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Monthly Archives: 11月 2016

鉄道模型入荷情報

 

 

今回入荷は委託品です。カツミ9750形のマレー式蒸気機関車です。
9750形は我が国の鉄道院時代の蒸気機関車で、ご覧のように0-6-6-0配置のテンダー機関車です。アメリカのアメリカンロコモティブ社と同じくアメリカのボールドウィン社とドイツのヘンシェル・ウント・ゾーン社から合計54両が1912年(明治45年)に到着しました。

マレー式蒸気機関車とは、二つの動力装置に分かれていて、一つは車体に固定され、もう一つは前部でカーブのとき首を振るようになっています。スイス人技師アナトール・マレーによる考案からこの名前が付けられました。

カツミ9750マレー

箱根越え等の急勾配が続く路線には使われましたが、構造が複雑で製造費が高く保守点検のコストがかかることから、日本ではこれ以降マレー型が出ることはなくなりました。

今回入荷の製品は、1970年代のカツミ製(初代9750)の三軸駆動のものです。かつてのプレミアムモデルで他に9750形では珊瑚模型が有名です。

カツミ9750マレー

今回の製品は、年代物ではありますが、プロの手でレストアされて、すっかり綺麗によみがえりました。
全塗装、ロッド他転がり調整、走行調整、フロントデッキ修正、バッファー、テンダー側カプラー(取寄せパーツ)等。

流麗なフォルムは鉄道模型ファンを魅了することでしょう。

カツミ9750マレー

商品番号 2111012033769  カツミ 9750マレー 
付属品 元箱(かなり傷んでいる)

委託品 ランクAB 税込¥70,000 

 お問い合わせはレモン社銀座店鉄道模型コーナーまたはナニワグループオンラインまで。

 

 

 

 

 

 

商品

商品レビュー:MS-OPTICS Perar 4.5/21

宮崎光学のペラール21mm/4.5の商品レビューです。これで第4弾になります。
超広角の21mmは広大な景色を一枚の写真に収めたり、強烈なデフォルメを楽しんだり。また、スナップで思いもよらない物まで写っていたりと、人間の通常の視覚を遥に超える画角が魅力のレンズです。
その反面、使い回しには慣れが必要かも知れません。

今回はライカM(typ240)を使って、有楽町方面を何時もの通りぶらっとしてのレビューです。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(1)

東京国際フォーラム

太陽が建物の右に位置しており画面中央上部がハイキーになっています。そんな中での左側の青空の描写に目がとまります。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(3)

アクリルへの写りこみは28mmと比較すると、光の取り込み量の違いか、やや甘く緩く感じます。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(4)

マゼンタかぶり発生

画面の左側にマゼンタかぶりが発生しました。カメラの液晶モニターでは確認できませんでしたが、PCで確認すると明らかでした。それを踏まえて二枚目を見ると二枚目の右側の光の反射にもマゼンタかぶりが写っています。

透過性の高い建物ですがガラスの影響でしょうか?気になりましたので、外で撮影をしました。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(5)

逆光でのマゼンタかぶり

MS-OPTICS Perar 4.5/21(6)

斜光でのマゼンタかぶり

MS-OPTICS Perar 4.5/21(7)

順光でのマゼンタかぶり

やはりどの方向でもマゼンタかぶりが発生しました。ボディをソニーのαシリーズに替えてテストを行いたいのですが、残念ながら使用できるボディがなく、今回は断念しましたが、ソニーαシリーズでのテストも行う予定にしました。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(8)

皇居

撮る写真全てでマゼンタかぶりが気になります。
大手門の文字にピントを合わせて撮ると、パンフォーカス気味ではありますが背景の空のボケは柔らかく、面白い味のあるレンズだと思います。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(13)

最短撮影距離時の背景ボケテスト(開放)

大手門の写真と同様の撮影方法ですが、窓枠で背景のボケ具合を確認頂けると思います。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(12)

暗部の描写テスト

MS-OPTICS Perar 4.5/21(14)

明暗比の大きい撮影条件でのテスト

MS-OPTICS Perar 4.5/21(11)

東京駅

明暗比の高い撮影条件での撮影を行いました。ハイライト部もシャドー部の描写もなかなかのもので、HDRの効果に慣れている方には物足りなさを感じるかも知れませんが、フィルム時代の写真からすればこれ程までに描写されていれば不満はないと思います。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(9)

周辺光量落ちテスト

上記写真は開放F4.5のものですが、全絞りで周辺考量落ちは解消しませんでした。現在のレンズとはそこが違います。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(10)

耐逆光テスト

上記写真も開放F4.5での撮影で、やはり全絞りでゴーストの発生を抑えることは出来ていません。

MS-OPTICS Perar 4.5/21(15)

ボケ味のテスト

最後は主題の文字の手前にピントを持ってきて全体的なボケの確認です。マゼンタかぶりを無視して見て下さい。後方のビルのボケは好みによりますが、いいボケだと思います。

【商品仕様】

  • 画角:90°(APS:70°)
  • 形式:前絞り3群3枚(トリプレット)
  • 絞り:10枚円形光彩絞り
  • フォーカス:85cm~無限(ミラーレス一眼:約50cm~無限)
  • 重さ:45g(セット:55g)

 

【使用感】
ボケ味はトリプレットらしい柔らかさがあり好感がもてるのですが、ライカM(typ240)使用時のマゼンタかぶりが致命的です。
※カメラのセンサーに小ゴミがありました。申し訳ございません

担当:いりえ