sec. ASA800 23mm 中央より幾らか手前に合焦してスタート。

手前も奥もボケていますが、レリーズと同時にカメラ内で一気に8連写&合成開始。一呼吸おいた位で合成完成しまして・・・

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

周囲は切り捨てられます。寄り過ぎにご注意を。

合成完了です~!方眼のやや内側に被写体を配置して撮影すると、合成後にはこれ位のトリミングで済みます。
実際には素材となる8枚のピント移動幅の設定等にコツがありまして、なかなか思うように使いこなせてはいませんが・・・その辺の詳細はまた近日と云う事で。

日常的な範囲を十分にカバーし、見事な画質で防塵防滴、大口径。今回の組み合わせではAFも素早く、快適な撮影が楽しめました。
今となっては新製品とは云えないM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROですが、そのスペックは陳腐化とは程遠い見事なものと感じました。
きっと、あまり単焦点レンズを使わない方には「着けっぱなしレンズ」になるんじゃないでしょうか。

レモン社銀座店;松浦

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
レンズ構成:9群14枚(非球面EDレンズ1枚,非球面レンズ2枚、DSAレンズ1枚、EDレンズ2枚 HDレンズ1枚 HRレンズ2枚)
絞り構成:7枚羽根円形絞り
最短撮影距離:0.2m
寸法:φ69.9×84mm
フィルターサイズ:φ62mm
重量:382g
お問合せはレモン社又はナニワオンラインまで

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F6.3 1/500Sec. ASA64 32mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F2.8 1/400Sec. ASA400 21mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F6.3 1/640Sec. ASA400 18mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F7.1 1/1000Sec. ASA64 25mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F5 1/80Sec. ASA800 40mm

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

F5.6 1/40Sec. ASA800 24mm